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2.18

「触る?」


肩甲骨に生えている羽は猫耳のように動いていてかなり可愛い…。


「これ産まれつきなのか?」

「うん。こんなのなくても飛べるけどね…」

「お前の魔法はホント恐ろしいわ」

「硬いの当たってて少し辛いかも」

「え、あ、うん。足じゃね?」

「違う…」


ダメだこれ以上この体制だとルルが堕ちてしまう。


「悪い俺そろそろ出るわ…」

「入ってまだ数分しか経ってない!」

「シャワー浴びたいだけなんだが…」

「背中流してもいいよ?」

「お願いできるか?」

「うん」


風呂用の椅子に座り、髪を液体石鹸で洗い髪をシャワーで流すと後ろからルルが俺を抱きしめてきた。


「背中すべすべ〜。気持ちぃ〜」

「くすぐったい…て何してるの…」

「ん?洗ってるの」

「なんでそうなった!」

「やりたかったから?」


ルルは、巻いていたバスタオルを巻かずに身体をくっつけて俺の背中を洗っていた。


「まさか……」

「うーん。恥ずかしいのはお互い様。全部聞こえちゃってるし…」

「あ、はい…。エルには言うなよ?」

「言わないよ? 言ったら紫蓮殺さるから絶対言わない!」

「で、ですよねえ〜」


考えていたことを全てルルには筒抜けだった。

恥ずい…。

でもルルの身体、ほんと綺麗…。


「えへへ、慣れると案外楽かも」

「色々当たってるんですが…」

「紫蓮だからいいんだもん」

「まじかぁー。こんな変態な子に育てた覚えはないぞ!」

「紫蓮だって人のこと言えない」

「う…」

「紫蓮の背中気持ちぃからこのまま寝たいかも…」

「やめてくれ俺が死ぬ…」

「嬉しいから?」

「うむ」

「正直…」


心を読んでホントのことだと分かると素直にルルは、抱きしめていた俺を離すと隣の椅子に座り髪を洗い出した。


「大変そうだな…てかバスタオルぐらいつけてくれ…」

「なんで? あ…」

「紫蓮のえっち……」

「俺は先に出とくぞ〜」

「ダメ。罰ゲーム一日中だよ?」

「ぐぬぬ…結局こうなるのかよ!」


結局バスタオルなしのルルの背中を流すことになった。

羽の部分を触ると、えっちな声を出すのだが気のせいだろう…。


「ひゃん…ダメ…羽…ダメなの…」

「神経通ってるのか…ほら流すぞ〜」


おけの中のお湯をルルの背中に流す中、ルルは、色々感じてるらしい。

流すだけで反応してるのか…敏感すぎるだろ…。


「ほら終わったぞ」

「ひく…ひく…」


ルルは涙を流して泣いていたのだが、俺に飛びつきそのまま抱きしめた。


「どうした?」

「なんでもない…ちょっと甘えたくなっただけだから…」

「嬉しいだが…目のやり場に困るな…」

「……。別に観てもいいよ?」

「いや…すまん。先出るわ…」

「罰ゲーム!」

「う…はい…」


浴槽に戻ると、ずっとルルは俺の顔を見て何か考えている様子だった。


「さすがにのぼせるんだが…」

「ほえ〜」

「ほぇ〜?? ちょっとまて!」

「ぶくぶくぶくぶく…」


ルルをお姫様抱っこして浴槽から出した時完全に気絶していたので、脱衣場で床にタオルを引いてそこに寝かせた。

大きなタオルを胸あたりまで被せた。

まずいな…。


「何がまずいて? あ、はぁー」


目の前はバスタオル姿のエルが立っていた。

横で寝かしてるルルを観て深くため息を着く。


ここまで読んでくれてありがとうございます

・生まれつきの羽

・のぼせるルル

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