表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/27

ミニパンダがやってきた!

なんか時日とか風刺ネタが若干盛り込まれている。

途中からとてつもないカオスに突入するので注意。

最後のほうであの人の正体が明らかに??

ダークラ「おーい!今帰ったぞーーー!!」


マキ「お帰りなさい。今夜は早かったわね」


ダークラ「実はいいものを買ってきた!」


ダークラはそう言って、玄関を開けた。すると、小さなパンダのような生き物が入って来た!


マヤミ「わぁ!モフモフしていて可愛い!!」


マキ「なんなのよ、この小さいパンダは?」


ダークラ「通りで、目玉が馬鹿にデカイ中国人の女性が売っていた。

彼女の話によると、そいつは中国のバイオテクノロジーによって生み出された新種の小型パンダらしい」


マキ「で、餌は何を食べるの?」


ダークラ「ドッグフードを食べるって言ってたな」


マキ「ドッグフード!?笹の葉じゃなくて??」


ダークラ「体が小さくなったことによって雑食性になったって言っていたな」


マキ「そう・・・なの」


マキは改めてミニパンダを見た。ミニパンダがパンダ色に染めただけの犬に見えるようになった・・・。


マキ「それパンダじゃなくて・・・犬じゃないの?」


ダークラ「こいつのどこが犬なんだ?ドッグフード喰うからって犬ってわけではないだろう。それじゃあ、キャットフードを与えたら猫になるのか?」


マキ「いや・・・その・・・」


マキにはミニパンダという生物が犬にしか見えなくなっていた・・・。


マヤミ「うちで飼っていい?」


ダークラ「もちろんさ」


マヤミ「わーい!やったー!!」


マキ「最後まで、面倒見れるの?」


マキ「見れるよ!!」


マキ「でも、事前に飼いかたを調べたほうが・・・」


ダークラ「中国人娘の話によると、つい最近生まれたばかりの新種だからネットで調べても出ないらしいぞ」


マキ「じゃあ、どうやって飼うのよ!?」


ダークラ「なんか、犬と同じ飼いかたでいいって言っていた」


マキ「じゃあ・・・やっぱりこのミニパンダは犬なんじゃ・・・?」


ダークラ「だ〜か〜ら!!ミニパンダは犬じゃないって何度も言ってるだろ!!犬と同じ飼いかただからって犬と決め付けるな!!!」


夫・ダークラは断固としてミニパンダを犬として認めなかった・・・。


マキ「〔心の声:これ以上説得しても疲れるだけだわ。

こうなったら、表面上はパンダとして見るか〕」


マヤミ「ふふふ、よくなつくね!」


ミニパンダ「ク〜〜〜ン」


実はマヤミもミニパンダがパンダではなく犬だということに気づいていた・・・。


マヤミ「〔心の声:このパンダ、どう考えても色を染めた犬・・・だよね?でも、パパがパンダだと言ってきかないし・・・。

こうなったらパンダだと思っているフリでもしよう〕」


マキ「あ、あなたがパンダだと言い張るのならパンダなのでしょうね(苦」


マヤミ「こんなに可愛いパンダが犬でないわけがない!(汗」


ダークラ「そうだろう。一昔前に人気者だったパンダがミニサイズで家で飼えるのだからな。

そのうち、一家に一匹の時代が来るかもしれん」


マキ「一家に一匹ですって!?」


マヤミ「それより、このパンダの名前どうするの?」


ダークラ「キャンキャンにすればー?」


マキ「まあ・・・いいんじゃないかな?(苦」


マヤミ「家族が増えたよ!」


キャンキャン「やったね、マヤミちゃん」


マキ「ギャアアアアアアアア!!!シャベッタアアアアアアア!!!!!」


ダークラ「この世界で動植物が喋るなんてよくあること」


そんなこんなで、ミニパンダを飼うことに。


ダークラ「いや〜、パンダってかわいーなー」


マヤミ「あのさ・・・。この生き物がパンダの赤ちゃんってことは、ないの?」


ダークラ「それがパンダだったら、大きくなったときに飼えなくなるだろ!

