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你惨淡として眠るが如し
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ー
「さよなら」を言ったつもりはない
けれど君にはそう聞こえたのだろうか
音沙汰なくて止まってる
「おやすみ」についた既読を眺めてる
スルーするのは嫌いって言ってたのに
君らしくなくて見つめてる
無力だ
コンビニで
君が美味しいって言ってた紅茶を買おうと思ったら
新フレーバーに退けられていなくなってた
話しかけた店員さんがやけに親切で
目を見つめていたら動揺してて
いけそうだと思った
馬鹿みたいだ
「さよなら」を言わせるつもりはない
けれど君はそうしたいと思っているのだろうか
音沙汰なくてズレていく
「おやすみ」の時点から遠ざかる
スルースルって?って言ったら笑ってたのに
君がいなきゃ
つまらないダジャレも寒いだけだ
俺がいたっていつも寒いよって
君の声が聞こえないや
ー
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