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キルライフ  作者: 沼郎
第1章 yの世界へようこそ
9/168

最新話までに公開された情報等 (掲載用)

情報が更新される度に更新します。

のちに出す情報も更新したりします

★公開された情報など。

●キルライフについて

『最初の人類』の中でもかなり力を持っていた3姉妹がいた。3姉妹は恐ろしく強い力と能力を持っていた。ラニ、アリス、キープ。この3姉妹を筆頭に絶大な力を持った7人が始祖の神を追放した。彼女らと相対する者たちは皆死を恐れる。

 どんなに不死身であろうとも、どれだけ肉体が死を拒もうと、どれ程の悠久の時を生きようと、全てに等しく死を与える。

 相対する者が神だとして、どれだけルールを上書きしようとも、たとえそれが人であろうとなかろうと、この3人は無視して生を喰らうことができた。

 だから彼女たちはどんな命でも平等に喰らう者、『キルライフ』と呼ばれ、恐れられるようになった。


 多くの崇拝者たちが居たため、その力を持たぬ者も信者として名乗る事が珍しくなかった。そして実際に3姉妹それぞれに子供がいたかどうかは定かではない。それもこんな話は1000年以上前の物語。そもそも大多数の人間には等しく死は訪れる。キルライフの存在そのものがあったのかどうかも定かではないのだ。


●影の王カオスについて

・ルザより

影の王カオスは1000年以上前にこの世界に生まれたただの人間だ。カオスは滅びゆく筈の世界を救ったのち、『虫格』を生み出し、『影類』と共に世界を敵にした。今からちょうど800年前にはもう滅んだ存在だよ。


●餓渇の王について

世界に終焉を齎す者と呼ばれている。


●深淵の王について

約束の感情の所持者の死亡を受けて大きく狂ってしまい、凶行に走ったらしい。


●初代歓喜の凶感情の所持者について

遥か昔に世界を混乱を招いた者。餓渇の王が誕生するきっかけとなり、影の王が生物覚醒を行い、虫格類が誕生するきっかけともなった。そして影類を作ったのもこの凶感情の持ち主。


●六ツ腕の鉱人族の伝承について

四つ腕の鉱人族にはごく稀に六つ腕の忌子が産まれる。本来穏やかで攻撃性を見せない鉱人族も忌子だけはわけが違う。悪魔のような力を振り翳し、魔王となり、世界に混沌を齎す。だから厄災の元である忌子は忌避され、死を迎える定めとなるのだ…この伝承は鉱人族を見たことない人すら知っている有名な伝承だ。だが実際には一度たりとも六つ腕の鉱人族が産まれた記録も話も全く一切ない。


●テレビについて

 ここ数十年で急速に近未来化が進み、一部の公共の場にそれぞれ大きなテレビを設置している。まだ一般家庭に設置できるほど普及はしていないが、詰所や巡回兵の事務所、冒険者ギルドなど特に人が集まる場所には需要が高まっている。放送局は国が管理しており、主にニュースやスポーツ(格闘)などが報道される。特に年に4度行われる中央王都闘技大会の様子は国外の西の王都でも中継されるほど人気が高い。といってもテレビが普及している国が中央王都と西の王都がほとんどなのだが…。テレビもそうだが近年、近代化が急速に進むにつれて職も幅が広がり、魔法だよりではなく、人の手でしか行えない精密な仕事が増えてきており、中央王都は特に人手を欲している。


●世界樹

 とある登山家が天国山の登頂時に北に見えた。誰もいるはずのない遠くの空に微かに細い円柱形が聳え立っていた。あれは間違いなく天国から姿を見せた世界樹の一部なのだと。以来その山は天国山と名を付けられ、天国をまみえる所として有名になった。快晴の時にしかそれは拝むことが出来ない。勿論これを世界樹ではないと反論する者も多い。「我らの世界樹があんなにか細いわけがない」と。だがそれは同時に内界より外側の世界に人工物があることの証明ともなった。