ところが、そのミニパンダはチャウチャウって犬くらいの大きさになるらしい。とは言え、犬というわけではないからな」


マヤミ「〔心の声:やっぱりこの犬、チャウチャウっていう犬だったんだ・・・。なんとなく雰囲気が似ていると思っていたら・・・〕」


ダークラ「まあ、かわいいのは最初のうちだしな」


マヤミ「し、心配することないよ!大きくても小さくても、パンダはかわいいでしょ?」


ダークラ「それも・・・そうだな」


キャンキャン「ワンワン!」


マヤミ「〔心の声:今はミニパンダを犬だと信じてはいないけど、あのまま大きくなって犬だということに気づいたら、捨てられちゃうのかな?〕」


マヤミはそう思うと、ミニパンダと称されて買われてきたチャウチャウのことを哀れんだ。


数日後、ダークラを斬ったあと、各地を巡っていた音場未來がふっと訪ねてきた!


未來「今日こそ・・・あの時にやったことへのお詫びをしないと!」


未來がそう言いながらダークラ宅のドアを開けると、ミニパンダが現れた!


ミニパンダ「キャンキャン!」


未來「なんだ!?パンダか?」


未來が戸惑っていると、マヤミが玄関までやってきた。


マヤミ「どちらさま?・・・未來くん!?」


2年ぶりの再会だった。見違えるほど成長したが、互いを想う気持ちは当時のままだった。

長い沈黙の中、互いの眼をじっと見つめ合い、そっと再会の言葉を交わす・・・。


未來「ただいま・・・」


マヤミ「おかえり・・・」


その言葉を交わすと、無言で歩みより、互いに抱きしめあった。


未來「今まで寂しい思いをさせてすまなかった。これからはずっと君のことを・・・離さないから」


マヤミ「私もよ未來くん。私がその悲しみを、心に背負った傷を癒してあげるから・・・!」


二人はそういうと、まぶたをそっと閉じて、唇と唇を重n・・・

ダークラ「ちょっと待てやーーー!!!」


未來・マヤミ「うわっ!ビックリしたーーー!!」


二人がキスをしようとするところをダークラが阻止してしまった!


ダークラ「玄関でラブラブになってんじゃねーよ!近所迷惑だろ!!」


マヤミ「2年ぶりのに会ったんだから、キスくらいしたっていいじゃん!」


未來「あっ!そうだ!!肝心なことを忘れていた!!!」


未來は肝心なことを思い出すと、ダークラに向かって土下座した!


未來「2年前、ダークラさんを切り裂くという無礼を働いて申し訳ございませんでした!!この罪は必ずや償うつもりです!償いで足りぬならば、この命を奪ってもかまいません!本当にごめんなさい!!」


未來は泣きながら必死に謝った!それを見たダークラは怒りも何もせずに未來の肩に手を当ててこう言った。


ダークラ「俺はあのことを恨んでもいなければ怒ってもいない。

むしろ嬉しかった。昔はあんなに気が弱くて頼りない男だったのに、今では俺に対抗できるくらい強くなってくれたのだから」


未來「ダークラさん!」


未來は泣きながらダークラの手を強く握りしめた!

過去のいざこざが無くなったところで、ミニパンダについての話をすることに。


未來「で、このミニパンダとやらは・・・」


未來はミニパンダをよく見てみた。次第に未來もミニパンダが犬だということに気づいた。


未來「ミニパンダってさ、・・・いn」


マヤミ「しーっ!!」


マヤミは未來が「犬」と言うのを止めた!


マヤミ「私もそれには気づいているんだけど、パパにそれを直接言うのはちょっと・・・(小声」


未來「もしかして、この犬をパンダだと思って買っちゃったの?(小声」


マヤミ「どうやらそうらしいのよ・・・(小声」


未來「普通、そこら辺でパンダなんか売ってないでしょ。売るなら密売でしょ(小声」


マヤミ「だからミニパンダという名称で売っていたんじゃない?(小声」


ダークラ「おいお前ら、何をコソコソしゃべってるんだ?」


未來「いえ、ちょっとした世間話を・・・」


ダークラ「そういえば未來は俺を斬ったあと、何をしていたんだ?」


未來「ダークラさんを斬ったあと、各地を転々として未来への布石を・・・。いえ、幸福の種をまいてきました」


ダークラ「グリーフシード?」


未來「それは絶望を撒き散らす災厄が生まれる種です。僕はそれと対をなす種をまいた・・・つもりですよ」


ダークラ「幸福の種・・・か。うまく成長するといいな!」


そんな感じの会話をしていると、キャンキャンが擦り寄ってきた!


