1章 12初めての依頼
テストから一週間がたった。今僕は小鳥と一緒に部室にいる。小鳥は本を読んでいて、僕はっパソコンをいじってる。なんか僕、この部活が何なのか分からなくなってきました。全然依頼は来ないし、先生も来ないし。一週間ずっとこんな感じだよ。あー暇。なんか隕石でも降ってこないかなーと考えていると、突然、部室の扉がノックされた。これは、もしや初めての依頼かもしれない。小鳥も本を片付けていた。
「はい、どうぞー」
「失礼する」
なんだ、影裏先生か。
「何だとはなんだ。せっかく依頼を持ってきてやったのに」
「え、依頼ですか。いや、先生が様子でも見に来たのかと、、」
小鳥は依頼と聞いて少し嬉しそうだ。可愛い。
「では、今回の依頼は警察からだ。」
「え」
「ん?」
け、警察ぅ~
「別に、十年前は警察からの依頼なんてしょっちゅうあったぞ。」
なんか、物騒だな。でも、警察と聞いても小鳥は相変わらず楽しそうだ。可愛い。
「要するは協力要請だ。”図書館裏の廃ビルにて、刃物を所持した強盗が人質を連れて立てこもり中”だそうだ。よし、じゃあ行くか。」
「え?!ノリ軽くないですか?!」
「ふあ~。でも、面白そうじゃん?、、、ねむ、、、」
大丈夫かこれ、、、
車に揺られて五分。現場についてみると、パトカーがたくさんいた。先生は、刑事さんと知り合いらしく、何か話すと、すぐに向かい入れてくれた。
どうやら犯人は6人組で屋上にいるようだ。さて、どうしたものか。
「ふぁ~。刑事さん、このビル、くずしてもだいじょう崩してもだいじょうぶ?」
「え、うん。周りに被害が出ないなら全然いいよ。」
え。いいの。そして、小鳥は何する気なの?
「ふぁ~、、、、みんな下がってって。部長ちゃんと見ててね、これが僕の能力。」
その瞬間、大地が揺れた。否、ビルが崩れた。それはもう、ものすごい音を立てて崩れ落ちた。でも、犯人も人質も全員無事だった。僕が呆然としていると、警察の皆さんが犯人たちを拘束し始めた。とりあえず、一件落着したみたいだ。
小鳥はこっちを向いて、
「僕は、振動を与えて物を壊すことが出来るんだ。」
と、笑顔で言った。
その後のことはあまり覚えていない。目の前の光景に驚いてしまった。ビルはホント、粉々って感じだった。
<後日談>
僕は今日も部室でパソコンをいじっている。小鳥も本を読んでいる。前の警察の一件で、小鳥の能力が分かったが、あれはもう反則でしょ。ビル崩したんだよ。やべえよ。
今度来る依頼はどんなんだろう。何なら来なくてもいいのになー。
この作品は終わりではありませんが、少しお休みします。気が向いたら、また続きを書こうと思ってます。それまで、違うジャンルでも書いてみようかなと、思ってたり、思ってなかったり。




