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スキャンダルアイドル  作者: 秋元智也
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最終回

途中で挿入を止めると涼は目を開いた。

痛みから涙があふれて溢れていく。


「痛いのか?ゆっくりやるから我慢してくれるか?」


何度も頷くが、痛みは引かない。

力が入っているせいで入れている方もかなり辛い。


「ちょっと力をぬいて?涼…ちゅっ…」

「…っ……!!」


キスをすると何度もした。

そっちに夢中にさせて置いて一気に奥まで突き入れた。

久しぶりのこの感触。誰のとも違うこの締め付け具合に、畝り具合が一層怜

自身を締め付け絞りとる。


「くっ…やっぱり涼のが一番気持ちいいなっ…うっ、締めすぎぃ…」


きゅうきゅうと締め付け、数回出し入れする前にゴムの中にドロッと溢れて

出ていく。


「おいおい、そんなに早漏にさせたいのかよ?涼の中で長く持った事ねーな…

 俺」


何回もヤったが、すぐにイカされるので、その度ゴムを替えては入れ直した。

体制を変えさせると言っていたが、本当はその度にイッていたのだった。


いつもは涼も気分が高揚していたので気づかなかったが今日はしっかり見て

しまった。

怜のイクところを…。


涼はまだイっていない。

だから、いつも入れる前に何度もイカされるのかと納得した。


とにかく溶かして、考えられないくらいまでイカせてからセックスに持ち

込む理由が分かると涼は少し嬉しかった。

笑顔で見守るとゴムを付け替えた怜が涼の顔を見て言いたいことを理解

した。


「あーぁ…、もっとイカ続けてからがよかったか?まぁ、いいや。まだ

 イケるだろ?後ろからも行こうぜ?いっそ全部の体位でも試してみる

 か?」


意地悪そうな笑みを浮かべると身体を転がされ腰を掴まれると引っ張ら

れた。

うつ伏せにされられ腰だけ持ち上げた体制で再び挿入された。


さっきより奥まで入るこの体制は顔が見えない分不安になるが。愛され

てると分かった今なら奥まで繋がれて嬉しかった。


パンッパンッパンッと肌が当たる音が響く。

腰が砕けそうなほどに当たり、中は擦られ続け快楽が勝っていく。

もう、痛みなどない。

擦られる度にズンズンと奥が当たってビリビリと電気が走る。

気持ちがいい。

言葉では伝えられない分、きゅうきゅうと中を締め付けて知らせる。


するとその度に悶えるように怜が呻くと中にあったかい感触が広がる。

またイッタのか?早くない?


キョトンしとした表情で振り返ると罰が悪そうに引き抜いていた。


「涼、お前わざとだろ?」

「…」

「今度は横になれよ。今度こそしっかりイカせてやるからな!」


足を引かれ横向きの姿勢で挿入してきた。今までのと違ってこっちも体制

的に辛い。

締め付けてやろうと思うと、いきなりちんこを握られると先端を押し潰され

ぐりぐりと握られた。


悲鳴にならない声を上げるとシーツを握りしめた。


「握るなら俺をつかめって」


怜が引き寄せると膝の上に乗せる。

自分に捕まるように言うと涼は怜の背中に爪を立てるように必死に捕まった。

強く握られればその分、爪がめり込む。

涼の声が声にはなっていないが、喉の奥で確かに空気が行き来する。

言葉にも聞こえないが、昔の声を想像するとムラッとくる。

さっき聞いた歌声を思い浮かべてるとたまらない。


激しく突き上げるとついてこれないのかされるがままになっていた。

最初の頃を思い出す。


嫌がる涼をわざと犯したあの頃。

怜の引退を脅しになんでもやると言った涼に抱かせろと言ったあの時。

驚きと恐怖に満ちた顔をして怜を見ていた。


実際何度もイカせるととろけたような顔で見上げてきて、それだけですぐにでも

犯したくなった。

一週間慣らしてやっと挿入した時は痛がってそれどころではなかった。


一度入れてしまえば、あとは簡単に慣れていった。

毎日入れているうちにそれが当たり前になった。


帰ると犯して。朝起きると口内を犯す。

身体は夜のお楽しみ。


いつしか、フェラも上手くなって楽屋でも何度もフェラをさせてメンバーにバレ

そうになった時もあった。

控室やメイクルーム、楽屋に舞台裏。

どこでもフェラをさせた記憶が蘇る。


我慢出来ずトイレで挿入もした事も思い出す。

今考えれば、涼には酷い事をいくつもした記憶がある。


それでも文句言わず、我慢させてしまった事には今更に詫びようもない。


「愛してる…涼…ずっと俺だけのそばにいてくれよな…」


何度も何度も呟く。

返事は返ってこない分、何度も言ってやる。

あの時は冷たくあしらってしまったが、今度は嫉妬させようなんて思わない。

涼だけを見てるから。

今度は俺だけを見てくれ…。


健康になった24歳の身体はまだまだ健在で怜とどっちが先にくたばるだろうか

と少し不安になってきた。


よし、今度は前戯でイカせ続けてからセックスする事にしよう!

涼に体力で負けるのだけは我慢ならないからな!


朝まで続けられると、気づいた時には二人して寝落ちしていた。

どっちが先に寝たのかとかは分からない辺り、どっちも疲れていたのだろう。


起きてベタベタの身体を起こすと涼は冷たい目で見下ろすとベシッと頭を叩い

てから部屋を出て行った。




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