キャンキャン「クゥーン」


未來「なんか僕に懐いています。どうしましょう?」


ダークラ「散歩に連れていったらどうだ?」


マヤミ「じゃあ、私も一緒に行くわ」


こうして未來とマヤミはイn・・・ミニパンダのキャンキャンと散歩することに!


未來「犬の散歩っていうのは初めてだな〜」


マヤミ「キャンキャンは犬じゃなくてミニパンダよ!」


二人がキャンキャンの散歩をしていると、今の時代には着ないようなドレスを着たオバサンが、怪しい生物の散歩をしていた!


オバサン「あら、こんにちわ!可愛らしいパンダですこと」


未來「こんにちわ知らないオバサン!これはパンダじゃなくて犬ですよ!」


オバサン「オバサンですって!?私が誰だかわからないの!?」


マヤミ「うーん、なんか世界史で見たことあるよーな・・・?」


オバサン「私は、マリー・アントワネットよ!」


なんと!知らないオバサンの正体はマリー・アントワネットだった!


未來「マリー・アントワネット!?確か断頭台の露と消えたはずの王妃では??」


アントワネット「ラザンって人のシタールのバグかなんかで現世へ黄泉還ってきましたのよ」


マヤミ「そういえばマリー・アントワネットの兄弟の子孫に音速マンがいるってパパが言っていたわ」


アントワネット「まあ、音速マンを知っているの?」


マヤミ「私の父と音速マンの妻が姉妹なんです。早い話が義兄弟ってやつです!」


アントワネット「あれまー!これはすごい偶然ね」


未來「ってことは、音速マンはハプスブルク家ってことか?」


三人が雑談をしていると、ミニパンダがマリー・アントワネットの連れていた怪しい生物と喧嘩をしていた・・・。


マヤミ「そういえば・・・この不可思議な生き物はなんですか?」


アントワネット「見てわかりませんの?虎ですわ」


マリー・アントワネットは連れていた生き物を虎と豪語した。

しかし、未來とマヤミには虎模様に染めた犬にしか見えなかった!


未來「あの・・・これも犬では?」


アントワネット「何を言うのよ!これはミニタイガーっていう品種改良された虎だと、中国人のブリーダーが言っていたわ!!」


マヤミ「あはは・・・。この人もパパと同じだったってわけね・・・(ボソッ」


未來「気分を害してすみませんでした」


アントワネット「わかればいいのよ」


未來「では・・・最後に一つ伺いますが・・・」


アントワネット「なによ?」


未來「あなたはタイムスリップって信じていますか?」


アントワネット「タイムスリップ?未来や過去へ行くこと??」


未來「たとえば・・・。スケッチをしていたら見知らぬ女性と目を逢わせた・・・とか」


アントワネットはそれを聞いた途端、記憶の底に眠っていた何かを思い出した!


アントワネット「たしか革命が起きる前だったかしらね・・・。何やら見たことがないような服装の二人組の女性と会ったような、なかったような・・・?」


未來「そして、その二人組と出会ったのは・・・プチトリアノン離宮では?」


アントワネット「ああ!そこよ!!そこであったのよ!!!」


マヤミ「未來くん・・・。一体なんの話をしてるの?」


未來「やはりベルサイユ・ゴースト事件は本当にあったんだ!」


アントワネット「なによそのベルサイユ・トースト事件って?」


未來「1901年8月10日にベルサイユ宮殿を訪れた二人組の女性が、プチトリアノン離宮へ向かったら過去へタイムスリップしてマリー・アントワネットに遭遇したという話ですよ!」


アントワネット「たしか8月10日はひどい目にあった日なのよ。

具体的理由?ググれ」


未來「プチトリアノン離宮では8月10日にアントワネットの幽霊が目撃されると噂されていた。

が、アントワネット本人から話を聞いて確証した。やはりあの二人はタイムスリップしていたのだと」


マヤミ「なんだか私にとっては、いろんな意味でわけがわからないよ・・・」


未來「これらの証言は僕の今後の能力に役立たせていただきますね!