●神の都パルクレイス

大陸で最も高所にある地の巨大な都市。

かつて最も栄えたその都は空に最も近い場所故に太陽の強烈な光と熱波に悩まされていた。民は日光を悪とし、その源となる太陽を悪神と形容した。

白く聳える幾つもの塔と堅牢な建造物が広大に並ぶその神々しい街並みを神の都と称し、圧倒的な人口による支配力と遥か先の文明を持ち、急速に時代を成長させた。

パルクレイスが太陽から高次元のエネルギーを手に入れてから間も無くして滅びを迎える。

滅ぼしたのは外国勢力でもなく、ただ一人の無名の虫だった。虫は自らを太陽の虫と名乗り、一夜にして神の都を滅ぼした。

のちにその虫はパルクレースの悪神として名を残した。



●虫格について アースの見解

 人型の殺戮者らしい。人間とは正反対に作られているのか、それとも類似していることを示唆しているのか、身体の構造は真逆であり、右胸に心臓がある。人型ではあるが人類とは別種?虫格は虫格を殺さない。絶えず襲うのは決まって人間らしい。シモスも虫格と名乗っていたが殺意を感じることは出来なかった。


★虫格の説明 シモスの説明

 現在から1000年以上前に生まれた影王カオスと呼ばれた人間が生み出した亜種の人類。

 虫格には大きく分けて3種類いる。必ずしも脳虫格が敵であるとは限らない。

●脳虫格(脳活性化型虫格)

 自ら思考し、己の考えで行動する種。理性的である者が多く、人間との相違点が殆どない。しいて言うのであれば感情の起伏が薄い。または表面上感情を昂らせていようがどこか嘘くさい。人間と違う所が殆どないにも関わらず、どうにも人間には見えない。見た目は見分けられなくとも話せば違いが分かってしまう。どこまでいっても人間モドキの生物。

●本虫格(本能従型虫格)

 カオスの望んだとおり、人間を根絶やしにするという本能だけに従い、本能の赴くままに行動する。一般的に知られている虫格。過去では世界で猛威を振るっていたようだが、今はその数も年々減ってきている。この虫格も戦闘を重ね、生き残り続けると…。

・狂虫格(戦闘狂虫格)

 数えきれないほどの戦場を乗り越え、生き延び続けた虫格の総称。通常の虫格と比べ、遥かに戦闘のセンスが研ぎ澄まされ、無意識にどう戦うべきかを身体で理解している。本能以上に人間を殺戮し、戦うこと自体に快楽を見出している為、同族の虫格も襲うことがあるらしい。

●王虫格(王守護特性虫格)

 王カオスを守護する為に生まれた虫格。また、本虫格を操り、使役するらしい。カオスが滅んだ今、どうしているのか、生存すらしているのか、それすらも分からない。


●巡回騎士兵

 現代におけるお巡りさんと大差ない。巡回兵が行うのは町での警鐘活動や細かい犯罪の見回り、各地の設備の見回りといったもの。中度以上重大事件などは警備兵が来るまで現場を指揮して到着した警備兵に引継ぎをする重要な仕事がある。


●警備騎士兵

 巡回兵とは違い、特定のルートを交代で巡回し、警備するわけではなく、都中の各詰所で待機して巡回兵からの連絡があった際に国の兵と共に取り締まりを行い、尋問や聴取し、記録と共に国に引き渡す。中心街、王城周りなどの警備も仕事のひとつであり、巡回兵あがりも多く、俗に言う戦闘のエリートでもある。


●国家兵隊

 巡回や警備が王都内を警備巡回するのに対し、国家兵隊は王国が所有する兵隊。能力や魔法のエキスパートが多く、王城内の警備や王の護衛など、最高権力に近い立場の仕事をする。よく、選抜メンバーと実力を比較されるが、国家兵隊は闘技大会への出場は停止されているため、謎とされている。が、選抜トップ10に近しい実力者は数名いることは確かだ。


●選抜実力者たち

 年に二度行われる闘技大会で勝ち残ったトップ4までが選ばれる特別な戦士の証。選抜メンバーに入った者は国内で特別視される。選抜の中でもトップに実力が高いものをはっきりさせるために上位10名まで順位をつけている。この十名は中央王都最高戦力であり、国家緊急事態の場合招集がかかる。このトップ10の順位入れ替えは、闘技場での決闘の勝敗で決められる。現選抜第一位である、とある男だけかなりの別格扱いをされている。元々トップ10同士の入れ替えしかいままで起きていなかったのが、不動だった第一位の座をコルトから奪い、男は王都最強の名を継いだ。




