例え何度も、喧嘩してしまっても feat.渕脇紫乃
本日、30日は双子姫主人公、紫乃、姫野の
誕生日です!!
双子姫キャストは全員、こちらが
初公開となります!!
まずは紫乃からです!
おめでとう!
「紫乃ちゃんも姫野ちゃんも、二人とも可愛いわね。ほんと、そっくりすぎておばさん、どっちがどっちか分からなくなりそうだわ」
私達は、双子だ。
生まれてきた時から、ずっと、ずっと一緒だった。
どこに行くのも、何をするのも一緒。
周りからは違いがわからないと
間違えられることが多かった。
「紫乃、あなたはお姉ちゃんなのよ。ちゃんと片付けしなきゃダメでしょ」
ただ先に生まれただけなのに、
たった数秒の差だというのに。
それだけでお姉ちゃんになってしまった。
そんな運命が嫌で、嫌で、仕方なかった。
「ねえ、お姉ちゃん。おままごとしようよ! 姫野、お母さん役やるから、お姉ちゃんはお姉ちゃん役やって!」
純粋で、素朴な彼女の顔がまともに見れなくて、
目を逸らし続けて……
いつしか、双子であることに意味を感じなくなった。
誰も私を、渕脇紫乃として認めてくれない。
いっつも褒められて、かわいいとちやほやされるのは
妹ばかり……
「柴乃……ってことは、姉の方か。どうりで雰囲気違うと思った」
たった一度、その時に初めてあったと言うのにもかかわらず
彼―あの人だけは、一度たりとも
私を彼女と間違えることはなかったー……
姫野「お姉ちゃん、誕生日おめでと〜❤︎ はい、これは姫野からのプレゼントだよっ❤︎」
ずっと目を逸らしてきた。
妹の成長も、妹のやっていることも。
それでも彼女は今でも私を、お姉ちゃんと呼ぶ。
どんなに私があしらっても、どんなに私が嫌がっても。
紫乃「おめでとうって、あんたもでしょ。わざわざ用意してくれなくていいのに」
姫野「だってぇ、大好きなお姉ちゃんだもん❤︎ お姉ちゃんこそ、姫野へのプレゼント、後ろに隠してるの知ってるんだからね?」
紫乃「こ、これは自分用よ!!」
姫野「ええ〜? ほんとかなぁ?」
私達は、双子だ。
それはどうしようもなく、逃れられない運命。
でも、きっとこの関係は昔とは少し違う。
紫乃「ほら、みんなもう来てるから。そろそろ行くわよ。あ………ねえ、姫野」
姫野「ん? なぁに??」
紫乃「その………私の妹になってくれて………ありが……とう」
妹がいたから、彼女がいたから今の私がいる。
強くて、何事にも負けない芯の強さがあって。
私達を見つけてくれた、
かけがえのない人にも出会えてー……
姫野「こちらこそ、私のお姉ちゃんでいてくれてありがとうっ! お姉ちゃん❤︎」
今ならはっきりと言えるかもしれない。
あの頃とは少し、ううん、ひと味も違う
私達は、最強で最高の双子、なんだから。
fin
next character is Gemell☆★Princes someone……




