12、つまりは超進化
アマテラスAI
それは人類を新たに進化させるサポート
誰でも使える最新型はこちらから……
「流行りすぎ!!!」
広告に対してツクヨミはキレた。
「僕に許可取らずに世界に浸透しすぎ!」
「まぁツクヨミ君が優秀だったと言う事には違い無いですね」
「それは!……褒めてる?」
不思議な顔をした少年の頭を撫でる文也。アマテラスAIの熱弁を聞いていたら友情が育まれた様だ。
「すごいすごい 俺は頑張りを認めますから」
「そんな…!撫でなくても……!」
反応が面白くて、からかうのが好きな文也はツクヨミの事を気に入っていた。
「タツキは悔しくないの!?」
「どしたの落ち着け」
「あんなパッと出の属性過多男装メガネ少女に相棒を取られてるんだよ!?」
「相棒じゃねーし!」
否定はするけど内心穏やかじゃ無さそうなタツキ。それを心配するヒカネ。
「お前こそ ああいうのが好きなんじゃねぇのか?」
「それは好きだけど!今はタツキのことが心配!」
そう言ってから文也とツクヨミの方を見る。すぐ視線を戻すかと思いきや、中々戻らない。
「……おーい……おい!!!」
「しまった!」
「何がしまったんだよ……」
「うぅ……そうだ!そんな時こそ相談のプロに聞こう!」
「そんなの居たっけ?」
「『カイン』先生だよ!保健室の先生!」
「あー……」
納得したような、出来ないようなで口を開けながら頭を揺らすタツキ。それを無理やり引っ張り、保健室に連れて行かれるのだった。
「アマテラスAIってすげぇ…」
「カイン先生!暇だよね!!」
勢いよく保健室の扉を開けると、何かに感銘を受けていたカイン先生が居た。
「新たな生命の誕生にようこそ!」
机の上には三体の「小型アンドロイド」が置かれている。
「これ知ってる 三体の中から一体を選ぶ奴だろ博士?」
「誰が博士だ」
タツキのボケに冷静を取り戻すカイン。
「全部ワシのじゃ」
冷静と取り戻せていないカイン。
「でも何なんですかコレ?」
「よくぞ聞いてくれた コイツらは『サンサルタント』と名付ける!」
目、口、耳に特徴を持つアンドロイド達。
彼らもまた、「救済」をしてくれる存在として活躍してくれる事になる。




