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帰り道、はなし話  作者: vastum


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「小公女」

「今日さ」


「なに?」


「さっき古い家見た」


「どこ?」


「角曲がったところ」


「それで本?」


「うん」


「ヒント出す?」


「どうぞ」


「女の子」


「うん」


「学校」


「うん」


「あと」


「うん」


「急に変わる」


「……」


「思いついた?」


「赤毛のアン?」


「違う」


「じゃあ」


「うん」


「小公女」


「正解」


「セーラ」


「読んだ?」


「昔」


「つらい話多い」


「そう」


「ねえ」


「なに?」


「急に変わるってさ」


「うん」


「怖くない?」


「……少し」


「どうして?」


「準備できない」


「なるほど」


「そっちは?」


「私は」


「うん」


「最初びっくり」


「そのあと?」


「慣れる」


「……」


「それ強い」


「ねえ」


「なに?」


「もしさ」


「うん」


「明日」


「うん」


「全部変わったら」


「……」


「どう?」


「多分」


「うん」


「歩く」


「また?」


「帰り道」


「……」


「そっちは?」


「私は」


「うん」


「少し止まる」


「止まる?」


「うん」


「見てから」


「……」


「それもいい」


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