■深淵化

 何らかが原因で不羈の感情が現れ、細胞全体に事実上の『生』が発生する。『生』は『思考』や『感情』を呼び覚まし、細胞一つ一つが生き物のようになる事の通称。基本の効果は心臓が消え、血管自体が液状化する。そうして細胞全体が生きようと生かそうと動く。攻撃を受けた際に出る血は噴き出すというよりは零れたという表現が正しい。その効果により、通常致命傷である傷を負った場合でもすぐに細胞の修復作業が始まる。


■アンダーワールド

 現状の自分と理想の自分との相違によってもう一人の自分が発生する現象。この現象によって生まれたもう一人の自分をアンダーワールドといい、そのアンダーワールドが起こす行動はそれぞれ違う。協力し合う場合もあれば敵対する場合もある。大抵はその相違に至るまでの感情で決定される場合が多い。ティディの場合は余りにも理想の自分と現状がかけ離れ過ぎた為に発狂し、想像した最強の像へと変貌を遂げた。


■戦いの鼓動

 戦う者にとっては結構起こる現象。独特なこのリズムの鼓動がひと時鳴れば、戦いを続ければ続ける程鼓動の大きさと共に強くなっていく。


●能力

 能力はその使用者本体に依存する。これが大前提であり、忘れないでほしい。個人によってその力や活用方法、適所は異なる。能力の正体はマナである。マナの量は関係なく体内に少しでも存在している場合でも発生する。発現条件としては激しい感情にマナが反応を起こし、完全な未知の物質となりそれは脳内にある忘れられない記憶や衝撃的だった記憶、印象的だった記憶、モノを引き出しそれを永久的に具現化させる、そしてその未知の物質は元通りの体内のマナに戻る、ただし、それは通常のマナと構造上は同じだが物質としては異なり、永久に消費しない。また、成長と言った能力は感情の振れによる未知なる物質を大きくした事(体内にある通常マナを更に未知物質へ変化)による物質自体の成長が具現化した能力に影響している。体内に蓄積できるマナの量は決まっており、少なければ少ないほど感情によって能力が成長する事は少なく、多ければ多いほど感情によって容易に能力を成長させる事が出来る。そういう者は感情を日常的に爆発し、且つマナの蓄積量が膨大であった為、能力が何回も成長している。能力は空気中にあるマナや元素物質と反応し、世界や根本的な全てに影響を及ぼすものもある。あくまで連動で有る為、マナは減らないし、特別な何かではない限り能力に使用制限はない。(使用制限があるという能力は体内の膨大なマナを消費するか自分周りのマナを膨大に消費することで一時的に連動が効かなくなり)これが能力の正体である。発現条件が上記の為、感情の起伏が激しい赤子の頃に発生するケースもとても多い。能力の使用にはこれといったしっかりした意識が必要な為、赤子の際、能力が暴走…なんて事はない。まあ転生して赤子でも意識がある人間なら別だが。これらの事もあり、現在の科学は大体発現するのが少年期という勘違いをしている。あと、能力を複数所持している人間もいるがそれは面白い事に感情を何度も爆発させていて、心が深く傷ついている人間ほど、色々な記憶とつなぎやすい、ドブの記憶が感情と結んで具現化に至る。しかしこれも夢をつぶすようだが、「空気中のマナや元素物質と連動している」為、同時に使用するのにはかなり難しく、可能であっても2、3が限界だという。その分、ある一つのモノに拘っている程、その能力は成長しつづけ、色々な効果を『一つの能力として連動させる』事が出来る。その方が扱いも容易だが、その代わり非常に執拗な感情と思いと思考が一致しなければならない。


●能力の性質

 死ねば能力は世界樹に吸収され、そこから能力がまた新たな人間に行くのだという事が有るがそれは間違いである。だが、死ねば能力が失われるというのも事実である。肉体にマナとマナβ(未知の物質=マナβ)が有るならば死に、肉体が朽ち果てたらいつまでもそこに存在している筈がない。これは当たり前の理論であり、誰もが容易に想像できることである。問題は肉体が朽ち果てた後のマナの行くべき場所だ。マナは通常通り空気中に散り、マナβは感情が死滅した瞬間にマナβ自体も通常のマナに戻る。

 ――――――――――――――――――――――――――――――――

■9つの異物、又は9つの神の産物

 湾曲した腕を持つシモスが言及していた神の産物。同じくコールスモールが語った9つの物凄い力を持った異物たち。


●未公開情報(?)


