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月曜9時の恋人――上司と部下のリモート勤務録  作者: 妙原奇天


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第5話 月曜9時、君がいる

 月曜の朝、九時の少し手前に、湯気の輪がマグカップの口からふわりと上がった。

 カーテンの隙間から差し込む光は、日曜の名残りをきっぱりと断ち切るほど強くはない。薄く漂う灰色の気配が、部屋の白い壁を柔らかく撫でている。ベランダの欄干には小さな露。遠くの道路を走るバスが低い音を置いていき、その後ろを自転車のチェーンの音が追いかける。世界は、週のはじまりのために少しだけ背伸びをして、けれど完全には起き切れていない。


 パソコンの電源を入れると、青い画面が部屋の色温度を決めていく。

 ログインの丸いアイコンに、少し日に焼けた自分の顔が縮小されて現れ、すぐに消える。Teamsのアプリが立ち上がり、カレンダーのタイルが九時を指す。右上の時計は、五十八分を過ぎたばかり。呼吸を整え、髪を指でなぞる。先週より短く整えた前髪は、まだ新しい習慣に馴染みきれず、光の当たる角度によっては別の人間の顔みたいに見える。


 九時ちょうど。接続。

 画面が切り替わり、彼が現れる。


「おはようございます」


 こちらが言うのとほとんど同時に、彼が言った。

 音が重なる。重なって、ほどける。ほどけるとき、わずかなズレが生まれる。そのズレが、妙に心地よかった。


「おはよう、遥」


 桐谷――いや、真澄さんの声が、すこし柔らかい。

 先週の夜更かしの影は薄く、頬の色には睡眠の白さが戻っている。シャツは白。襟はきちんと立ち上がり、第二ボタンのところで布が自然に落ちる。背景の観葉植物の緑は、週末のうちに水をもらったのか、葉脈がつややかに光っていた。


「髪、少し切った?」


「はい、土曜に」


「いいね。額が出ると、朝の顔になる」


「朝の顔、ですか」


「うん。夜の顔のままだと、月曜に置いていかれる」


「置いていかれないように、努力します」


「努力はほどほどで。……あ、そのポスター、前からあった?」


 彼が目を細めて、僕の背景の一部を見た。

 白い壁の右上、フレームに入れた古いドラマのポスター。高校の頃、深夜に再放送で観て以来、ずっと好きなタイトルだった。駅のホームで、二人の登場人物が反対方向の電車を待っている写真。画面の中の空白は大きく、文字は小さい。キャッチコピーは、読み上げるとあっけないほど短いのに、読むたびに胸のどこかが少し締めつけられる。


「前からありました。カメラの角度を変えたので、映るようになっただけです」


「へえ。いいね」


「ご存じですか?」


「タイトルだけ。あまりドラマは見ないけど、その写真は記憶に残る」


「写真の余白が好きで。言葉を詰めないところが」


「余白は親切だよね。見る人の今日の温度に、気持ちよく合わせてくれる」


 彼の言い方が、朝から少し詩的だ。月曜の九時は、たいてい箇条書きと数値で始まるはずなのに、今日は冒頭の数分が柔らかい会話で満たされる。

 コーヒーを一口飲む。苦味が喉を通り、胸に落ちる。小さく深呼吸。画面の向こうの彼が、同じタイミングでマグを傾けた。ふたりの湯気が、それぞれの部屋で小さく立ち上る。湯気は合流しないけれど、画面の光の上で薄く重なる。そんな錯覚が、週のはじまりにはちょうどいい。


「さて」と彼が言って、画面共有のボタンを押した。

 青いUIが広がる。今週のタスクボード。優先度の色分け。割り当てのアイコン。下段に並んだ“気になる声”の集積。

 僕の名前の付いたカードが四つ。彼の名前のカードが六つ。ふたりで並べ替え、タグをつけ、期限を少しだけ動かす。最初の一時間は、いつだって段取りのためにある。段取りが整うと、体温が落ち着く。落ち着いた体温は、手を動かす速度を一定にする。


「じゃあ、十時半にいったん区切って、十一時にクライアントのショートミーティング。午後一でテスト観点の一次洗い出し、十五時に連絡会。夕方に、社内共有用の説明を二ページだけ整えよう」


