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ピュア & フィア第5回:物語の後半(上)

## イントロダクション

ここは災厄によって発展した街『トーキョーN◎VA』

かつて強大だった国は氷の下に沈み、企業が国を運営する未来。

日本は物理的・霊的に鎖国し、出島機関として解放された『トーキョーN◎VA』は世界経済の反映と衰退の中心に君臨していた。


ここに住んでいる全市民は、ありとあらゆる情報がネットワーク上で管理されている。

顔認識システム、GPS、社会保険番号……N◎VAに存在するありとあらゆるシステムが組み合わさった結果、

私は計画犯罪に遭遇する人物【対象者】を予測する事に成功した。


それが被害者なのか加害者なのか判断できないし、身体が不自由な私「オート」では事件を未然に防げない。私の代わりに奔走してくれる者達が必要だ。


では、彼らを紹介しよう。

ST:さて、飲み物の補充とかは大丈夫かな? ここからストーリーの後半となります。

篤司:たまには、何かCMらしい事を言ってみるのはどうでしょ?

フレーバー:ハヤカワ文庫FTの○○○○ランドみたいに作中アイテムの架空広告入れる?

ST:○O3のトレーラーを見たら、民間軍事会社のあれ的なリプレイを掲載したいので二次創作受付をど(ry

ふたり共:それは、願望!!


- ただいま、STが説教を受けております。 -


フレーバー:……まったく。

ST:気を取り直して、ここからストーリー後半です。ちょっと、ルール追加分のおさらいをします。


--------------------------------------------------------


>> ST側

+ STは判定を行わない(対決と判定結果序列表は使わない)

+ 【対象者】もしくは【黒幕】のスタイルは同じ。PC達と同じく『得意な技能』『不得意な技能』、それ以外の1つに割り振る。スタイルを割り振る

+ 神業の発動条件は【正の道徳値】【負の道徳値】どちらかが0ではなくなったら。

+ 【正の道徳値】が0でなくなったら『得意な技能』を割り当てたスタイルの神業を「ストーリーの前半」もしくは「ストーリーの後半」に使用できる。

+ 【負の道徳値】が0でなくなったら『不得意な技能』を割り当てたスタイルの神業を「ストーリーの前半」もしくは「ストーリーの後半」に使用できる。

+ 神業の使用制限としては、「ストーリーの前半」もしくは「ストーリーの後半」で1回。クライマックスで2回


>> プレイヤー側

+ ロールプレイをした場合のボーナスは、判定時に山札から引ける枚数が1枚増える。

+ 各キャラクターの舞台裏判定は「ストーリーの前半」でどちらかが1回、「ストーリーの後半」で残りの1人が1回の合計2回できる。判定に成功すると

 クライマックス時に【対象者】もしくは【黒幕】の神業使用回数が1回減る

+ 舞台裏判定では【正の道徳値】【負の道徳値】の変動は無いが、成否による《有利》《不利》の付与は発生する。


>> ヒーローポイント(判定時にヒーローポイントを使う場合、ロールプレイボーナスは適用されない)

- 【有利】はイベントを無事に達成できたら1つ配布されます。2つの能力のうちどちらかを使えます。

①行動判定の方法が「手札から2枚、山札から3枚出す」に変更されます。

②【有利】を使ったキャラクターの神業、または共用の神業を1回だけ発動できます。


- 【不利】はイベント達成に失敗したり、<LOCATION>のルールに従わなかった際は判定終了後に1つ配布されます。

このヒーローポイントは配布されてから次に行動判定を行うプレイヤーに必ず適用されます。

行動判定の方法が「手札をすべて捨て、山札から2枚出す」に変更されます。 -


--------------------------------------------------------


ST:こんな感じです。後々確認して、ヒーローポイントを使った行動判定を改訂しました。後手に回ってしまってスイマセン。

ふたり共:はーい。

篤司:しかし、舞台裏判定が分割されているとは思いもしやせんでしたね。道徳値が変動しないのはありがたいですが……

フレーバー:舞台裏判定の成功も考えてカードを切らないと、神業の使用回数を確保できなくなるね。

ST:その通り。神業の発動は前回のように、使用可能ならどのタイミングでもどうぞ。

篤司:前回は《買収(エム アンド エー)》で、最後に鉄砲玉となって壊滅させたはずの組織がこぞって登場しやしたね。

フレーバー:《脱出(エクソダス)》で思わず逃げちゃったけど、《電脳神(デウス・エクス・マキナ)》で打ち消しちゃった方が良かったよね?

