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浅木
「ただいま!」
明るく元気な声が玄関に響く。
浅木「おかえり」
ゆかの楽しそうな声に俺は思わず頬が緩む。
ゆかが紫陽花を食わされそうになったのを助けて以来、俺達の関係はもとに戻っていった。
ゆかが自ら俺の世話係を続けようとしたんだ。お詫びも含めて。
俺の両親はもう亡くなっているから正式な同居が認められた。
二人で馬鹿言って笑い合ったり、弁当のおかずを交換したり。
また楽しい日常が戻ってきた。
俺は一生車椅子だけれど、ゆかがいるからなんとかなりそう。
ゆかは嬉しそうに靴を脱いで揃え、俺を抱きしめた。
温かい。
俺は背中に腕を回して、目を閉じた。
ゆか「僕ね、りんと縁切っちゃった。切られたのほうが正しいんだけどね」
浅木「、、寂しいか?」
ゆか「んーん。浅木いるから全然」
ゆかは背中に回す腕の力を少しだけ強めた。
浅木「、、あっそ。」
あーあ。わざといじめられて記憶をなくしたふりして良かった。
こうしたらゆかは俺とずっと一緒にいてくれる。
お母さん、俺今幸せだよ!
最後まで読んでいただきありがとうございました。多忙な時期に執筆していたので無理やりな終わり方になってしまいましたがご了承ください。
まだまだ拙い小説ですが次回作もご期待ください。