「了解です。説明の二ページ、僕が叩きます。昨日のFAQに沿って、図に落とします」


「助かる」


 “助かる”という音は、先週より軽く耳に届いた。軽いというのは薄いということではない。肩に置かれる手の重さが、ちょうどいい位置に決まった、そんな感覚に近い。


「ところで」と彼が少しだけ視線を外に向ける。「ポスター、やっぱり気になるな。どんなドラマ?」


「友達同士が、駅で約束を交わすんです。毎週月曜の、同じ時間に同じホームに立とうって。たった十分だけ、同じ空気を吸う」


「会わないの?」


「会います。十分だけ。でも、約束は“十分だけ”なんです。延長すると崩れる」


「崩れる?」


「約束の形が。……何かに似てますね」


「何かに似てる」


 ふたり同時に笑って、画面に少しだけ陽だまりみたいな気配が落ちた。

 九時という時間が、今日もちゃんと僕らを迎えにきた。迎えに来る、という言い方がふさわしい。月曜の九時は、僕らがつかまえる前に、向こうからやって来る。扉をノックして、開けると、そこに青い光と互いの声がいる。


 ミーティングが始まる。

 今週のポイントを簡潔に共有し、先方の担当者の口調からニュアンスを拾う。画面の彼は、相手が三言目で口にする遠回りな懸念の“要点”だけを輪郭線で囲うのが相変わらず上手い。要点を囲みながら、包丁で切らずに手でちぎるみたいに言葉を扱う。そのままで食べられる形にして、こちらへ差し出す。


「――つまり、来週の段階では、導線は現状のままで構わないけど、ロジックの下敷きは今のうちに変えておきたい、と」


『はい。あの、内部的な在庫連携の都合もありまして』


「了解です。じゃあ、今回のリリースでは表示を変えず、次のフェーズで見た目を触る前提で裏側を整えましょう」


 彼の声の高さは落ち着いている。先方が“助かります”と繰り返し言うたび、僕のほうの緊張がほどけていく。要望が無茶でないのはわかった。無茶でないなら、できる。できるものは、やる。やると決めたら、やり切る。

 十一本。画面共有は終わり、相手は回線から抜けていった。ふたりだけが残る。


「はあ」と彼が短く息を吐く。「よかった。言葉が通じる人たちで」


「僕も、安心しました」


「昼まで各自で回そう。――あ、そうだ」


「はい」


「先週の夜に言ってた例のコーヒー豆、名前、送る」


 チャットに一行、落ちる。

 国名と品種と、焙煎所の小さな名前。僕はコピーしてメモに貼り付けた。先週の“同じ月”の一文の下に、その名前を置く。意味の遠い言葉を並べると、コラージュの面白さが生まれる。僕らの会話も、そうやって貼り繋いでいくのかもしれない。


 昼。

 今日は、冷蔵庫の隅に忘れていたズッキーニを薄く切って、ベーコンと一緒にオイルで炒める。皿に盛るとき、ほんの少しだけレモン汁をかける。酸味が月曜の眠気を背中側から押してくれる。フォークを置き、口の端を拭くと、画面の向こうで彼も何かをつついていた。

 カメラはオフ。マイクはミュート。

 けれど、皿がテーブルに触れる音で、彼の食器が陶器だとわかる。フォークの先が軽く当たる音で、何か柔らかいものを食べているとわかる。可能性を頭の中で並べて、ただの想像の中で笑う。誰にも見えない笑いは、外に漏れないぶん、長く残る。


 午後一、テスト観点の洗い出し。

 僕は表のセルを埋めながら、要件の中に“生活”の言葉を混ぜる癖を持っている。たとえば「未入力時のメッセージ」は、「忘れちゃったときの言い方」と書き換える。忘れた人に対して、正しさより先に“安心”が届くように。

 画面の右上で、彼のカーソルが小さく踊る。彼は技術の言葉で骨格を置き、僕は生活の言葉でそこに皮膚を薄く張る。ふたつの言葉の接ぎ目に、温度が生まれる。温度が生まれると、読み手は手を離さない。そんなふうにしてページは人のものになる。


 十五時。連絡会。

 各担当の短い報告が続くなか、突然、クライアントから一本のメールが飛び込んだ。

 “昨夜のFAQ、社内で共有したところ、個別の問い合わせ文面に転用したいので少し語尾を強めたい”――要約すればそういう趣旨だ。

 語尾を強める。つまり、「〜してください」「〜が必要です」「〜をお願いします」を増やしたい。

 僕は読みながら、少しだけ息を止めた。

 強い語尾は、早い。早いけれど、重い。重いものは届くまでの距離が短い。届くのはいい。けれど、受け取る側がその重さに耐えられなかった場合、メールは閉じられ、FAQは二度と開かれない。届いても残らなければ、意味がない。


 通話の向こうで、彼が僕を見る。

 目線が少しだけ問いかける。僕は首を縦に小さく振った。

 チャットが開く。彼が先に書く。


了解しました。語尾の“強さ”については、用途に応じて二種用意し、CSの対外文面では“お願いベース”、FAQは“説明ベース”の柔らかさを維持する提案をさせてください。


 すぐに、返信が来た。

 “良案です。切り分け、お願いします。”

