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2.24

「良い香りするけど、これなんだ?」

「確かハーブティーだったかな、お姉ちゃんとよく一緒に飲んでて美味しいから最近ずっと飲んでる」

「大丈夫なのか?」

「大丈夫、大丈夫、それに紅茶はなんか、インフルエンザ?ていう病気の予防にもなるてニュースに書いてあったよ?」

「懐かしい名前出てきたなぁ…2000年経った今もあるのか…」

「あるぽい? でもすぐ治療できちゃうてさ」


すると、部屋の扉が開き母さんとエルが入ってきた。

何やら変な機械を持って机の上に置いた。


「結果見たの?」

「見たけど、異常ないんだろ?」

「まぁね…無さすぎて逆に怖いけど…」

「普通何か不具合を犯してもいいほどなんだけど…」

「そんな怖い顔で言われてもなぁ…」

「とにかく結果でたから早く学園戻りなさいよ?」

「ん? あーそっか…」



仮想空間で起きてきた事と現実があやふやになりつつあるが、近くにあった制服に着替え鞄をもって外に出ると、学園の校門前に転移していた。

いつの間に転送装置つけたのやら…

学園の敷地内に入り校舎に入ると、靴箱の前にアリセナが仁王立ちして待っていた。


「何してんだそんなとこで…」

「診断結果出たんでしょ?」

「まぁな、ルルにでも聞いてくれ」

「じゃああの事も知らないんだ」

「は? なんの事だ?」

「気付いてないの?自分の力が以前よりも化け物のようになってるて」

「あーそれな、実感わかねぇから気にしてないだけだ、じゃなぁ〜」


上履きに履き替えアリセナの横を通り、教室に入ると自分の机の上に高級そうな紙に白松 紫蓮殿と書かれた手紙が置かれていた。

他のメンバーが俺の事をじっと見ている。

中を開けると世界トップクラスの魔術士や剣士たちの名前が書かれており、そこにはアリセナの名前も含まれていた。

『白松 紫蓮殿 そなたには我々の仲間に入る資格を持つのに相応しいと思ってこの手紙をアリセナくんに渡した。我々は、世界を見出す存在とも言われている。君にある場所に招待したいと思ってね。宛先まで来て貰えないだろうか? 楽しみに待っているよ。 ファルガ・エルバトル 追伸 誰か一人パートナーを連れてきたまえ』


「なんだこれ…めんどくさ…」

「めんどくさて言って放置すると国家問題になるからやめておけよ?」

「いや、是非とも行きたいが、なぜパートナー連れて行かないと行けないのかてことだ」

「それは、まぁ、会長でも連れてったらどうだ?」

「いやいや、あいつもこれに入ってるからダメだろ…」

「そういやそうだったわ…」


隣で聞いていたバイセルトが納得していた。

忘れてたのかよ…


「それなら、学園長か妹さん連れていけばどうですの?」

「エルは…マジ勘弁…」

「でしょうね…なら妹さんかしら?」

「ルルならう!ん」


そんなこと考えていると背中からルルの声がした。


「私は別にいいですけど、お姉ちゃんは忙しいのでおすすめしませんよ?」

「ルル、いつの間に来たし…」

「今さっきですけど?」

「気配全く感じなかったんだが…」

「うーんそれは実力不足だと思うなぁ〜」

「きついこと言うよなぁ〜」


少しゾッとしたが、まぁ気にしないことにした。

すると、さっき靴箱の前にいたアリセナが教室に入ってきて俺の隣に座った。


「パートナー決まったの?」

「全部聴いてたな…」

「もち」

「なら別にいいだろ?」

「まぁね、気にしてないから…」


こっちをじっと睨みつけてくるが俺は無視していた。

怒ってるな……

ここまで読んでくれてありがとうございます

・ハーブティー

・謎の手紙

・パートナー

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