おっさん不思議体験記03話 俺の右足は狙われている…
今回テキストに書いたままの物を投稿させていただきます
改稿多いようならあとで修正します
3月2日に修正しました
3月8日さらに修正しました
おっさん不思議体験記03話 俺の右足は狙われている…
トキさんと鬼さんに文字を教えてもらって数日たったにゃ
『かるた』が楽しくて48枚の絵と文字は全部覚えちゃったのにゃ
トキさん曰く次の段階に進んでも良いかなぁとか言っていたので次は何をするのか今も楽しみなのにゃ
「黒猫いるか?」
「黒猫ちゃんいる?」
鬼さんとトキさんが同時に着たにゃ
「にゃーん、いるにゃ今日も文字のお勉強なのにゃ?次のお勉強楽しみなのにゃ」
元気いっぱいでお返事にゃ
「あ、えっと黒猫よ、今日は少し違くてな…」
なんか深刻そうな鬼さん
「えぇ、すこし危ない霊がうろついているみたいなの」
とトキさんも少し深刻そうにゃ
「危ない霊にゃ?どんな霊なのにゃ?どんにゃ奴でも僕は全力で主を守るにゃ」
「おぉ、頼もしいな
まぁ危ないといっても普通にしていれば問題ないんだが
そいつと言葉を交わすと少し面倒になりそうでな」
「そうなの、下手なこと言っちゃうと体の一部をもっていかれちゃうかもしれないの
だから知らない霊とかとむやみに会話しないでね」
と二人に忠告されたにゃ
「でもこの辺にはそんなに霊っていないにゃ、いても『ミィ』ちゃんとか『ハム』君ぐらいにゃ
最近はミィちゃんたちですらみないにゃ」
(詳しくは00話を読んでにゃ読んでくれた人は下の部分とばしても良いにゃ)
『 『ミィ』ちゃんは僕と同じ猫でまっ白い猫にゃ
自分からミィと名乗っていたから飼われていた猫の霊みたいにゃ
今は自由にいろんなところに出かけているにゃ
夢は化け猫になることとか言ってるけどトキさんに『やめておきなさい』と言われているにゃ
『ハム』君は昔人間に飼われていたハムスターの霊みたいなんだけど
なんか人間に恨みがあるみたいでたまにちょっかいかけてくるにゃ
でも僕がいるから怖がって最近は出てこないのにゃ
早く成仏してくれればいいのににゃ』
トキさんと鬼さんはかなり心配性にゃ
僕だって守護霊のはしくれだから守るすべぐらい持ってる弱くてもにゃ
でもありがたいのにゃ
トキさん少し考えたような感じで、ん~~~~とうなった後
「それはそうなんだけど、用心はしておいたほうが良いと思って、ハイこれ」
とトキさんが何か渡してきたにゃ
お守りみたいだけど少し違うにゃ
なんか人の形していてなんか文字が書いてあるにゃ
まだ読めない文字なのにゃ
「もし何かあったときはその紙人形に「守って」と言うのよ一度だけ守ってくれると思うわ
黒猫ちゃん約束して、知らない霊とは絶対に会話をしないでね」
「そうだぞ黒猫、そいつとは『何も話さなければ会話さえしなければ大丈夫』だとは思うが用心はするんだぞ!」
念を押していうと鬼さんとトキさんは一緒に見回りに行くと言って二人とも帰ったにゃ
二人で見回りに行くほど危ない霊なのにゃ?一応入れないように鍵かけておくかにゃ
おっさん寝室兼配信部屋
「おい、○○○(俺の名前)右足気を付けるんだぞ!」
俺は左右を見る、誰もいない
「あ~~また夢か何度もこの夢見るんだよなぁ」とひとりごと
この夢見ると右足に何かしら怪我するんだよなぁ
何度右足怪我したかわからんぐらい怪我してる
そうだな今回はこの右足にまつわる少し怖い話でも配信してみるか……
始まりました、おっさん不思議体験記3回目だ!
今日はコメントに怖い話しろってコメが何個かあったからしてやるぜ!
なになに?どうせそんなに怖くないんだろうてか?聞く前からそんなこと言っちゃだめだぜ。
期待してないけど話してみろ?おぅおぅ言われなくても話すぜ!しかし毎回喧嘩腰だなぁまぁそれでも聞いてくれててうれしいけどなぁ。
じゃ~話すぜお題は『俺の右足は狙われている』だ!
www 草はやすな、別に可笑しい題名じゃないだろ?これ結構マジな話なんだぞ!
