第5話意志の力とは
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
「加賀、意志の力って信じるか?」
(突然だな。信じるけど)
加賀と飛影が意志の力について会話している
「俺の能力が分かったんだ」
(能力が意志の力?心の強さってこと?)
「違う。心の強さを現実世界へと変換できるんだ」
(・・・・・殴るぞって気合入れたら、力強くなる感じの?)
「そうだ!」
飛影は力強く宣言する
「見ておけよ」
『高く飛ぶ高く飛ぶ高く飛ぶ』
(念が凄い)
「フ!!」
飛影が大きく足を曲げ、足を伸ばし、ジャンプする
「見たか!?これが意志の力だ!!」
「すごー!!めっちゃ飛べるじゃん!」
パチパチと加賀が手を叩く。自分の体で
(ぐぇ)
「お前!飛んでる途中に主導権を渡すな!!!」
加賀は華麗に着地する。飛んだ高さは3メートル程の高さであった
(この力は、、疲労が凄くてな、、精神的疲労が)
「そうなのか、、でも良いな。二人いるから一人行動不能でも動ける」
(・・・あ、それもそうだな。気づかなかった)
加賀その場でぴょんぴょんと跳ねながら、飛影との会話を続ける
加賀の表情は笑顔である
(何を考える?)
その笑顔の奥に考えていることを飛影は察知した
「高く飛ぼう。飛影よりも高く」
(お前!もうちょっと待てよ!!)
グッと足を曲げ、膝を地面に付け、大きく膝を伸ばし、高く空へと飛ぶ
「お、若干高く飛べた」
飛べた距離は4メートル程の高さ、飛影よりも1メートル高く飛べた
「おぇ、気分悪くなってきた」
(着地までは耐えろ)
すたっと地面へと着地し、そのまま崩れるように頬を地面に付ける
「あ、ヤバい。動悸が激しくなってきた」
(すまんが、俺も変われない。変わった所で同じ症状に襲われる)
「・・・姓!!!」
最後の力を振り絞り、恥もなく姓を呼ぶ
「大丈夫ですか!?」
こちらを目視した瞬間に、姓が凄まじい速度でこちらへと駆け寄ってくる
その時の風圧で少し寒さを感じた
「ごめん。後で説明する。ちょっと体を借りる」
「え?」
姓の体を引き寄せ、肩の上に頭を乗せる
「いやー土の上は辛くてね」
「いやあの、、積極的すぎませんか?体まで引っ付いていますよ」
珍しく姓が動揺している。それもそのはず、加賀の体と姓の体が密接に触れあっているのだ
姓の方から多少のスキンシップをすることはあるが、加賀の方からスキンシップすることは無いに等しい
故に、姓はとても驚き、動揺しているのだ
「すぅーーはぁーーすぅーーはぁーーー」
加賀はゆっくりと深呼吸している。精神的疲労は加賀の想像以上に重かった
「信じられないぐらい、、辛い。調子に乗りすぎたね」
「・・・大丈夫ですか?撫でましょうか?」
「それはいい。今撫でられたら、胃の中身が全部出る」
「やめておきます」
姓の手は空を舞い、どこに着地すれば良いのは分かっていない様だ
加賀はそれに気づいてはいる。が、辛すぎて特に何も言えていない
ーーーーーーーーーーーーーー
さて、この前提があるとして、加賀は今宵、10メートル以上飛んだ
ならば結果は
「加賀、大丈夫か?」
(主導権渡したら特に何もないな)
特に何も起こらなかった




