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幽霊ちゃんとの怪奇な日常。  作者: くろのくん
第2章 大学編
25/202

顔文字

ハルカ&ふーちゃんと別れた後、俺たちは淡々と午後の授業を消化し家路についた。

うちのアホ霊2匹はまったく気にしていないようだが(というかもう忘れてそう)、俺は少なからずあの怪しげな研究会のことが、気になって頭から離れなかった。部長と呼ばれていた男はともかく、危険なのはあの恐ろしく美人な女の方だ。『入部させるために襲うかも』と冗談めかして言っていたが、あれは恐らく冗談ではなく、本当に実行する雰囲気だった。


「はぁ、俺の平和な大学生活はどうなるんだ・・・」


「平和って・・・ぼっちだっただけじゃん。」


「幽霊てめー、晩飯抜きにするぞ。」


ごめんなさーい、と棒読みで返す幽霊。


「それにしても、ご主人様。今日の超常現象研究会とかいう奴ら・・・気になりますね。」


お、悪霊はちゃんと今日のことを考えていたのか。少し感心したぞ。


「幽霊はともかく、この最強霊力の私を差し置いて、あのいけ好かないふーちゃんの方が強いだなんて・・・納得できないのです!!」


駄目だこりゃ。やはりこいつらは頼りにならない。今後はふーちゃんと連携を密にとっていかないとな。


__________


「お疲れさまでしたー。それじゃあ、お先に失礼します。」


大学から家に戻り、そこから夕方~深夜のバイトを終え家路につく。そのまま家に帰ろうかと思ったが、うちの霊たちはどうせまだ起きてるだろう。家に帰ってもゆっくりできそうにないので、駅前の漫画喫茶で適当に時間をつぶすことにした。


ピロリン♪


ドリンクと漫画を片手に個室に入った時、携帯がメッセージの受け取りを知らせる。こんな時間に誰だ?というか、普段からぼっちの俺にバイト先以外の誰かから連絡が来ることはほとんどといっていいほど無い。というか、全く無い。


『夜遅くにごめんなさい。ハルカの憑き霊だよっ(*'▽')ふぅって呼んでね!(*'ω'*)今はハルカの携帯使ってます!今お話ししても大丈夫…??(。´・ω・)』


あぁ、そういや今日ハルカと連絡先交換してたんだっけ。ハルカの憑き霊ってことは、あのふーちゃんと呼ばれてた霊か。・・・・リアルとキャラ変わりすぎだろ!もっとこう、クールで物静かなキャラじゃなかったか?それになんだこの顔文字は。


『あ、どうも今晩は。大丈夫ですよ』


『(人''▽`)ありがとう☆』


なんだか出会い系詐欺メールの相手と会話してる気分になってくる。


『今日は大変だったね(ノД`)・゜・。あの変な人たち怖かったよぉ(>_<)』


いやいや、終始あいつらのこと睨んでたでしょ・・・。


『でもハルカと同じ霊を憑けてる人と知り合えて良かったです( *´艸`)これからもいっぱいメールしようね('ω')ノ』


えっ、今後もこのキャラでメールしてくるつもりなのか。主人のハルカが知ったらどんな顔するのだろう。


『そうですね。こちらこそよろしくお願いします。』


あの黒いセーラー服姿の霊、ふーちゃん。リアルでは無表情キャラなのに、こんなキャラだったとは。今度から顔合わせづらいな・・・。






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