篤司:いや、打ち消し系は最後まで取っておきやしょう。こちらの相手は組織じゃなくて、【対象者】もしくは【黒幕】ですから。

フレーバー:【対象者】と言えば、【負の道徳値】が3だよね? 

篤司:出来れば、未成年を悪墜ちさせたくない!

ST:果たして思惑通りになるのか、次のイベントが発生する場所を決めましょう。……これかな?


- STは[<KEYPERSON>教師 / <LOCATION>埠頭の倉庫]のカードを場に出します -


ST:N◎VAアサクサを南下してスラムの方へ逃亡中ってところでしょうね。

篤司:【対象者】と接触しようと試みた、武装した連中も忘れないようにしないと。

フレーバー:大混戦だね。

ST:次は、発生するイベントを……。


- STはイベントカードを引いて、サイコロを1つ振ります -

挿絵(By みてみん)


ST:「対象者のために犯罪へ手を貸すことになってしまった」おっと、面白いイベントが来ましたね。

ふたり共:いやいやいやいや(笑)

篤司:また、<DRIVING>と<SOCIAL>の判定。

フレーバー:「物語の前半」は私が最初に判定したから、今回はニッシーから!?

篤司:正直、手札がピンチすぎっすね。しかも、このイベント。判定に成功したら増えるのは【負の道徳値】なんすよ。

フレーバー:神業を使っちゃったのは軽卒だったかな?

篤司:うーむ(悩)。

ST:では、どう物語を進めるか悩んでいる間にこちらで物語を繋ぎましょうか。



### 物語の後半

◆シーンタロット:エグゼグ / 運命

●シーンプレイヤー:西前 篤司


ST:君たちはフレーバーが乗って来た「ユニバース・ラウンジ」の店舗型ヴィーグルが多脚型に変形して、建物の屋根伝いに襲撃の窮地から一度は脱出しました。しかし、相手も追随してきます。

フレーバー;そういえば、ハーフエクリプスがいたんだっけ。残りのスタイルはレッガーとニューロかな? 「ちょっと、ニッシー! あいつらしつこいよ!?」

篤司:「あんなに骨太なヤツらとは思いもしやせんでしたけどね」

ST(?):「それだけではないぞ、ヤツらは思わぬ商品を提供としてくれた」と外見とは似つかわしくない大人な声が、【対象者】高野 和弥君から聞こえてくる。

篤司:なんだと!? 「どちらさんですかい?」演出で右腕をガトリングへ変形させる。

フレーバー:「ちょっと、ニッシー!? 中で撃たないでよ!」 いくら【負の道徳値】が高いからって多重人格?

ST(?):「そこのレディの言う通り。ここで共倒れするわけにはいかないだろう?」 篤司のガトリングを払いのけるような仕草をします。

ST(?):「この身体は間借りしているだけなんだから、傷を付けないように」彼が少し襟元を開くと、胸のところにクロームの金属球を中央に設置した何かの装置が付いているように見えます。

篤司:……そうか、【対象者】高野 和弥君は全身義体か!? 胸の装置で義体本来の持ち主を封じ込めて、乗っ取ってるのかもしれやせんねぇ。

フレーバー:あれって、確かハッキング不可能なんじゃなかった? それは、前の版か。

篤司:確か、今作から裕福層じゃなくて貧民層をターゲットにし始めたので、セキュリティのボロとかはいくらでもありそうな気がしやす。

フレーバー:全身義体ルールは好きだったんだけどなぁ。 しぶしぶ、腕をもとの状態へ戻しやす。

篤司:「お前さんの目的を聞きやしょう」

ST(?):「君たちがスラムの方へ逃げてくれているのは、大変にありがたい。この場所まで行って降ろしてくれないかな?」 と、フレーバーのポケットロンにスラム街の先にある埠頭の倉庫がマーキングされた地図が転送される。

