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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約3年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

唯一無二、世界最強の異能【レベル9】 ~少年は秘密結社のエージェントだと隠しつつ、普通の高校生活を送りたい(切望)~

作者:あざね



 ――世界に異能が発現し、百年以上が経過した。

 通常、人が持たないその能力を操る者を異能使いと呼ぶ。
 各国は科学力の粋を結して、異能の研究に当たるがメカニズムは未だ不明。それでも厳重に管理すべきという共通認識より、レベル制度が導入され、一般人と異能使いは明確に区別されて生活を送るようになった。日本もそれに追従し、異能の兆候に対してつぶさに目を光らせ、エージェントと呼ばれる者たちを動かすこととなる。

 そのエージェントの一人――斑鳩陵介は、とある任務を与えられた。


「一般人に紛れ込み、対象女子生徒を護衛せよ」


 唯一無二、世界最強と名高い【レベル9】の陵介に与えるにしては違和感のある内容。しかし普通の学生生活に憧れを抱いていた少年は、その任務を受けることにした。
 果たして、一般人が住まう区画に足を踏み入れた陵介。

 これは世界最強の少年が実力と素性を隠し、少女を守るため奮闘する物語。

 
オープニング
第1章
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