それでは、さようなら!




知らないオバサン!!!」


未來はそういうと、マヤミとキャンキャンを連れてそそくさとその場から立ち去った!


アントワネット「ちゃんと名前で呼んでくれたのに・・・。最後のはないよ!あんまりだよ!!」


アントワネットはそういうと泣きながら帰ってしまった。


マヤミ「失礼でしょ!知ってるオバサンを知らないオバサンって呼ぶなんて」


アントワネット「初見だから仕方ない・・・とは言えないが」


そんなこんなしていると、ごま神社にたどり着いた。


ごま「久しぶりの登場な気がするが大丈夫か?」


トウタ「大丈夫だ、問題ない」


リンネ「大丈夫じゃないと思うよ?」


未來「ごまちゃん、儲かっているかい?」


ごま「儲かったさ。10月28日の人類滅亡の噂を利用してね」


マヤミ「どんなふうに儲けたの?」


ごま「免罪符さ。『これをたくさん買えば人類滅亡は免れる』と称して一枚1万円で金持ち共に売った。

チラシの裏よりも使えないただの落書き描いた紙が飛ぶように売れた結果、1000万円くらいは儲かった。今も免罪符を買った金持ち達は『免罪符を買ってなかったらお前らは滅亡していたんだから感謝しろ』とか言ってるに違いない」


マヤミ「罪な神だねえ」


ごま「もし本当に人類に滅亡の危機が迫ったら、僕は全力で食い止めたさ。クレームくると面倒だから。

っとは言っても人類滅亡したらクレーム言う奴なんていないよね」


未來「10月28日に人類滅亡するなんて、僕は最初から信じていなかったよ。未来予知で何も起きないって知っていたから」


ジェーン「確か、戦国時代にそういう方法でお金集めていた教会があったような?」


マヤミ「あなたはシスター・ジェーン!」


シスター・ジェーンはヘルクライム78柱のナンバー29。もとはブラインドと名乗っていたが、「差別用語だからヤダ」という理由で本名を名乗るようになった。ちなみに年齢は今年で28歳。

彼女は眼をつぶっている間は回避能力が上がり、敵への攻撃命中率が上がる。そのため「盲目の修道女」と呼ばれるようになった。ちなみに彼女はちゃんと眼が見えており、盲目ではない。高所恐怖症で、一度下を見るとその場から動けなくなってしまう。眼をつぶっていれば高層ビルの屋上の間に設置された鉄骨の上でもスイスイ移動できるらしいが。

修道女になった理由は「救われない者に救いの手を差し延べるため」だそうな。


徳治書房刊「座頭シスター」より


ジェーン「免罪符で救われたと思いこんでいたほうが幸せな時だってあるよね?」


マヤミ「そんなもんですかね?」


ジェーン「神社でおさい銭をすると謎の安心感を得られるでしょ?あれと同じだよ」


未來「そういやなんで神社に修道女が?普通は巫女じゃないの?」


ごま「僕を信仰してくれれば巫女でも修道女でも釜井はしないよ?って、釜井って誰やねん!?」


リンネ「あんたの脳みその中に住んでいる住人じゃないの?」


ごま「そういや、どうしてここへ来たんだい?」


未來「実は、このミニパンダとやらについての相談を・・・」


未來はそういうと、ミニパンダをごまちゃんに会わせた!ごまちゃんは一瞬でミニパンダが犬だということに気づいた!


ごま「これって犬だよね?」


未來「そうですよ犬ですよ」


マヤミ「うちのパパがバイオテクノロジーでつくりだされた新種の生物・ミニパンダとかなんとかで買ってしまったみたいなのよ」


ごま「ミニパンダなんか、ゼブラスみたいに白黒に執着する化学者じゃなきゃつくらないと思うよ。それと中国人のバイオテクノロジーでつくれるような代物ではないし。環境汚染という名のセルフバイオテクノロジーで動植物を奇形化しているけどね」


未來「じゃあ、ゼブラスに聞けばなんとかなるかな?」


ごま「何が?」


未來「ミニパンダが犬だということに気づくこと」


ごま「そうだねぇ・・・。ダークラはアホだからちょっとやそっとでは気づかないからな〜。そうだ、今後の健闘のためにこの免罪符を三枚ほど持って行け」


マヤミ「いいですよそんな落書き!」


ごま「これは僕の霊力をきちんと封じ込めた“本物の”免罪符だよ?ダークラが真実にキレて暴れだしたときにこれを貼付けるなり喰わせるなりしておとなしくさせるんだよ!わかったね?」


マヤミ「では、念のために持って行きますね!」


こうして二人はゼブラスを探すために散歩を続けることにした!