篤司:「自分で呼び寄せた観客と一緒にすか?」と、車内から見える追手を指差す。

ST(?):「なに、思わぬ商品を提供してくれたから……君という商品を使って丁重におもてなしをしてあげるまでさ」

篤司:悪落ちが確定していないのに、すでに悪墜ちしてるようなもんじゃないですかい?(笑)

フレーバー:追手を振り切りつつ、この誰だか知らないヤツの素性を暴くのが「物語の後半」になりそうだね。

ST(?):「それと、自販機を見かけたらこのポケットロンの電子マネーを使ってください。怠るとこの子供の命は……」

フレーバー:「人質ってわけ?」

ST(?):「まぁ、あなた達には他人の命かもしれませんが」

篤司:「この外道が……」

ST(?):「お好きなように吠えていただいて構いませんよ」と篤司にポケットロンを渡します。

篤司:くそぉ、キャラクターの焦りが手札に反映されているような気になりやすね。すいません、フレーバー。最初に謝っておきやす。


- 篤司は<SOCIAL>「高級ホテルのフロア全体を貸し切る」を使うと宣言して、場にカードを出しました -

挿絵(By みてみん)


ST:おや、<LOCATION>に指定されている技能とは違いますね。

篤司:すいやせん。<DRIVING>はもう無いっす!

フレーバー:だ、ダメだ! ニッシーのカード運が悪すぎる(笑)!!

ST:では、<LOCATION>に指定されている技能と違う技能で初回の判定を行うため、判定後に君たちへ【不利】をあげます。

フレーバー:私の舞台裏判定が影響を受けるのかぁ。 ニッシー、後で覚えておけよ!

篤司:故意にやっているわけじゃございやせんよ。

ST:では、篤司はロールプレイ後に判定をどうぞ。

篤司:追手を牽制しつつ、過ぎ去る景色に視線をやったときに妙案を思い付いた。……いや、正確には思い出したのだけど。フレーバーに指定した場所の地下にヴィーグルを止めるように頼んだ。

「ここは、まだ組があった時代の隠れ家兼トラップだった場所でしてね。ホテル業の方が廃業になったら使おうって思っていやした」閉鎖されたホテルの地下駐車場で、駐車用ロックに偽装させた装置の電源を入れる。配線を繋ぐ間、【対象者】と呼んでいた奇妙な同乗者の事が頭をよぎった。ヤツらに告げ口してくれなければ良いのだが……。

篤司:高級ホテルは今の場所的に合わなそうなので、廃墟のホテルと変更しやした。

ST:OKです。ロールプレイのボーナスをどうぞ。

フレーバー:判定はどうするの?【有利】と【正の道徳値】のどっちを優先するつもり?

篤司:今回は、【正の道徳値】を優先しやしょう。山札から2枚出し、手札から1枚出しで。


- 篤司は山札からダイヤの10とスペードのkを引き、手札からハートの4を出しました。その後で1枚補充します -


篤司:……。

フレーバー:ニッシー、<SOCIAL>のスート何だっけ?

篤司:……ダイヤでございやす。

フレーバー:……。

ST:……。

篤司:……。

フレーバー:ちょっと! 成功しちゃってるじゃん!?(笑)

ST:面白い事になってきましたねぇ。これで【対象者】高野 和弥君の【負の道徳値】が5点になりました。

篤司:こ、これはもう巻き返せませんね(苦笑)

ST:手持ちのカードはチグハグなのに、まさか山札で引き当ててくるなんて。

篤司:と、とりあえず、追手達は閉鎖されたホテルのトラップに引っかかり、自分たちがホテルの中程にある大きなフロアに隠れていると勘違いしました。欺瞞信号とホログラムは無事に役に立ってくれやしたね。

フレーバー:この【対象者】が妨害するかと思ったけど、そういえば今のところ神業打てないんだよね?

ST:そうです。こんな展開なら神業残しておけば良かったですね。

フレーバー:私もシーン最初にそう思った。

篤司:それで、追手のほとんどがフロアに群がったところでスイッチを押しやすよ。ドカーーーン!!

