実戦形式の訓練(2)
無いかと思われた3投目!
ダダッダダダダダ!
マズルフラッシュが連続し、空間をマシンガンの絶叫が響き渡る。私はそれを視認してかわす。
『貴女の義体は、生物義体、つまり何かというとですね~、サイボーグやアンドロイドの機械系とは違い、限りなく生物に近く、生物を超えた運動神経と反射神経、筋力を持っているんですよ~』
空中で翻り、逆さまの状態から連続発砲。テロリスト役三人の胴体に赤い染みを作る。着地し、一瞬の溜め。再度空中100mに躍り出る。
『義体の特徴はそれだけではなく、精神拡張、気流感知といいますか肌の感覚で、力の流れ、風や音を感じ、視覚に落とし込む事が出来ます』
1,2,3,4、5,6、見つけた!両手の銃を八の字に構え、連続発砲。一回にしか聞こえない発砲音が収まると、6人のペンキまみれが増産された。
再度着地する。
「う~ん・・・これ、トレーニングになるのかな・・・」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『よう、南雲の旦那・・・一体アレはなんだ?』
「あれはね~、ウチの最新作」
『冗談だろ、サイバネティックでもあんな出鱈目じゃねえぞ!何処の世界に50m以上飛んで、一斉射撃で同時にボディーアタック噛ましてくる女がいるんだよ!』
「いや~、自信作でね、てへ」
『テメェ!ふざけんな!!何が「見目麗しい女性型サイボーグのテスト稼働」だ!サイボーグも「技術」は使うが、あそこまで出鱈目じゃねえぞ!』
『くそ!ナイト1!3まで連れて後退しろ!遮蔽物からでるな!ヘッドショット食らうぞ!』
いや~~、、、肉弾戦を封じてもこれか~・・・。
彼女の肉体は人間の体に備わった機能の延長でしかない。聖遺骸から受けた能力すら使っていない。聖遺骸から受けた「魔眼」を使ってしまうと、一瞬で決着がついてしまうし、能力開放にこの辺り一帯は焦土と化すだろう。
「いや~・・・・本当に参ったね」
僕は心底嬉しくなっちゃうよ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
左手の銃をホルスターに仕舞い、大太刀を抜く。今の状態なら出来る気がするんだ。
「この化け物め!」
3人出てきたテロリスト役が、マシンガンをこちらに向けて連続発砲してくる。
「詠天立川流・斬月」
キン!キキキキキン!!!
飛び来る弾丸を全て視認して、ぬらりと振った刃は、身で弾丸を受け、すべての軌道をそらし、大空に向かっていく。
「え~っと、まだやる?」
私は少し困った顔で呼びかけると、テロリスト役の人は全員崩れ落ちた。
いいね!高評価がやる気につながります!是非ブックマークもよろしくお願いします!
最強に見えるでしょ?けど、世の中はもっと化け物がたくさんいるんですよ・・・