 ふたりとも、ほとんど同時に小さく息を吐く。

 胸の奥に薄い炎のようなものが灯る。考えたことが、そのまま届くときの、ひっそりとした高揚。

 僕はFAQの文面を二系統に枝分かれさせ、語尾の辞書を横に置いて、一文ずつ差し替える。

 ――「〜しましょう」を残し、「〜してください」を一段階先に引っ込める。

 ――「〜です」を「〜ですよ」にしない。丁寧の甘さが目立ちすぎると、かえって距離が遠くなる。

 ――「〜となります」は、可能な限り「〜になります」に置き換える。責任の所在が曖昧に聞こえるのを避けるため。

 一時間で、三十文。

 ささやかな手術の連続。息を詰めたり、吐いたりするタイミングが、画面の向こうの彼と不思議と合う。吸って、吐いて、保存。吸って、吐いて、保存。その繰り返しが心の拍動に近づいていく。


 夕方。

 社内共有の二ページに取りかかる。僕は図を描くのが好きだ。形に意味が追いつく瞬間、音のない花火みたいに理解が弾けるのを、画面の前で何度も体験できる。

 矢印の向きを一本だけ変える。

 言葉を三つ削って、一つ足す。

 最後の余白に、必要最低限の例えを置く。

 「地図にたとえると、今回の変更は“道の舗装”。標識の立て替えは、次のフェーズで」

 比喩を使いすぎると説明は濁るけれど、正しく置けば、水に一滴のオイルを垂らすみたいに視界が広がる。


「いいね」と彼が言った。「この二ページだけで、今日の会議の温度が一度上がる」


「会議の温度、っていいですね」


「温度が一定だと、会議は眠くなるから」


「わかります。温度差で、目が覚めます」


「そうそう。……あ、いい言葉だね、今の。温度差で、目が覚める」


「使ってください」


「使う。盗む、ではなく、使う」


 彼は小さく笑って、椅子の背に軽く寄りかかった。

 画面の右下に、夕焼けの反射がわずかに映る。白い壁が薄い橙に染まる瞬間、僕はカメラを少しだけ上に動かした。ポスターの余白がフレームの上辺に触れ、その下に僕の額が入り込む。

 彼の視線がそこに止まる。

 “同じ時間に同じホームに立つ”約束をしたドラマの二人の横に、僕らの月曜九時が薄く重なったような気がした。


「ねえ、遥」


「はい」


「さっきのドラマの話、気になって調べた。今週末、再放送あるみたい」


「本当ですか?」


「土曜の深夜。録画する」


「僕も、録画します」


「じゃあ、来週の九時、五分だけ感想の時間をください」


「五分? 十分じゃなくて?」


「十だと崩れるかもしれない」


「約束の形ですか」


「そう。形を守るのは、弱さじゃない」


「はい。守りましょう」


 守ることを、ふたりでひとつの動詞にして口にする。

 “守る”は、攻めよりも難しい。守るためには、目が必要だ。自分の目と、相手の目。相手の目に映る自分の形を、ときどき確かめる勇気。

 画面越しの彼は、僕をまっすぐ見ている。

 対面では、こんなに長く視線を合わせられるだろうか。

 たぶん、できない。

 けれど、画面越しの今は、できる。

 できることを、恥ずかしがらずにやる。

 それが、リモートの発明だ。


 十八時。

 タスクはひと通り区切り、今日の山は越えた。

 彼は一度だけ大きく伸びをして、猫のカフカがその腕の下をすり抜ける。尻尾が画面の端を横切ると、彼の笑い声がこぼれた。

 僕は席を立ち、キッチンで湯を沸かす。電気ケトルが高い音を出し、止む。マグにティーバッグを落とし、少しだけ蜂蜜を垂らす。戻ると、画面の向こうの彼もティーバッグを引き上げていた。