フレーバー:ニューロ(すごーい)! まぁ、あのハーフエクリプスは健在そう……。



### 物語の後半(舞台裏判定)

ST:舞台裏判定は、今回のストーリではこれが最後です。やる事は通常のトーキョーN◎VAと変わらず、シーンに登場していなかったキャラクターが買い物だったり情報収集することができます。

フレーバー:クルードルールだから、買い物はないよね(笑)

ST:そういえば、そうですね。今回の判定は【不利】があるのでフレーバーは、この効果を受けてもらいます。

フレーバー:あれ、ST。もし今回失敗してイベントに失敗した場合ってさ?

ST:もちろん【不利】を上げますよ。

フレーバー:それって、2回連続【不利】の効果を受けるの確定してるに等しいじゃん!? 私、ニッシーみたいに山引き運ないよ。

篤司:す、すいやせん。

ST:イベント達成条件は「物語の前半」に引き続いてます。

フレーバー:<HACKING>はニッシーが成功させたんだよね。このイベントを共有してるってことは、私はそのときに手を貸してるって事だよね。

ST:ホテルから脱出するのを手伝ったのかもしれませんね。

フレーバー:それだ!


- フレーバーは<DRIVING>「カースタントさながらの運転をする」を使うと宣言して、場にカードを出しました -

挿絵(By みてみん)


ST:こっちも、こっちで状況にピッタリすぎるカードを出しましたね。

篤司:このときの経験で、乗り心地を覚えているわけでやんすね。

フレーバー:そうか、ニッシーが車内に落とした別の資料を見ていたことであたしも今回の件で何か分かっている部分があるんだな。

ST:無事にそうなるかは、判定して確認してくださいね。

フレーバー:で、ですよねぇ。えーっと、手札を全部捨てるんだよね?

ST:その通り。

フレーバー:さぁ、ゲームの邪神様のお力を借りる時間がやってきたよ(笑)

ST:そのネタはやめなさい!(笑)


- フレーバーは手札をすべて捨て、山札からクローバーのQとスペードの4を引きました -


フレーバー:……あれ?

篤司:フレーバー、<DRIVING>のスートはなんでございやしょう?

フレーバー:クローバー。

ST:こっちもかよ!(笑)

フレーバー:車体の隅に、緑色のタコ風なワッペンを貼っておいた事にしようかな(笑)

ST:もう、好きにして……。さて、クライマックスにて敵の神業を1つ使用不能にできます。《不可知(インセンサブル)》と《電脳神(デウス・エクス・マキナ)》のどちらを使えなくしたいですか?

篤司:カゲ、エグゼク、ニューロだったのか。《電脳神(デウス・エクス・マキナ)》ですかね?

フレーバー:そうだね、《電脳神(デウス・エクス・マキナ)》で良いと思う。

ST:わかりました。後は【有利】を差し上げます。

篤司:これで、クライマックスまで温存できそうですかい?

フレーバー:多分、大丈夫だと思う。

ST:では、シーンタロットを変えるとしましょう。

ふたり共:はーい。

災厄の街トーキョーN◎VAへようこそ!

もう、タイトルにある「ピュア」がどこかへ行ってしまった気がしてならない第5回目です。

「ゲームの神様は邪神様」なかなか心にグッと来る言葉ですが、絶賛ウチの卓の山札の中で居眠りをしているようです。


まさか、こんな展開になるとは思ってみなかったり。

作中、判定にまだ利用していないルールに関して改訂が入るかと思います。

ただ、一度でも判定に使用してしまった箇所に関しては直さないのでご安心を。

実際に回してみると、やっぱりあれこれ出て来てしまいます。

「もっとルールを精査してからやれよー」と思われる方もいらっしゃると思いますが、セッション自体が面白かったのでついつい……。


あまり、作品のイメージを崩さないように面白おかしく進めて行けたらと思います。

想定では、多くてもあと3回だと思います。


次回は、著者のリアル事情に付き6/27頃の公開となります。

よろしくお願いします。


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