level23 ボクっ子姫と海の街
更新遅くなりましたm(__)m
はあ~疲れた。何がって?女の子のこと・・・R18になっちゃうから言えないけどあんなことやこんなこと。
奥が深い・・・
それはともかく今日は東のトートパックの街に視察に行くことになったんだ。海もあるらしくて泳げるらしいけど・・・女子の水着着るの?
馬車に揺られる事2日、近いって聞いてたけどここが現代と違うことすっかり忘れてた。
一緒に行くのはアリアちゃんとマルチちゃん、ソナタさんとミンミ女史と・・・クルセウスさん。
なんかこの間の事で危険性を感じたメルヴィルさまがクルセウスさんも付けてくれたんだけど・・・
いざって時子供に戻られてもなあ・・・
てな事を考えてるうちにトートパックにつきました。
トートパックは人口3000人くらいのわりと大きい港町で亜人と呼ばれる動物やモンスターと人間が融合した人達がたくさんいた。お城にはいなかったけど。
「んー、疲れたあ~」
アリアちゃんが馬車から出て背伸びをしている、性格的にじっとしてられないんだろうなあ。まあ2日もかかったからね。
「姫さま・・・先ずはこの街の町長に挨拶して頂きます。」
「え~?海水浴じゃないの?」
水着はいやだけど海には入りたい。
「いちお~王様代行での視察ですのでふ~それが終わったらいいですよ~」
「う、海、姫さまと海、こ、興奮すさます!」
相変わらず緊張してるね、ミンミ女史。
「私めがしっかりとナンパから守りますからな、ガッハッハ!!」
うん、子供に戻らないでね。
町長の長いながーいお話が終わりボクたちは宿に向かった。
途中には海の街らしく海の幸いっぱいの市場がでていた。
見た感じ普通の食べ物に見えるけど時々水色の魚とか見たことない魚も置いてあった。
ここに来てから何食べさせられたんだろ・・・
街外れの鬱蒼とした所に宿屋があった。
「ここなの?今晩の宿」
「はい・・・そうみたいです・・・」
マルチちゃんはメモを見ながら答えてくれた。
「何か出そうな感じですね~」
「や、やめてよ!そういうこと言うの!」
そういえばアリアちゃん怪談話苦手だったっけ?
「大丈夫だよ、ボク見たことないし。いないんじゃない?」
「私めは見た事がございますな、あれは去る大戦のあった真夜中でしたな。真っ白な兵隊が・・・」
「いやあああ!!!やめて~!!」
猛烈に嫌がるアリアちゃんをソナタさんが宿屋に押し込み荷物を置いて水着に着替えた。




