level24 ボクっ子姫とオクトパス
遥かに広がる水平線、この海の向こうには島国ラテントプットっていう国があるらしいけど遠すぎて見えない。
宿屋で着替えたボク達は近くにある浜辺にやって来た。今日は暑くて泳ぐにはちょうどいいね。
アリアちゃんは大胆な赤いビキニ、胸はまあまあ。金髪がキラキラと日に輝いててキレイだよ。
マルチちゃんは白いワンピで胸が走るとブルンブルン!長い髪をポニーテールにしてるね。
ソナタさんもビキニで色はオレンジ、やっぱり胸があるとビキニが似合うのかなあ・・・って思ってたらアリアちゃんに睨まれました。髪はショートです。
ミンミ女史は紫のワンピなんだけど恥ずかしいのか上に半袖のシャツを着てます、髪の毛はお団子。
クルセウスさんは・・・別にいっか。いちお~海パン履いてます。
ボクは・・・セパレートのフリルスカート、それでも恥ずかしいんだけど・・・髪は肩まで伸びました。
「やっほーっ!」
「いや、アリアちゃん!ここ海だからね!?」
「キレイですね~」
「姫さまの方が綺麗ですよ・・・」
「う、う、海ですか!?初めまして!」
「うおぉぉぉぉ!かかってこいやー!」
と、いう色々な思いのなか海に入った。ちなみに海の中にもモンスターがいるらしくてあまり沖には出たらダメみたい。
「翼は泳げなかったよね?」
「う、うん・・・小さい頃に溺れて以来ダメなんだ。水が怖くて・・・」
「じゃあ水の中でも息が出来る魔法をかけますよ~少しくらいなら平気ですから~」
「ソナタさん、ホントに!?かけてかけて!!」
「では皆様であの洞窟に行きましょう・・・」
マルチちゃんの提案で近くの岩場まで泳ぐボクたち・・・ゴメンナサイ、ボクはアリアちゃんとマルチちゃんに引っ張られてます。ミンミ女史とクルセウスさんはお留守番だって。
この海も青くて透き通っててキレイです。深くまで潜って岩場まで行くと岩がトンネルみたいになっててそこから入っていく。狭くなっていく岩壁を上がると空洞に出た。
「ぷはっ!?」
「はあっ、はあっ」
そこは天井が吹き抜けていて奥には鍾乳洞が続いていた。
ボクとアリアちゃんが先に上がって後からソナタさんとマルチちゃんが上がってきた。
「奥まで進んでみます~」
「大丈夫・・・?なんかいそうだけど?」
「あたしたちがいるから大丈夫よ♪」
「姫さまは御守りします・・・」
心配そうなボクをよそにソナタさんとアリアちゃんはどんどん奥に入って行く、様子をマルチちゃんと一緒に見ていると見えなくなった二人が走って戻ってきた。
「姫さま~」
「逃げてー!!」
叫びながら戻ってきた二人の後ろには体長3メートルありそうな巨大な軟体動物が這いながらこっちに向かってきてる!
「タ、タコ?」
「ジャイアントオクトパスです~!」
暴れる軟体動物、ジャイアントオクトパスは天井を破壊しながら水辺までたどり着くと手(足?)を動かしボクに絡み付く!
「うわっ!?」
「ひ、姫さま~!」「翼!?」
「軟体動物と姫さま・・・はあはあ」
うん、マルチちゃんそういう人だよね・・・
手足のヌルヌル感とイボイボが気持ち悪いよ~!
しかも身体を締め付けてきて・・・
「んんっ・・・あっ、ああっ!」
「やばっ!このままだとっ」
「ノクターン行きですね・・・むふ」
いや、行かないから!ってか見てないで助けて!
「姫さま~、スカートの横の紐を引っ張って下さい~」
ひ、ひも?これかな・・・!
最後の力を絞りだし右手をスカートに付いていたヒモを握りしめ引っ張る。
「うあっ、ああっ・・・あああん!!!」
ピォォォン、ピォォォン、ピォォォン!!!
凄く大きな音が洞窟内に鳴り響くと共に雄叫びがタコの後ろから聞こえてきた。
「うおおおおおお!!!!!!」
「てぇりゃあああ!!!!!!」
スパッ!
ボクを掴んでいたタコの触手がバッサリと切れる、滑っていたので身体がゆっくりとすべり落ちる。
「あ・・・」
「ミンミ女史、クルセウスさん!」
落ちたボクをマルチちゃんが引き寄せてくれてアリアちゃんとソナタさんが突っ込む!
ミンミ女史が持ってきた荷物の中から剣と杖を受け取った二人。
「久々の奥義!アリアちゃんスプラーッシュ!!!」
「ファイアーウォーる!!!」
「そんな呼びヒモがあるなら先に教えてくれればよかったのに・・・」
「いえ~、怖がる姫さまも見たかったので~」
「まあ結果よかったじゃない、晩御飯のオカズ増えてさ♪」
「ソナタさま、ぐっじょぶ・・・」
「す、すみません!姫さま!!」
「ガッハッハ、大漁、大漁!!!」
なんか水着といい、ヌルヌル地獄といい辱しめにあっただけなような・・・
とほほ~