●記憶人形

 東の地域の大部分を侵していた瘴気の正体。瘴気に触れたものは記憶を失う。不気味に吊るされた全身泡立った上半身のみの巨体が鎖で下から固定されている。下半身がない代わりに底には深い盥が置いてあり、液体がたまっている。人型は鼻と口は無く、眼球がない代わりに涙のようにそこから液体が滴り落ちている。アースが記憶人形との空気を遮断することによって瘴気の元を絶つことに成功した。


●未公開情報


●未公開情報(?)


●フィッチの意思

 何者かがアースの体内に入れていた遺物。確定はしていないがエリセラクトではないかと思われる。効力も不明。


●未公開情報


●混沌たる魔物を呼ぶ笛

 白色の一見普通な笛の見た目をしている。ほかの神の遺物と違い、???????に扱うことができる。また、誰でもその笛を破壊することができる。その笛を吹き鳴らすと、笛を吹いた本人の身体に近い生物が生成される。笛を吹く際に生まれた明確な殺意の数だけそれは生まれる。その生物は遥かに弱く、敗北の数だけ生物は成長する。自らの弱点を克服しながら。本来、その力はとある者守るために生まれてきた。だがしかし、それが叶うことはなかった。魔物に感情はない、しかし魔物は慟哭する。得体のしれない混沌たる感情に共鳴して。

 故にその笛は歪み、二度とあの人の音色を見せることはない。その笛は誰にも正しく吹くことは出来ない。誰であろうと正しい音色を出すことができない。ただひとりを除いて。


●レフトワールド(世界移動の針)

『レフトワールド』っていう世界移動が出来るアイテムなんだ。…コールスモールが所持していた遺物。あらゆる世界に一瞬で飛ぶ事が可能。遺物である針を利用して自らの体を傷つけることによって発動する。何処の世界へ向かうかはランダムだが、出発地点は固定され、再び針を利用すれば同じ世界へと戻ってこれる。利用の際に傷つけた部分は修復され、傷ひとつ残らない。


●力玉(推測だが遺物ではないか?)

 ボルボロスの一派が探す代物。効力は不明。


●未公開情報

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★魔法について

 ※炎、氷、雷、土、風、光、闇の六種類の魔法が存在する。

 ※未公開情報1

 ※魔術を使う場合に発動台詞を使う者がいるが、それは安定して出す為。無詠唱で良い。また、詠唱も必ずその言葉である必要はなく、近しい言葉であればなんでもよい。

 ※未公開情報3

 ●通常魔術…下二つに該当せぬ魔術。主に攻撃に利用する魔術及び呪文。

 ●補助魔術…身体強化を中心に、自分自身に対しての強化を主とした魔術。

 ●防衛魔術(呪文)…自らの身を守る為に特化した魔術。



★全魔法

■炎魔法、魔力消費量 大

 氷と共に原初の魔法。マナの温度を上げて発火させることが出来る。マナで細い線を迸らせその線を導火線として燃焼させるのが基本の使い方となる。直接ものに触れて燃やしてもいいが、マナの熱以外は自分に害が出るので基本はしない。マナの運動を急速に上げるので消費量はとても多い。であるためマナの供給量が多い人が使う場合が多い。