「シンクロしてますね」


「同じ時間にお湯が沸く家、という小説のタイトルを思いついた」


「いいですね。書き出しは、“月曜の九時に始まり、十八時に二軒のケトルが鳴る”」


「続きは?」


「“その間に交わされた声は、どちらの家にも残響を残し、どちらの家にも残響を残さない”」


「残すのか残さないのか」


「両方です。画面の中の声は、壁に響かない。でも、耳の奥には残る」


「うん。いい。今の、どこかにメモしといて」


「もう、メモしました」


「はやい」


「画面の向こうに、書き手がいますから」


「頼もしい」


 こんなふうに無駄話をしているとき、時間は驚くほどやさしい。

 やさしい時間は消費ではなく、蓄積に近い。

 蓄積されたものは、見えない。けれど、確かに体内のどこかに重みをつくる。

 その重みは、夜、ひとりでベッドに横になったときにわかる。

 身体が、少しだけ、沈む。

 沈むのに、落ちていかない。

 支えがある。

 それを、安心と呼ぶ。

 呼び名がつくと、また少しだけ軽くなる。


「さて」と彼が言う。「今日は、ここで切ろうか」


「はい」


「その前に、ひとつだけ」


「はい」


「月曜の九時、君がいるの、いいな」


 言い方は軽かった。軽かったのに、胸のどこかに直に落ちた。

 言葉は、重さだけでは届かない。方向がいる。

 彼の言葉は、いつも正しい方向を持っている。

 僕は少しだけ喉が熱くなって、「僕もです」とだけ返した。

 画面の向こうで彼が頷く。

 “僕も”という簡単な対句は、約束の書き方に似ている。

 約束は難しいものだと思っていたけれど、こんなふうに、簡単に、言えてしまうこともあるのだと知る。


「明日の朝、また九時に」


「はい。……真澄さん」


「うん」


「寝る前に、さっきのドラマの主題歌、プレイリストに入れておきます。明日の九時、最初の五分、それを流す。ミュートで」


「いいね。各自の部屋で同じ曲を流して、同じ画面を見る」


「“同じホーム”の練習です」


「了解」


 了解、という言葉が、今日は少しだけ親密だった。

 通話が切れ、青い光が部屋の白にふっと戻る。

窓を開け、薄い風を吸い込む。ベランダの欄干に残っていた露は消え、道路の音は少しだけ増えている。街は夜の準備を始めている。

 机に戻り、パソコンを閉じずに、メモを開いた。

 “月曜九時:君がいる”

 そう書いて、下に小さく、今日の会話から拾った言葉を並べる。

 “余白は親切”“温度差で目が覚める”“同じ曲、同じ画面”“守るは弱さじゃない”

 これらの言葉は、僕だけの辞書になる。

 辞書は、誰にも見せない。見せたくなったら、たぶんそれは小説の形に変わる。そのときは、相手の名前を伏せ字にして、僕自身の名前も伏せ字にして、それでも読む人をやさしく追い詰めるような行間で書きたい。

 いや、書かないかもしれない。

 書かなくても、いい。

 書かないことが、守ることになることもある。


 夜、遅く。

 ベッドに入る前に、スマホが震えた。短い通知。彼から。

 “土曜の再放送、予告に出てた。二人がホームで立つやつ。たぶんあの回”

 “見ます”と返す。

 少し間があって、“おやすみ”。

 僕はライトを消し、暗闇の中で小さく「おやすみ」と声にする。

 声は壁に当たって消える。

 けれど、消え方がいつもよりやわらかい。

 消える音がやわらかい夜は、眠りが早い。


 火曜の朝、目覚ましの音が鳴る前に目が覚めた。

 時計は八時半。

 顔を洗い、髪を整える。

 椅子に座り、パソコンの画面を開く。

 プレイリストに、昨日の主題歌を追加する。

 九時。

 接続。

 画面が切り替わり、彼が現れる。

 互いに、ミュートのままで、最初の五分。

 同じ曲が、それぞれの部屋で、同じテンポで流れ始めた。

 音は混ざらない。

 けれど、目に見えない帯のどこかで、きっと重なっている。

 重なると信じる、という行為そのものが、約束の最初の一歩だ。


 曲が終わる。

 彼がミュートを外す。

「おはよう、遥」


「おはようございます、真澄さん」


 今日もまた、九時が僕らを迎えにきた。

 九時はもう、ただの勤務開始時刻ではない。

 青い画面の明度と、湯気の薄さと、椅子の背にかかる布の重みを確かめる儀式。

 互いの孤独を、ほんの少しだけ軽くする、五分と数十秒。

 仕事が始まる。

 でも、仕事だけが始まるのではない。

 僕らの一日も、ここから始まる。

 “君がいる”という確信で、始まる。


 画面の端で、ポスターの余白が白く光った。

 その白さは、今日の天気とは関係がない。

 誰かのために空けておいた席の白さ。

 僕はその白さを、まぶしいと思いながら、少しだけ目を細めた。

 そして、目を開けた。

 開けた目で、彼をまっすぐに見た。

 まっすぐに見ながら、マウスを握り、最初のタスクをクリックした。

 クリックの音が、小さく弾んだ。


 月曜九時、君がいる。

 それだけで、週はまっすぐに立ち上がる。

 僕はその背のまっすぐさを両手で支えるように、呼吸を整えた。

 今日の海へ、潜る準備をする。

 青い光が、ゆっくりと深度を増していく。

 耳の奥に、さっきまで流れていた曲の最後の一小節が小さく残り、それが合図になる。

 僕はうなずく。

 彼もうなずく。

 うなずき合って、同じページを開く。

 ページは、僕らの指先を待っている。

 待っている、ということが、こんなにも優しくて、こんなにも強いと、知っているから。


 九時五分。

 今日の仕事が、本当に、始まった。

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