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ボクっ子姫と竜の国  作者: あさたろ
第3章 ボクっ子姫とゲーム世界の大冒険
40/67

level40 ボクっ子姫とあれ?逆戻り?

おひさしぶりです、大分間が空いてすみません。



それから一週間後ボクらはようやく旅立った、何故一週間かかったって?

パパが企てた『姫さま旅立ち記念パーティー』が一週間かかったから・・・


とりあえず北にあるゴックーン街を目指す、メルヴィル様に見送られボクとアリアちゃん、マルチちゃんにエールとミンミ女史といったいつものメンバー。ソナタさんは後から合流するらしいけどこの前ボクたちを襲った引け目があるらしく元気がなかった、悪いのはパパなのにね・・・

ゴックーン街からそこからカツヤード国に行ける気球があるらしい。

でも小林・・・じゃない、トンカツ王子は行方不明らしいし、大魔王の情報とか聞ければいいんだけど。


ゴックーン街に着くと高い塔が見える、あれは気球の管制塔らしい。


「あれに乗ってカツヤードに行くんだね。券とかどこで買うのかな?」


「あそこみたいですね・・・人だかりが出来てますけど・・・」


行ってみると切符売り場の前に人がたくさん並んでいるもどうやら買えないらしい。空とぶモンスターが大量に出て気球が飛ばせないとか・・・


「そ、そ、空飛ぶモンスターですか?困りましたね、船便はないですし・・・」


「まーま、えーるにのってく?」


エールがそう言ってくれるのは嬉しいけどまだ小さいからみんなは乗れないだろうなあ・・・」


「この国に竜がいるんですけど乗せてってもらえないでしょうか・・・」


「赤い竜だったっけ?でも人間嫌いなんでしょ?乗せてってくれるかな?」

「エ、エ、エール様がいれば話を聞いてくれるかも知れませんよ?ゴンタクンの洞窟にいるらしいですけど。」


と、言うわけで急遽ゴンタクンの洞窟に向かう。でもお城を通りすぎなきゃ行けないんだよね。


見送られた兵隊さんと目が合いつつ苦笑いしながら通過しました、恥ずかしかった!



「はあ・・・やっとついたよ~でもドラゴンってホントにいるの?」


「と、思うんですけどここ何年かは誰も見たことないらしいんですよ」



ミンミ女史を先頭に入って行く、中は冷たくまだ夏なのに寒いくらいの洞窟だった。


スライムやゴブリン、コウモリなどの雑魚モンスターを倒しながら下まで降りていく。


「ねえ、翼・・・ゲームとかだとこのあたりで中ボスとか出るんじゃない?」


アリアちゃんが現代人の基礎知識をひけらかし言ってきた。


お約束通り最後の下層に降りる階段の前にはリザードが舌を滑らし待っていた・・・





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