1.生徒会活動の開始……?
短いですが、2章のオープニングってことで。
あとがきもよろしくです!
――さて、ボクの生徒会初仕事の日がやってきた。
とはいっても、基本的にはまず立花学園の現状について知ることだ。
転校から間もないこともあって、それは結構たいへん。貴音が教えてくれる、ということだったので任せようと思い、ひとまずボクは生徒会室に……。
「どうして、貴方たちがいるのかしら?」
「さぁ、どうしてでしょうね?」
「えっと、アタシは……!」
「…………」
足を踏み入れた、その時だった。
そこには、完全なる部外者が二人ほど。
ボクは予想外のことに唖然としつつ、それと同時にあり得ることだと、納得した。いや、納得するのも変な話の気がするのだけれど。
「わたしは、公認の彼女ですから。悠くんと一緒にいても変ではないです」
「それは自称だと聞きましたが。それに悠は、わたくしの下僕――」
「それだって、単に副会長だ、ってことでしょ!?」
「あ、あわわ……二人とも喧嘩は……!」
呆れて言葉も出なかった。
誤解が誤解を呼び、始まった新生活。
愉快ながらも胃痛のするそれは、どうやら放課後も継続しそうだった。
「あ、悠くん!」
「あら、悠。いるならいると、そう言いなさい」
「先輩ぃ! この二人を止めてください!」
「…………あ、あはは」
ボクは小さく笑いながら頬を掻く。
こうして、立花学園生徒会――その一回目の活動が始まるのだった。
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クリスマス短編の連載版書きました。
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