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白馬の王子様と7つの冒険  作者: アシカ
冒険の始まり
13/16

【2つの月と2つの太陽】

二人共どこに行けばいいのかを、分かっていた。知っていた。

そこに向かうときに、会話はなかった。

喋ったらいけない気がした。

無言で歩き「一人では開かずの扉」前につく。

背後からそっとわたしの左手に彼の左手が重なる。

そして、ノブを引いてみる。さっきはまるっきり動かなかったのに動いた。

かれの鼓動が聞こえる。

そしてここで声に出して彼は言った。

「もし、この世にエロスを呑み込んだ愛が存在するのであれば、それはいまかもしれない」

わたしは、答えることができなかった。

そういって、扉を開いた。

次の瞬間、真っ黒になって吸い込まれた。


*中道

中は黒い暗い道が続いていた。二人は手を握って進んでいた。

その道には、星が散りばめられ奥へ奥へ行く。

トンネルのようでもあった。

前を見ろ、前だけを見ろ。

しばらく進むと2つの扉があった。

一つには、月の絵。

もう一つには、太陽の絵が描かれていた。

自分がどっちの扉へいくか知っていた。

彼と会話は一切ない。

無言のまま手を離し、扉をあけ中に入る。

中に入ると、扉が勝手に閉まった。


**月と月

私は、海辺にいた。月光に照らされた。ムーンライトとでも呼ぼう。

右の水平線を見た。赤い月は半分隠れていた。

左の水平線も見た。青い月が半分隠れていた。

赤と青の2つの月があった。

急に「何をしていいのか?人はいるのか?生物はいるのか?」

たくさんの疑問が生まれた。

しかし、私はそこを動きたくなかった。

月をそこで見ることにした。

赤い月は、徐々に水辺線に沈んでいく。

青い月は、徐々に水平線を昇っていく。

完全に赤い月が消えたときだった。

海面に赤ちゃんがいる。

お母さんらしい人影はいない。

そっと抱き寄せる。

赤ちゃんは眠っていた。


**太陽と太陽

ぼくは、山辺にいた。太陽に照らされた。サンライトとでも呼ぼう。

右の水平線を見た。青い太陽は半分隠れていた。

左の水平線も見た。赤い太陽が半分隠れていた。

青と赤の2つの太陽があった。

急に「何をしていいのか?人はいるのか?生物はいるのか?」

たくさんの疑問が生まれた。

しかし、私はそこを動きたくなかった。

太陽をそこで見ることにした。

青い太陽は、徐々に雲平線に沈んでいく。

赤い太陽は、徐々に雲平線を昇っていく。

完全に青い月が消えたときだった。

山頂に赤ちゃんがいる。

お母さんらしい人影は無い。

そっと抱き寄せる。

赤ちゃんは眠っていた。


**月と月

パニックになる状況に置かれている。

しかし、なぜか私は落ち着いていた。

この赤ちゃんを育てればいいのだろうか?

それとも、人を探せば良いのだろうか?

赤ちゃんを持ちながら探せば良いのか?

頭で考えても、解決しないと分かったからだ。

わたしは、海と砂浜しかない世界を赤ちゃんを持ちながら歩くことにした。

ただただ呼吸をしてあるき続ける。

足に疲れがきた。おそらく1時間くらい歩いただろう。

景色がまったく変わらない。

赤ちゃんの顔を見てみる。

すやすや寝っぱなしだ。

何も変わっていない。

歩いても好転しないので座り込む。

上を見上げてみる。

青い月のはずが赤い月に変わっていた。

いったい、わたしはどうすればいいのだろうか?

答えを知っているのであれば、誰か教えてほしい。



**太陽と太陽

パニックになる状況に置かれている。

しかし、なぜか私は落ち着いていた。

この赤ちゃんを育てればいいのだろうか?

それとも、人を探せば良いのだろうか?

赤ちゃんを持ちながら探せば良いのか?

頭で考えても、解決しないと分かったからだ。

わたしは、山と雲しかない世界を赤ちゃんを持ちながら歩くことにした。

ただただ呼吸をして歩き続ける。

足に疲れがきた。おそらく1時間くらい歩いただろう。

景色がまったく変わらない。

赤ちゃんの顔を見てみる。

すやすや寝っぱなしだ。

何も変わっていない。

歩いても好転しないので座り込む。

上を見上げてみる。

赤い太陽のはずが青い太陽に変わっていた。

いったい、わたしはどうすればいいのだろうか?

答えを知っているのであれば、誰か教えてほしい。


**月と月

どれだけの月日が経ったのだろう。

赤い月は、徐々に水辺線に沈んでいく。

海と砂浜に座り込む。

永遠の時と空間が続くように思えた。

変化がない、赤と青の月が繰り返し昇りは沈み、沈んでは昇る。

沈んでは昇り、昇っては沈む。

その繰り返しが続くのだろうと思った。

私は赤ちゃんを元いた海面に戻した。

赤ちゃんは眠ったままだった。


**太陽と太陽

どれだけの月日が経ったのだろう。

青い太陽は、徐々に水辺線に沈んでいく。

山辺に座り込む。

永遠の時と空間が続くように思えた。

変化がない、青と赤の太陽が繰り返し沈んでは昇り、昇っては沈む。

昇りは沈み、沈んでは昇る。

その繰り返しが続くのだろうと思った。

私は赤ちゃんを元いた山頂に戻した。

赤ちゃんは眠ったままだった。


**月と月

言葉を無くしていた

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・


**太陽と太陽

言葉を無くしていた

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・


**月と月

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・


**太陽と太陽

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・


**月と月

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・

ふと、リングに目が入る


**太陽と太陽

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・

ふと、リングに目が入る


**月と月

青い月が半分と赤い月が半分。

一区切りしようとしたとき彼の存在に気がついた。


**太陽と太陽

赤い太陽が半分と青い月が半分。

一区切りしようとしたとき彼女の存在に気がついた。


*月と太陽

水平線・雲平線をみる。

月と太陽になっていた。

そして、彼がいた。彼女がいた。

語ることをお互いしない。

月は沈み太陽となった。

海が蒸発し、山ができ野原になり生き物がいた。

太陽が沈み月となった。

山は沈み、海ができサンゴ礁になり生き物がいた。

太陽と月が昇った。

山もでき海もでき、野原になりサンゴ礁になり生き物がいた。

月と太陽が沈んだ。

山も海もなくなった。


*中庸

黒い暗い道が続いていた、二人は手を握っていた。

その道には、星が散りばめられ奥へ奥へ行く。

トンネルのようでもあった。

振り返るな。振り返るな。

しばらく進むと1つの扉があった。

彼と会話は一切ない。

「一人では開かずの扉」だ。

背後からそっとわたしの左手に彼の左手が重なる。ノブを引く。

ここで彼が声を出した。

「もし、この世にエロスを呑み込んだ愛が存在するのであれば、それはいまかもしれない」

私も声を出した「もし、この世にエロスを呑み込めない愛があるならば、どうなるのかしら?」

そう言い終えると、扉が開いた。


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