 ●魔術、呪文

『爆ぜろ』…想定した箇所に大量のマナを送り込み、急速に炎を発生させることによる爆発を引き起こす。

『囲え』…獄炎が空を舞い、本人の周囲をマナが尽きるまで燃え続ける。

『迸れ』…細いマナの線を稲妻状に展開させ、そこに大量のマナを送り込んで炎を発生させる。

『焼き尽くせ』…対象を炎で焼き尽くす。マナが尽きるまで永続する。

『炎舞え』…基本的な魔術。空中で炎を維持したまま、様々な連携を繰り出せる。




■氷魔法、魔力消費量 少~特大

 炎と共に原初の魔法。マナが周りを巻き込んで動きを抑制することで急速に温度を下げる。それによって空気中の水分を凍らせることが出来る魔法。場所によって効果の具合や消費量も違ってくる。雨の日などは全魔法の中でトップクラスに消費する。この魔法だけだと使い勝手が凄く悪いが、他の魔法と組み合わせると強い。+炎で水を操ることも出来るしそれ+雷で感電する雨を降らすことだってできる。+風で暴風雨にだって出来る。ただし魔法を扱うことが出来る人自体、天性のマナの貯蔵量に比例するので上記した使い方は極少数だろう。熟練者であればこれを水魔法のように扱い、戦う事ができる。

 ●魔術、呪文

『氷柱』…瞬時に棒状の形の氷を生み出す。術者によって氷の練度は違うものの、基本的にそれほど頑丈ではない。真剣を防ぐことは数回程度しか持たない。また、鋭利でもないため、裂傷ダメージを与えることも不可能。だがようは本人の使いようで、投げたり飛ばしたりするのが効果的。

『氷塊』…空気中の水分を凍らせ、それを一か所に集めることによって出来た氷塊。飛ばすのもよし、飲み物を冷やすにもよし、水蒸気爆発のタネにするのもよし。

『凍えろ』…詠唱者の力量にもよるが、基本的に10m範囲であれば自由に凍らせることができる。

『氷舞え』…+炎魔法で水魔法に切り替えて範囲内で水を自由自在に扱う。途中に鋭い氷へと変えることも可能であり、扱うにはトップレベルの魔力がなければならないものの、非常に強力な魔術。

『永遠に凍てつくせ』…自分に存在する魔力を全て解き放ち、周囲一帯を氷の世界へと変える。範囲は本人のステータスに左右される。発動した時点で己すらも滅ぶ為、死の魔法とも呼ばれている。

『水蒸気爆発』…凍てついた氷塊を炎魔法で一気に熱することにより、水蒸気爆発を起こす。

 ●補助魔術

『霧』…氷魔法と炎魔法の合わせ技。辺り一帯に霧を発生させ、視界を悪くする。地味だが、とある人物には必須級の魔術でもある。



■雷魔法、魔力消費量 特大

 大量のマナを使ってエネルギーの速度を爆上げしているので必然的に消費量は多くなる。この魔法の効力事態に熱が生じるので炎魔法の上位互換といってもいい。消費量は桁違いだが。細胞一つ一つにマナを流し込んで速度を底上げすることも可能。一番原始的な使い方でシンプルではあるが、この魔法こそ天性の魔法使いでなければ扱うことが出来ず、1分も持たずに魔力切れが起こる。これを応用した魔術がエネルギーという名のビームサーベルとなっている。訓練すれば比較的少ないマナで扱える。

 ※雷魔法自体、氷魔法の延長線上の魔法種だったり、実際は熱魔法だったりと、雷らしい特徴は実はあんまりなかったりする。

 ●魔術、呪文

『エネルギー』…消費の多い雷魔法の中で消費を押さつつ、且つ最も戦闘に向く魔術。基本は何か棒状のモノの表面に極薄の雷魔法を高速で走らせ、熱を発生させ、ビームサーベルと化す。その為消費がかなり少なく抑えられる。(とはいっても雷魔法ではマシなだけで、ほかの魔法に比べて普通に消費はデカい。)魔力の保有量が多い者や、手練れの魔法使い、生まれながらにして才能を持ったものは、棒状のモノを通さずにエネルギーを展開できる。魔力量が多くなればなるほど威力は増すし、消費も重い。刻印は生まれながらにして扱うことが出きる。

『嵐』…水魔法+雷魔法+風魔法で感電する暴風雨を発生させることが出来る。高度な魔法使いにしか扱えない最高難の魔術

『稲妻』…強くマナを練った箇所にいかづちを発生させる。

『いかづち迸れ』…細いマナの線を稲妻状に展開させ、そこに大量のマナを送り込んで雷撃を発生させる。

『ストーム』…『雷荒れ狂え』とかでも発動する。文字通り、凶悪な稲妻が詠唱者を中心に数キロ圏内を地獄へ変えてしまう禁忌の魔術。魔力消費量も凄まじい。基本的に数人で唱えるべき呪文。

