ここで一度終わりにしようか
「拒絶と完全、予定よりだいぶ早いね」
姿は偽りとばかりに、少女はゆっくりとした口調で言う。
「もう飽きたのよ」
対して、女性ははっきりと応じる。
そして、冷徹に告げる。
「理想と事実、矛盾と妄想の子。私はあなたを拒絶する」
「消えると思ったの?」
「消えない予定だった?」
「っ!?」
それだけのやり取りだった。
「やぁ、輝儀」
「あんた、誰だよ」
「完全存在。まぁ、そんなのはどうだっていいんだよ」
全てを知る少年は語る。
「もう、終わりにする」
「私ね、ずっと待ってたんだよ。いろんな世界で、いつも傍にいるようにして、テルくん気づいてくれるって思ってたんだよ」
少女は涙ながらに、まだ何も知らない少年に言った。
「さようなら」
助けたいだけ
それだけだった
大好きな幼馴染が死んだ
その事実を変えてしまいたいだけだった
そうして、もう一人の自分を創った
もう一人は、理想を叶えることができた
ただ、もう一人は自分以外が嫌いだった、助けた少女に嫉妬した
理想に仕組みをした、何度も繰り返すように
それでも、少しずつズレていった
生まれるはずなかったものがいくつも生まれた
完全な少年だとか、拒絶の女性だったり
そして、気づけなかった
完全な少年の計画
本体、つまり、自分が殺された。
「こんなのが、最後かよカミサマ」
「呆気ないなカミサマ」
「いや、ただの人間か」
「随分と楽しませてもらったよ、つまらない妄想だったけど、まぁ残りは勝手にしてください」
「全部全部夢ですよ、妄想ですよ」
これは、終わらない妄想のお話。
打ち切りエンド(苦笑)
なんだかんだで初のコメディー長編でした・・・
ちょっと適当過ぎて収集つかなくなりましたすみません・・・
次回作はよく考えて作りますよーー(意気込み)