未來「なんだかんだでもうすぐ2012年でござるの巻」


マヤミ「作者が書くのをさぼってばかりだからね」


未來「まさか北の将軍様が死ぬとは・・・」


マヤミ「未來くんって、未来予知できるんじゃなかったの?」


未來「まあ、なんだかんだで未来予知能力を取り戻したけど・・・。他人の死よりも自分の未来を集中的に見ているから・・・」


マヤミ「じゃあ、このあとゼブラスに遭遇するか未来予知してみてよ!」


未來「いまさらだけど、みんなが言っているのは未来視であって、未来予知とは一味違うような・・・?」


マヤミ「そんなことどうでもいいから、早く予知してよ!!」


キャンキャン「いい加減にしろ!」


二人と一匹が騒いでいると、偶然なのかゼブラスがやってきた!


ゼブラス「何をやっているんだお前達は・・・?」


未來「あっ!噂をすれば影!!」


ゼブラス「なんだ、私を探していたのか?」


マヤミ「そうなんですよ。このミニパンダについて、ちょっと質問が・・・」


マヤミはミニパンダをゼブラスに見せた!


ゼブラス「すごい!ミニサイズのパンダだ!!」


マヤミ「実はこれ、犬なんですよ」


ゼブラス「ほぉ、犬か・・・。犬でこのクオリティか」


未來「今のバイオテクノロジーでジャイアントパンダをミニパンダに品種改良することは可能ですか?」


ゼブラス「う〜ん。ミニブタとかティーカッププードルとかいるし、私の技術を使えば・・・実現できるな」


未來「しかし、問題があるんです」


マヤミ「うちのパパ、ミニパンダを本物のパンダだと思っているみたいで・・・。

どうすれば犬だと気づいてくれるでしょうか?」


未來「いくらミニパンダの正体は犬だと説明しても理解してくれないんで・・・。そこんところどうにかなりませんか?」


ゼブラス「ダークラは犬よりも馬鹿なところがあったりするからな〜。気づいたら気づいたでブチ切れそうだしな」


未來「ところでゼブラスが持っているそれはなんですか?」


ゼブラス「これはマリモだ。あまりにも大きくてわからなかったか??」


マヤミ「そんなものは、こうだ!」


マヤミはゼブラスからマリモを取り上げると、地面へ凄絶にたたき付けた!


ゼブラス「貴様ら、なんてことしてくれたんだ!!!」


マヤミ「よし!免罪符を喰わせるんだ!!」


未來「喰えーーー!!!」


未來はゼブラスの口に免罪符を押し込んだ!