 ●補助魔術

『身体強化』…自身の細胞一つ一つに雷魔法を送り込み、自身の速度を大幅に加速させる。




■土魔法、魔力消費量 少~大

 炎、氷に続き、三大基本魔法のひとつ。基本的な魔法。魔力の波による衝撃を活かして大地を隆起させ、壁を作ったり、部分的に突起を発生させたりが可能な魔法。魔力量によって強度や大きさが変わってくる。防御はもちろん攻撃面もしっかりと活かせるオールラウンド魔法。防衛が最も主要な使い方ではある。ボルボロスの愛用魔法でもある。

 ●魔術、呪文

『土塊』…地から尖った土塊を生み出す基本的な魔術。

『跳ねろ』…土から尖った土塊を空中に浮かべ、それを飛ばす。意外と便利。

『揺るがせ』…大地震を引き起こす魔術。破壊力は凄まじく、完全に詠唱者の能力に威力は左右される。その分、強力な魔法使いが使うととんでもない。

『裂せよ』…大地を割る強大な魔術。そのまま地形を変えてしまえるほどの強大な呪文でもある。

 ●防衛呪文

『覆え』…唱えると瞬時に地の土が術者を覆う。その土がどれだけ頑丈になるかは本人の力量次第。基本的に地に足を付けていないと発動が難しい。




■風魔法、魔力消費量 少~大

 土魔法での衝撃派を利用した魔法。局所的に衝撃を集めて放ち、風を発生させる魔法。初心者中級者はこれぐらいしか使えない。ぶっちゃけていえばこれだけ使うんだったら炎魔法と氷魔法で温度差を利用して風を起こすことだって可能だ。しかし、上級者になると話は違う。衝撃を何度も屈折させて台風を作ったり、衝撃そのもので攻撃をしたり出来る。環境のマナ量に依存する部分もあるので一概に素晴らしい魔法とはいえないが強力な魔法ではある。

 ●魔術、呪文

『切り裂け』…風の衝撃を発生させ、対象の体に裂傷を与える。

『吹き飛べ』…対象を大量の風の衝撃で吹っ飛ばす。

『渦を巻け』…つむじ風を発生させる。使用者の魔力で威力が変わる。砂漠で使用すると詠唱者にすら猛威を振るう。あえてそうする者もいるが…。

『舞え』…まとまった風の衝撃を回転させ、滞空させる。色んな攻撃に派生できる。また、普段の生活にも非常に使える。



■光魔法、魔力消費量 少

 炎魔法の延長施錠の魔法。炎魔法と違って熱がないので、発光させて周りを照らすくらいしか使えない。あとは目くらましとか。

 ●補助魔術

『光玉』…マナを発光させ、周囲を照らす光玉となる。



■闇魔法、魔力消費量 少

 最近発見された収束の魔法。辺りの光を吸収して暗闇を生み出す魔法。暗視スコープ使ってこの魔法使えば暗殺くらいなら出来るかも。ただこの魔法はとある人物にとっては必須級の魔法だったりする。(※※※※※)

