校門
「それでさ、貴方が先週言ってた "すごいこと" って何?何をするつもりなの?」
「" すごいことするから見ててよー "って言ってたヤツ」
『ああ、私、そんなことも言ってたっけな…』
『まぁ、秘密かな』
「そうやって勿体ぶられると余計に気になるんだけど、どうする?」
「貴方がッ」
「泣くまで」
「殴るのをやめないッ!」
「…を、やるわよ?」
『こわ』
「それで、教えてくれるの?教えてくれないの?」
『うーん……』
『教えたところで止められそうだし、言わない方がまだマシな気がするな……』
「へえ、結構度胸あるわね」
『まぁ、今日の終わりまでには教えてあげるから、それで勘弁してくれよね』
『きっと、後悔はさせないから、さ』
「" 終わり "?」
「変な事言うのね」
「私たちに終わりなんて無いじゃない」
『…………』
『ンフフ』
「何よその返事……まぁ良いわ、折角だから楽しみにしておいてあげる。」
「で、この学校を爆破させるとか企んでるの?」
『I'm ンフフbot.』
「oh」
「何よ、それ」
『先週も同じリアクションしてたな』
『もっと語彙力のリアクション版、的なやつは無いのかい?』
「そのセリフ、先週も言ってたような気がするわよ」
『そんなぁ……』
「……結局さ、どこまで行っても私たちは変われないのよ。」
「代われないのよ。」
「替われないのよ。」
『そんなことは……』
『ないと思うな』
『そんな虚無、私には耐えられないな』
「…現にピンピンしてる貴方に言われても、ねぇ」
『…………』
『まぁ、ここで悲観してもしょうがないし』
『僻んでいてもしょうがないし』
「黄ばんでいる髪の貴方に言われてもしょうがないし」
『まだそれ言ってんのかよ……』
『いい加減行かない?』
「まぁ、そうね」
「そろそろ雨が降りだす時間だし……」
『うん』




