↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/14

第二話 異世界の町ファーベル編

 ザッザッザ

俺は今このチビトカゲの家まで案内してもらっている。


 チビトカゲの話によると、元々は俺と同じ人間で同じ世界の人間として生活していたらしい。


 ある日交通事故にあい、気がついたらこの世界にいてチビトカゲの姿になっていてたようだ。


 それからは暗い夜を一人で過ごしたり、凶暴な動物から逃げながら今日まで生き延びてきたそうだ。


 人間だった時の記憶は事故の影響なのかほとんど失っており名前や年齢なども分からないようだ。

たぶん年齢は5歳ぐらいだろう。


 おそらくだが死んだ時に何らかの原因でこのチビトカゲの姿に憑依したのだろう。

その原因が分かればもしかしたら元の世界に戻れないにしてもヒントくらいは得られるかもしれない。


 「着いたよ。」


 そうこう言っているうちに家に到着したようだ。


 家は自然にできた洞窟だった。

中は真っ暗だったがチビトカゲは素早く奥へと向かっていった。

これも慣れというものだろうか…


 恐る恐る中に入ると奥の方で灯りがつくのが見えた。

そこまで行くとチビトカゲの姿が見えた。


 中は意外と広く、どこからか拾ってきたのかナイフや服、硬貨などさまざまな物が置かれていた。


 「すごいでしょ、ひはこのつえでつけたんだよ。」


 そう言ってチビトカゲは杖を見せびらかしてきた。


 スイッチのようなものがあったので押してみると火がボッと出た。

便利な物もあるものだ。


 ここに来るまでに相当腹が減ったので何か食べ物が無いか聞いてみると袋の中からパンと干し肉、水筒を取り出した。

さっきの杖といい、ここにあるものどこから取ってきたんだ…


 まぁそのおかげで俺が空腹に苦しむことも無いので、あまり気にしないことにしよう。


 そんな気持ちで飯を食べていると、ふいにチビトカゲが話しかけてきた。


 「そうだ、ぼくのなまえきめてくれない?ちゃんとしたなまえでよばれたいから。」


 ほんとに急だなぁ、まぁずっとチビトカゲで呼ぶのもあれだし、けど急に言われてもなあ…


 「まぁ後で考えておくよ、それより事故にあう直前とか姿が変わった直後とかに何か変わったこととかなかったか?」


 「えっ?うーん、でもかわったことはなかったとおもうよ、このすがたにかわったときはすごいばしょにいたけど。」


 「凄い場所?」


 「すごくたかいところをとんでたおおきなドラゴンのうえにのってたんだ、それでのってるうちにそこからおちちゃって。」


 ドラゴン!?ここにはそんなバケモノまでいるのかよ。

こいつってそのドラゴンの子供とかじゃねぇだろうな。


 それにしてもよくそんな高い場所から落ちて平気だったな…


 「………フォード」


 「えっ?」


 「名前だよ、お前名前が欲しかったんだろ?それじゃ不満か?」


 「…ううん、それがいい!かっこいいし、ありがとうおじさん!」


 「俺はおじさんじゃない、川瀬 明だ。これからは明って呼べ。」


 「ありがとうあきらおじさん!」


 だからおじさんじゃないっての。


 名前はさっきのドラゴンから落ちたっていう話から落ちるを英語のfallにしてそれをドラゴンと組み合わせただけなんだけどな。


 それを聞くとちょっとかっこ悪いがまぁどうせ分からないだろうし、教える必要もないだろう。


 さて、明日は町までフォードに案内してもらうために今日は早く寝るとするか。








 ここにある物ももらって…

ご視聴いただきありがとうございます。これからも不定期で投稿しようと思います。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。