表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ボクっ子姫と竜の国  作者: あさたろ
第3章 ボクっ子姫とゲーム世界の大冒険
38/67

level38 ボクっ子姫と城の宝はどこかなあ?



「宝ってどこにあるんだよお!?」



パパの謀略にはまって城の宝を探すことになったボクたち、でも誰もどこにあるのか知らないんだって、

ホントにあるのかなあ・・・?


「聞いたことないのですが・・・王様だけがご存知なのでしょうか・・・」


「それってさ、ホントに宝なの?何かに例えたものとか・・・あのお父さんなら有り得るわよ、現実でも変だったし」


アリアちゃんそう思ってたんだ!


でも有り得るかなあ、あのパパだし




「で、で、でわその線で探しましょう、聞き込みしましょう!」



パパを詳しい人といえば・・・メルヴィルさましか思いつかないけど・・・当たってみるか。



「この城に宝?ないと思いますけど・・・」


やっぱりそうかあ、今まで見たことないからなあ・・・


「ああ、大臣のハフハフさんなら知ってるかもしれないですね、知識人ですから。」


ハフハフさん?誰?




その人は外交大臣で他国との輸出の取引とか輸入を主に行ってるらしく城にはあまりいないらしい。でも、今日はちょうどカツヤードから帰って来たとこで執務室にいるらしい。



トントン・・・


「はい、どうぞ~♪」



執務室の中からはソプラノの声が帰って来た。中に入ると細い小人みたいな人が立っていた。



「はじめまして~姫さま♪外交大臣のハフハフ・オイシィ・トカチェフと申しますです~♪」


ハフハフってファーストネームだったんだ・・・



「メルヴィルさまにお聞きしましたが宝を探しているとか~?」


「うん、そうなんだけど。知ってますか?宝物」


「それって現物あるの?」


アリアちゃんが聞くとハフハフさんは少し考えて言った。



「ああ・・・あれかなあ?」


「あるの?おたからぁ」


「ええ、余り記憶が定かではないのですがお妃さまの杖なのではないかと・・・」


「お妃さま!?それってボクのママってこと?会ったことないよ!?」


「ですからそれも含め定かではないんです、お妃さまがいるのかいないのか・・・」


「でもボクがここにいる事が何よりの証拠でしょ?ボクその杖を探してみるよ、ありがとう!パフパフさん!」



「ハフハフです、お気をつけて・・・」



執務室から出て、目的は決まった!

お妃さま、ママの杖を探そう!






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