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早々バレそうになったので、姫を脅します

更新出来た……、次も予定が定まらず、出来るだけ9月中予定!

 俺は、目の前に居る。姫……名前を名乗っていなかったが。それと対峙している。


 鑑定を終え、普通なら次の人に変わらなければならないのだが……。

 性別、不明(男性)が見えているのかが気になった。戻らないのが気になるのか、姫がピンク色の長い髪を揺らしてこちらを見ている。

 姫の身長は俺より小さく、少し首を下に下げないと行けなかった。服もピンク色のドレスだ。ピンク色が好きなのだろうか。


「どうしたのですか? そういえば、性別不明って……」


 俺は、慌てて手で姫の口を塞いでしまった。その行動が肯定することを知らずに。何かに気づいてしまった姫は叫びそうになったので。俺が耳打ちする。


「……この事は喋るな、お前が俺らを利用するのは知っている。だが、今ここでお前を殺すことだって出来る」


「……!」


 姫は少し、怯えた表情になった。少し、脅しすぎたか? でも、生死に関わることだ俺は是が非でも押し通らきゃいけない。

 言葉を追加するように、俺は姫に語りかける。怯えた表情の姫は、為す術もない様に俺の話を聞く。


「俺はお前に協力しよう、どんな事でもだ。しかし、その代わり性別の事は一切詮索するな。させるな」


「……なんでもですか? 本当にどんな事でもですか?」


「あぁ……もし、このクラス全員殺せと言われてもな」


 姫は、怯えた表情が何処へやら一変して。俺を鋭く睨みつけた、耳打ちする距離から離され。ドレスの両腰に手を置き、俺に向かって言葉を出す。

 ヤバイな少し、焦りすぎたか? 怯えるばかりの姫じゃないかもしれない。嫌な笑みを浮かべているのが凄く印象的だった。


「ならば、貴様を今から私の側近にする。私の剣となれ!」


 やっぱり……軽率だった。少しでも行けると思った俺が馬鹿だった。本当に慣れないことはするべきではないと思ってしまった。

 今、この姫は俺を側近にすると行ったな? どうするつもりだ?


「お前はこれで私から逃れられない、1人くらい駒がほしかったのだ!」


 姫は「クックック」など見た目に合わない不気味な笑い声と共に、俺を見ていた。

 その言葉に、周りのクラス全員にどよめきが走る。ヒソヒソ声と何事かのように見ている者。自分のステータスにしか興味の無い奴もいた。


『ふんっ! 勇者を召喚したと思ったらまだ、子供ではないか。なぁ……姫よ』


「魔王め、もうきおったか……今のままでは我らは全滅する」


『逃がすわけがなかろう! スケルトン雑魚な勇者を殲滅せよ!』


 周りの男子はその場で「いきなり、イベントか! 俺が勇者だ、魔王待ってろよ!」など緊張感がない声と怯えた表情の女子が居た。

 姫が俺のことをすかさず見ると、その緑の瞳をこちらに向けてきた。その瞳は覚悟が宿っていた。

 間もなく、床から相当数のスケルトンが生えてきた。場所はバラバラ、目の前に生えたり。入り口に生えてきた。


「取り敢えずは逃げるぞ! このままでは、全滅だ!」


「そこまで強くないのでは?」


「そんな訳があるか! あれは魔王の兵、全員50以上の猛者だ!」


 姫はあっけらかんとしてる俺に、怒声を浴びせてくる。

 なるほど、それは勝ち目があるわけがない。周りはなんとか応戦しようとしているが、ステータスの差が徹底的な差なのか刃が立っていなかった。

 1人また1人と倒れていく、衛兵が居るはずなのに来ない。それは……もう殺されてしまったという事と同義だ。


「グレイブ! グレイブは居ないか!」


 姫が、誰かを呼ぶ……すぐさま駆け寄ってきた、鎧を着た顔に傷がある。渋い顔の男が走ってきて、ひざまずいた。


「姫様ご無事で」


「この辺りの敵は一掃出来たか?」


「ここ以外は……しかし、この数では流石に勝ち目は無いかと……ましてや子供を守ってながらなど」


 こちらを睨みつけるように見てくる。グレイブという男、そいつは睨みつけたのに怯まないのが気に入ったのか。突然笑いだした。

 なんだ? 人の顔を見て、気持ち悪い。


「私の瞳で、恐怖ではなく。反抗の目が帰ってくるとは予想もしなかった……姫はいい人を選んだようだ」


 何を言っている? さっきので俺を試したというのか、甘いな伊達に冷やかな目で見られたり。罵られる様な言葉を受けてたからな……なんか言ってて悲しくなったぞ。

 そして自分の服装を見て更に、溜息も混じった。


「そうだろ、私の事を脅してきた奴なんて1人も見たこと無かったからな!」


 うわぁ! グレイブという男の殺気が強くなったぞ! しょうがないじゃないか、罪人になりたくないしな。それでも怯みはしない。どうせなら噛み付く勢いの瞳を向けた。

 その瞳を見て、グレイブという男は更に考える様な仕草をした。


「なるほど……、先程はすまなかった」


 何かに納得したのか、俺に向かって謝ってきた。どういうことだ? この世界の人間は分からなすぎる。


「それよりも、この場をなんとかしよう。俺が、なんとかするからグレイブさんは全員を連れてここから出ていってくれ」


「何! 貴殿じゃ無理だ! 逆であろう! 俺が残る!」


「ならここで、全員死ぬのか? お前でも無理だと言ったんだ。俺がここで、経験値稼ぎたいだけだ」


 カッコつけちゃったよ~~~~! ダメ、絶対無理! 勝てる訳無いだろ! ただの重火器マニアに何が出来るってんだよ! そういえば、デストロイモードがあったけど。

 しかも相手はこんな差勝てる訳がないだろ! 俺は必死にデストロイモードの効果を思い出す。


デストロイモード

 意識を手放し、本能を呼び覚ます。ステータスの値が全・・・・・・・・・てひっくり返る・・・・・・・。最適な行動と敵を殲滅する事だけを実行する。一定時間が稼働すると、ショートを起こし1日動けなくなる。


 ん? ステータスの値が全・・・・・・・・・てひっくり返る・・・・・・・? これしかねぇ! 死んでもいい……いや、死んじゃダメだ! とりあえず、ただ死ぬよりはマシだ!


「しかし……」


「私はそれに掛けたい、どうせここで死ぬようじゃ生きて行けぬからな」


「ですが!」


 渋々と言った様に、残ったクラスの人に向かって走り出し。スケルトンを豪快な剣で両断しつつ助け出した。

 それが少し続き、全員をこの部屋以外に移動させた。姫はこっちをみて「貴様の可能性見せてもらおう」と言って残った。スケルトンは無限とも言える数が生えてきた。


 ええい、こうなったらどうなっても知らねぇからな! 恨むんじゃねぇぞ!


「デストロイモード!!」


 そう言って俺は意識を手放した。

次は、覚醒!

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