ゼブラス「・・・あれ?私は何を怒っていたんだ??」


マヤミ「この免罪符・・・本物だ!」


未來「しかし、ダークラさんにミニパンダを犬だと気づかせるには・・・」


マヤミ「そうだ!音速マンに相談したらどうだろう?」


未來「そうだな!あの人はダークラさんに通じるところがあるし」


二人と一匹はゼブラスをよそ目に、音速マンの別荘へと向かった。

一方、世界ではとんでもないことが起きていた・・・。


アガメムノン「我が名をトルコの、ローマの、そしてヨーロッパ全土の征服者として歴史に刻んでやる!」


かつてトロイを滅ぼしたアガメムノンが経済難で混沌化したギリシャに突如現れ、それを征服した。


始皇帝「なんじゃ今の中国は!朕が目指した中国はこんなものではないわ!!!」


中国を統一した始皇帝は、腐敗した中国に現れ、瞬く間にこれを支配した。


ラスプーチン「さあ、謀反を起こす準備をしよう」


ラグリアスの軍師になっていたラスプーチンは突如ロシアに攻め込み、あっという間に自国を創ってしまった・・・。




そんなことも知らないバカップルと犬は、音速マンの別荘へとやってきた。


未來「なんかピアノの曲が聴こえてくるぞ?」


マヤミ「音速マンが弾いてるとは思えないわ。マリーはピアノよりバイオリン派だし」


二人はぶつぶつ言いつつ屋敷へ入った。


音速マン「なんだ未來とマヤミか。アポくらいとれよなアホ」


未來「今気づいたんだけど、僕が二年ぶりに姿を現したことについて何も言わないんだね・・・」


マヤミ「ねえ、このピアノの音は一体?」


音速マン「今日はピアニストに来てもらったんだ。たしか、モツあるど・・・だかなんとか」


マヤミ「モツあるど・・・?もしかしてモーツァルトのこと??」


未來「無視か・・・」


三人は音楽室へ向かった。そこには、ピアノを弾くモーツァルトと、それを聴くマリー・アントワネットがいた!


モーツァルト「あなたとはいつぞや会ったことがある気がします」


アントワネット「私もです。モーツァルトさんとは初対面ではない気がします」


音速マン「おい、腐れビッチ!」


アントワネット「何よ?今いいところなんだから!」


音速マン「客人だぞ」


マヤミ「おじゃまします・・・って、げえっ!アントワネット!!!」


未來「誰かと思ったら、知らないおばさん!!!」


アントワネット「まだ私のことを知らないの??私の名前は、マリー・アントワネット!!!」


未來「なに?マリアント・ワネット???」


アントワネット「マリアント・ワネットじゃなくて、マリー・アントワネット!

ちなみにマリアン・トワネットって言ったら、貴様のその綺麗な顔を引き裂くところだった」


モーツァルト「次の曲はどうする?『俺の尻をなめろ』がいいかい?」


音速マン「何を言っているんだ、このド変態!!!」


音速マンはモーツァルトを蹴り倒した!


モーツァルト「いたた・・・」


マヤミ「あれ?この人、音楽の教科書で見たことがあるような・・・?」


アントワネット「あなた大丈夫?」


アントワネットは倒れたモーツァルトに優しく手を差し延べた。すると、モーツァルトはいきなり叫んだ!


モーツァルト「ああーーー!!やっぱり君とは会ったことがあるよ!!!」


アントワネット「え?」


モーツァルト「たしか私がまだ幼かった頃、床で転んでしまった時に手を差し延べてくれた少女・・・。

あの時と同じ行動をしてくれたあなたを見て確信しました!」


アントワネット「えええ?もしかしてあの時、宮殿に来ていたあの男の子が!?」


モーツァルト「やはりそうでしたか!」


未來「どういうことなんだ?」


音速マン「つまりモーツァルトとマリー・アントワネットは顔見知りだったというわけだ」


マヤミ「ああ!どっかで見たことがある顔だと思ったら、モーツァルトさんか!」


このあと、モーツァルトとアントワネットは自分たちのいきさつなどについて語り合った。


アントワネット「あの時はびっくりしたわ。『将来、お嫁さんにしてあげる』なんて!(照」


モーツァルト「ああ、あれは・・・その・・・幼かったゆえのさりげない一言だったというか・・・(照」


マヤミ「あの二人、結婚の契りなんか交わしていたんですか?」


音速マン「モーツァルトは転んだところを助けてくれたアントワネットの優しさに触れ、何をトチ狂ったのか知らんがプロポーズしちゃったらしい。とは言え、それは二人がまだ6・7歳の時の話なんだけどな」


マヤミ「ほほえましくていいじゃないですか」


未來「マヤミの場合は幼稚園のころから結婚したいって僕によく言っていたよな?」


マヤミ「そんな昔の話を持ち出さないでよ!(恥」


音速マン「ほほえましいな」


アントワネット「時代が時代なら・・・身分関係なく結婚できたのかもしれないわね」


モーツァルト「君の夫ってたしか王様だよね?私よりも身分いいじゃん」


アントワネット「身分はいいけど・・・デブだし、真面目すぎるし、錠前作るのが趣味だし。そもそも私が望んで結婚したわけではないし」


ルイ16世「呼んだ?^^」


アントワネット「ほら、ああいう感じの・・・」


ルイ16世「お客さんかい?今からまどマギ見るところなんだ」


モーツァルト「完全にオタク化してる・・・。TシャツにMADOKA☆MAGICAとか書かれているし・・・」


ルイ16世「なに?オクタヴィアがなんだって?俺はシャルロッテが好きだな!」


マヤミ「どういうことだ、おい!?」


未來「一言いいたい。作者は病気」


モーツァルト「それにしても一国の主がハマるとは・・・。まどマギとは、そんなにおもしろいのか?」


ルイ16世「おもしれえぞ!白い獣に騙された女の子が怪物になったり、巨乳娘が首を喰われたりするんだ!

