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37.学園で初めて出来たお友達

ブリアはライナーと共に庭園へとやってきた。

そして、ベンチへと腰掛けライナーが持参した防具を出してブリアに見せた。


「ブリア様、こちらが昨日仰っていた物に近い防具になります。こちらが腕に巻くタイプの物でこちらが胸から腹にかけて首から被るタイプの物でございます。いかがですか?」


ライナーがブリアに説明しながら防具を見せた。


「これは…何て素晴らしいのでしょう……この様に軽いのに作りがとてもしっかりしていますわ。これでしたらお洋服の下に着ても違和感がありませんわね。本当にスリム男爵家の技術は凄いものですわね。」


ブリアは目を輝かせ喰付気味に防具を見回しライナーに言った。


「お褒め頂きありがとうございます。その様に仰って頂けると我がスリム男爵家としてもとても鼻が高くございます。ブリア様は…本当にお優しいお方ですね…」


ライナーは優しく微笑みながら言った。


「本当に皇帝陛下が爵位をお与えになったのがよくわかりますもの。もっと世の方に素晴らしい武器や防具だと知って頂くべきですわ。」


ブリアは笑顔で言った。


「その様に嬉しいお言葉を言って頂だけるのはブリア様ぐらいでございます。やはり成り上がりの男爵家ですので爵位を送って下さった事によく思われない方も沢山いらっしゃいますし、武器や防具を生産してもなかなか色々な方の手に取って頂けるとは限りませんので財産も余裕があるとは言えませんので…」


ライナーは少し寂しそうな表情で言った。


「そうなのですか…皆様はスリム男爵家の生産技術の高さを知らなすぎますわね。もっと色々な方に生産技術の高さを知って頂けると財産に関しても落ち着かれますかね…」


ブリアはん〜と考え込む様に言った。


「その様な事までブリア様がご心配なされないで下さいたませ。お気持ちだけで十分でございます。それに…この様に私が持ってきた物をこの様に嬉しいそうに大切そうに手に取って頂けるたけで本当に嬉しい気持ちになりますので。ご令嬢の方とこの様にお話するのも初めての事でございますので…学園でもご令嬢の方々は私が成り上がりで男爵家になった令息だとご存知の方が多いので自ら話しかけてこられるのはご挨拶くらいなものですので…」


ライナーは俯き気味に言った。


「その様に御自分の身分を卑下してはいけませんわ。確かに身分という事は大事なときもあるかもしれませんが王族であろつが貴族であろうが平民であろうが同じ人間には変わりありませんもの…ここだけのお話ですがわたくしは民街がとても好きなので家族に内緒でよく邸を脱げたしお忍びで行ったものです。ふふふ…」


ブリアはシーという仕草をしながらクスクス笑い言った。


「お忍びで民街へでございますか?私は元々平民出でありますのでとても驚きました。ブリア様は平民の者達にも平等に接しられるのですね。本当に優しいお方ですね…この様にお話出来ている事を楽しく嬉しく思います。」


ライナーはブリアの話を聞いて驚きながらも照れたように言った。


「ふふふ…大袈裟ですわね。ん〜でしたらわたくしたちお友達になりませんか?わたくし学園に入学したらお友達を沢山作ろうと思ってましたの。ですので学園での最初のお友達になっていただけませんか?」


ブリアは笑顔でライナーに尋ねた。


「お友達でございますか?私とでよろしいのですか?」


ライナーは驚き応えた。


「はい。よろしくお願い致します。」


ブリアは笑顔で言った。


「はい……私でよろしければよろしく…お願い致します。」


ライナーも照れたように笑い応えた。


「ありがとうございます。嬉しいですわ。これから仲良くして下さいね。」


ブリアは嬉しそうにお礼を言った。


「こちらこそ…ありがとうございます。」


ライナーも嬉しそうにお礼を言った。


「では…お友達になりました記念にこちらの防具をお譲り頂けますか?」


ブリアはニコニコしながら尋ねた。


「はい…気に入って頂けた様ですので喜んでお譲り致します。」


ライナーは笑顔で応えた。


「本当ですか?ありがとうございます。嬉しいですわ。いいお土産になりそうですわ。」


ブリアは嬉しそうに言った。


「それは良うございました。」 


ライナーも笑顔で応えた。


「さぁ…そろそろ中休みが終わりますわ。教室の方へ戻りましょう。」


ブリアが言うとライナーは返事をして二人で庭園を後にして教室に戻ったのであった。


教室に戻ったブリアは


(防具使うの楽しみだなぁ。お兄様達のお土産の体だけど使うのはあたしだもんね。ライナー様にを騙してしまったみたいで気が引けるけどこの防具を使わないなんてありえないもんね。次の捜索の時に着けて出かけてみよぉっと。それに学園での第一号の友達が出来て嬉しいな。)


そんな事を考えながら授業を受けていたのであった。









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