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||: 通学路

「おーい、そろそろ起きませんかー」

「今週も遅刻しちゃうよー」




『……うるさ…』


「おおおおおいい」




『……』

『目を開けると、そこには黒髪の大人しそうで中身は口うるさい、糸目に眼鏡をした少女が私を見下ろしていた。糸目に眼鏡って、付けている意味無いんじゃねぇの、とか思いながら私はゆっくりと立ち上がった…』



「ナレーションどうも。全部口に出ているわよ。」


『気のせいだと思うな』


「気のせいにしてはかなり印象的な悪口だったような…」

「まあ、印象的と言っても34点くらいの一番面白くないタイプの赤点回避だけど。」


『点数ひっくいなぁ……結構時間かけて考えてあげたのに』


「私の気のせいじゃないみたいね」


『うざ』




「と、目の前のカーテンの黄ばみ色の髪に、降水確率70パーセントの空の色のような目の色をした、平安時代ならとてもモテていたであろう顔立ち少女は悪態をついたのだった……」


『おうおう。ナレーションどうも。』

『これは流石に満点だ。君は人を傷つけるのがえらい上手ですわねェ』

『私そんな言葉選びができるほど脳内辞書は角張ってないですわ……』


「うざ」




『そんなどうでもいい話は置いておいて、さっさと学校に行こうよ。遅刻しちゃうよ?』


「さっきまで寝てたのは誰だっけ?」


『先週、同じように寝てて遅刻しかけた原因作った奴誰だっけ?』


「……?それも貴方でしょ?」

「いや、本当に」



『あれ…そうだったっけ』

『先週……』

『あんまり思い出せないや。』



「まあ、とりあえず行きましょう?」




『そうね……』

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