俺と契約してオタクになってよ!」


モーツァルト「おもしろそう!見れば新曲のイメージが湧くかもしれない!」


アントワネット「ダメよ!そいつの言うことは聞いちゃいけないわよモーツァルト!!」


モーツァルト「私はまどマギを見て、エントロピーを凌駕する!!」


アントワネット「マドカァーーー!!!」


マヤミ「わけがわからないよ」


未來「ここに病院を建てよう。そうしよう」


ルイ16世「さあ、そろそろだぞ」


ルイ16世はテレビをつけた。画面に映ったのは魔法少女ではなく、汗くさいアナウンサーの顔であった・・・。


ルイ16世「FUUUUUUUUU(ry」




アナウンサー『臨時ニュースです。過去から蘇った人物が、各地で国々を侵略しています』


ナポレオン『我輩は還ってきた!辞書から不可能という文字を消すために!!』


クラウディウス2世『前回のバレンタインデーでは活躍できなかったが、来年こそは・・・!』


黒ひげ『ガハハ!!世界中のお宝を手に入れるんじゃーーー!!!』


アナウンサー『と、言ったように色んな意味で世界は混乱するでしょう!』




ルイ16世「ほむらああああああああああーーー!!!(号泣」


ルイ16世はテレビを真っ二つにぶった切った!


音速マン「その怒り、いきなり蘇った奴らにぶつけてやれ!」


ルイ16世「うおおおおーーー!!!俺のほむらを殺しやがってーーー!!!許さねーぞ貴様らああああーーー!!!」


ルイ16世はエクスカリバーを片手に、別荘を飛び出した!


モーツァルト「私はぶっちゃけ、まどマギよりゆるゆり派です」


アントワネット「ルイ16世も、モーツァルトも、シャルロッテに頭を喰われるがいいわ!


未來「シャルはシャルでもISのシャルのほうが好みだな、僕は」


マヤミ「屋上へ行こうや。久しぶりにキレちまったぜ・・・」


キャンキャン「おや?ここに建てた病院が逃げたようだ」


このあとなんだかんだあったが、二人と一匹は無事に帰宅した。


ダークラ「どうだった?パンダ犬との散歩は?」


マヤミ「え?パンダ犬って?これはミニパンダじゃ・・・」


ダークラ「まさか本気であれを信じていたわけではあるまいな?」


マヤミ「え?」


キャンキャン「俺な、ダークラさんにパンダカラーにされた犬なんだよ。中国人が売っていたというのは嘘。パンダ犬をミニパンダだと信じているというのは、ダークラのギャグだったんだよ」


未來「速い話がドッキリですね、わかります」


ダークラ「本当はもっと引き延ばしたかったが・・・。世界が危ないので中断した」


未來「中断!?ということは、この騒ぎが一段落したら再開するの??」


ダークラ「とりあえず戦う準備しろ!」


こうしてダークラ率いるヘルクライム78柱と、それに導かれし者達は世界に蔓延りだした過去の存在と戦うことになる。


その頃・・・。


ラザン「シタールの糸が突然切れて悪霊達が飛び出して行ったかとおもいきや・・・。

これはもはや、笑い事ではすまないな・・・」


ラザンはそういうと、今まで被っていたフードを脱いだ・・・。そしてこう呟いた。


ラザン「2012年は滅びと戦わねばならぬようだぞダークラ。

・・・いや、我が子よ・・・!」

マリー・アントワネットとモーツァルトは顔見知り、マリモの巨大化とかは本当の話。しかし、詐欺まがいの商売する神なんてなかなかいないのでは?


他に、自転車のブレーキとか賽銭泥棒対策とかのネタも書きたかったが、正月まで持ち越す予定。なので、ここでのネタバレは控える。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