 ●補助魔法

『闇よ覆え』…周囲の光を吸収し、一時的な闇を作り出す。抑え込むだけなら魔力の消費量は高くない。が、それを持続させるとかなり消費が激しい。

 ●未公開情報

『※※※※※※』…未公開情報

 ―――――――――――――――――――――――――――――――――

■凶感情とは

 現時点で分かるのは、大昔に信仰され、絶大な力を持つ者たちということだけ。

●『七つの凶感情』七つの凶感情の最初の所有者達

 歓喜の感情 初代デウス・オルペト

 不満の感情 初代アリス・キルライフ

 約束の感情 初代カメリア・キルライフ

 同情の感情 初代コド・ペドアルダンテ

 快感の感情 初代エクシマス

 執念の感情 初代オールドシルビアス

 共有の感情 初代レイス=リクテス=ギ―マ・オーロラキュロス

 ・『六つの感情』

 歓喜の感情 初代デウス・オルペト

 不満の感情 初代アリス・キルライフ

 約束の感情 初代エリセラクト

 同情の感情 初代コド・ペドアルダンテ

 快感の感情 初代エクシマス

 執念の感情 初代オールドシルビアス

 ―――――――――――――――――――――――――――――――――

■ミーナの資料の組織情報 情報が揃い次第個別に情報書く。

 ●アルザント

 情報なし

 ●刻印

 忌み嫌われている。

 ●幻魔獣

 情報なし

 ●鬼族

 情報なし

 ●DE

 情報なし

 ●キングB

 情報なし

 ●デウスの信者達

 情報なし

 ●犯罪組織α

 オールディの所属する犯罪組織。ジャンルを問わずあらゆる犯罪に手を出す。

 ●要注意人物

 ジスト/拷喰/ボルボロス/ビシブル ―――――――――――――――――――――――――――――――――

●八龍(破龍)ミーナ説明。

 八龍やつりゅうっていってるけど本当に最近もう一匹追加されてねぇ。呼び名が似てる破龍はりゅうになっちゃったんだよね。でもまあみんな構わず八龍って呼んでるけど。全部で9匹だね。9匹なのに八龍て呼び続けるのはこの中で唯一白嶷龍だけが人畜無害だからなんだよー。

『暗黒龍 あんこくりゅう』

 距離感が分からなくなるくらいにくっきりと真っ黒な龍の姿が映る。中央王都が出して遠征部隊を一掃する程度には強いらしく、危険な生物として恐れられている。

『響緑龍 きょうりょくりゅう』

『獄炎龍 ごくえんりゅう』

『岩盤龍 がんばんりゅう』

『崩爛龍 ほうらんりゅう』

『覆界龍 ふうかいりゅう』

『幻陽龍 げんようりゅう』

『無極龍 むごくりゅう』

『白嶷龍 はくぎょくりゅう』

 人畜無害らしい。

 ・備考

 ミーナの兄であるクロード・サヴァルマンは龍殺しの異名を持ち、過去に『暗黒龍』『響緑龍』『岩盤龍』『無極龍』の4体の討伐に貢献しているらしい。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――

★祖の神

 世界の誕生と共に憑く神の総称。

 第一紀の時代に始祖ジストと共に数千人の『最初の人類』と共にイットリウムに降り立った。本来であれば始祖が世界の支配者という立場に君臨するはずだった。しかし、絶大な力を持つ『始祖』が『最初の人類』に敗北してしまった。だからイットリウムには絶対的な支配者の立場がいない特殊な世界となった。

●始祖の神『始祖』 

 世界誕生と共に憑く神

●崩壊世界の神『崩神』

 世界が終わってしまって憑く世界を失った祖の神

●本来は始祖だった神『本祖』

 世界が崩壊していないにも関わらず、何らかの理由で支配者ではなくなってしまったものの成れの果て


●ヴァ―ルーグ世界線、惑星イットリウムにいる神一覧

 ジスト・オーバーワールド   時と空間に関する能力

 チェスタリーチ・ジーヴェス  ?????

 ミッドナイト・ブルードット  毒に関する能力

 空欄             時を巻き戻す能力  

 ファーブルファイト      ?????

 ステンレス=チール・スレア  感染爆発等の能力

 ボルボロス・トゥ・タイタン  大地や泥に関する能力?

 ビシブル・インビジブル    分析が困難な能力らしい

 モルガン・ガーゴイル     伝達に関する能力

 ファルコーネ・シロット    ?????

―――――――――――――――――――――――――――――――――

●神(ジョニーの発言から十席あるらしい)

 元々はなんらかの意味のある組織だったらしいが、今は乗っ取られて別な目的を持つ組織へと変貌した。

 第一の神 ????・????

 第二の神 ?????・?????

 第三の神 ??????・??????・???

 第四の神 ボルボロス・トゥ・タイタン

 第五の神 ?????・?????

 第六の神 ビシブル・インビジブル

 第七の神 ドア・エルドラス

 第八の神 ???=???・?????

 第九の神 ?????・?????

 第十の神 ???????・???

―――――――――――――――――――――――――――――――――




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