俺の右足本当に怪我することが多いんだよ、ここからマジで少し怖い話するから覚悟しておけよ。
これは俺が小学3年生ぐらいの頃の話から始まるんだ。
俺は昔から体弱くてさ、よく学校休んでいたんだよ
俺の母親はそんな俺の面倒見るために外仕事せずに内職をしていたんだ。
そんな環境だから隣のおばちゃん(他人)とか良く家に来てさ親とか俺とよく話してたんだよ。
でもそのおばちゃんが結構ないたずら好きでさ、俺が寝てるとかなりちょっかいかけてくるんだよ。
寝てると布団叩いたり、嘘の「ご飯だよ」って大きい声かけてきたりいろいろとさ。
まぁでも俺もそんな嫌じゃなかったからあまり気にしていなかったのさ。
そんなある日また具合悪くて学校休んだんだ。
親も「寝てろ」っていうから内職してる隣で寝ていたんだ。
となりのおばちゃんもいつものように家にきて親と話してたんだ。
俺は眠くなったから寝ようと思って布団にくるまってたんだ、すると布団を急にはがされたんだよ。
また隣のおばちゃんがいたずらしてるなと思って気にしてなかったんだ。
でも今回は少し違ったんだ…
右足は氷でもあてられたような冷たさを感じがっしりおさえられピクリとも動かなかったんだ。
なんだよいたずらにしちゃやりすぎだぞって文句言おうとしても声が出ない、体もなんか動かない。
なんかわからないけどどうなってるか足の方を見たいと思って首だけでも動け~と思ってたら少し動いたんだ。
するとそこに見えたものは『青白い手だけの何か』それが俺の右足を撫でているんだ。
やばい!やばい!やばい!やばい!と思ってTVでやっていたお経を唱えたんだよ。
すると急に体が動くようになり布団から飛び起きたんだ。
親と隣のおばちゃんは「どうしたの急に飛び起きて?」と俺に言うのさ。
俺からしてみたらどうしたもこうしたもないめちゃ怖かった。
撫でられていた部分を自分で触ってみたらものすごく冷たかったんだ。
これが初めて右足に起きた不思議なことだ。
この体験以降妙に右足だけ怪我をするんだ。
遊びで50cmぐらいの高さから飛び降りたら釘が右足ふくらはぎに刺さったり。
いきなりずっこけて右足だけすごい擦り傷できたり。
幅跳びしたら砂場に穴があって右足だけ捻挫したり。
階段おりてたら右足を急にくじいたりと毎年じゃないけど気を抜くと怪我をするんだよ。
気を抜かなければ怪我はしないと気が付いてそれ以降怪我は減っていったんだ。
だがしかし俺が23歳の時に親父が亡くなったんだがそれからがやばさに拍車がかかったんだ。
(ちなみに親父の死因は心不全だったらしい)
親父が夢に出てくるんだよ『右足気をつけろ』ってこの夢見るたびに右足に大ダメージ級の怪我をするようになった。
2tトラックにはねられ右足全体に全治2か月の怪我を負ったり。
原付乗ってたら乗用車に突っ込まれて右足膝下に全治1か月の怪我を負ったり。
仕事で機械使ってたら右足太ももに15針の怪我を負ったり。
最近には原付で走っていたらタイヤがロックしてすっこけて右足膝じん帯損傷全治2か月とか、とにかく俺の右足は狙われているんだ。
笑えないぐらいすごい怪我してるんだぜ、ただ怪我で済んでいるのもすごいけどな。
2tトラックにはねられたときは「死んでもおかしくないですよ」って言われてるし。
乗用車の時はボンネットに乗り上げるぐらいの衝撃だったのに1ヶ月ほどの怪我で済んでいる。
親父が亡くなって以降事故とか派手だけど命に別状はないから親父が守ってくれてるのかもしれないと感じてはいる。
これはこれで不思議体験なのかもしれないな。
どうだった?怖かったか?
ん?怖いのは一部だけだった?
不死身のおっさんじゃん?
怪我自慢おつ?
あ~~お前らってなんでそういうこと言うの?
まぁいいや多少でも怖いと思ってくれた人がいたのならよかったわ
今回はこれで配信終わりだ、高評価お願いするぜ!またな!
おっさんの家別室
あれ?主配信してたにゃ
鬼さんとトキさんの話が気になって見逃してしまったにゃ~~~~
守護霊として大失態にゃ~~
僕は頭を抱えてふるふると首を左右にを振るのにゃ
でも過ぎてしまったことは仕方ないにゃ次は見逃さないようにすればいいのにゃうんうん
でも主今回どんな話してたのか気になるにゃ
主も配信終って疲れたみたいでいつものように寝ちゃったのにゃ
僕はかるたでも並べて遊ぶにゃ
遊び始めて小一時間ぐらいたったかにゃ?すると
トントン、トントン
と玄関をたたく音がするにゃ
「黒猫ちゃーんいるかしら?鍵かかってて入れないからあけて~」
女の子の声?誰か来たみたいにゃ
いつもは鍵なんて掛けないから誰でも入ってこれるようになってるんだけど
今日は鍵をかけたから入ってこれないのにゃ
ここに来る女の子は『ミィ』ちゃんと『トキ』さんぐらいのはずにゃ
「だれにゃ?どちら様なのにゃ?」
と僕は聞くにゃ
僕のうちの玄関はのぞき穴が人間用の物しかなくて高い位置にあるから猫の僕の身長では見えないのにゃ
「私よ私、わからないの黒猫ちゃーん」
ん~~~~誰にゃわからないのにゃ
「トキさんなのにゃ?」
と僕が言うと
「そうそう、『トキさーん』黒猫ちゃーん鍵あけて~」
「本当にトキさんにゃ?鬼さんはどうしたのにゃ?一緒じゃなかったのにゃ?」
「鬼さーんは急用ができたとかで出かけたわよ~
だから黒猫ちゃーんの様子を見にここに来たの~だからあけて~」
なんか変にゃトキさんにしては話し方が賢くないのにゃ
なんか変にゃから僕はこう言ったにゃ
「僕今日はもう寝るから今日は帰ってにゃトキさん
僕は大丈夫だから安心して
トキさんも見回りで疲れてるはずにゃ?
帰って休むほうが良いにゃ」
「わかったわ~黒猫ちゃーん大丈夫そうだからトキさーんは帰るわね~」
ザッザッザッザッと足音が遠ざかるにゃ見えないけどどうやら帰ったみたいにゃ
僕も本当に寝るにゃ疲れたにゃ
寝ようと思った直後また
どんどん、どんどんと玄関をたたく音がするにゃ
「黒猫よ~わしじゃ~鬼さんじゃ~あけてくれ~」
と今度は鬼さん?が着たにゃ
「何にゃ鬼さん急用ができて出かけたんじゃなかったのにゃ?」
「急用は終わったのじゃ~黒猫が~心配で様子を見に来たのじゃ~あけてくれ~」
なんかこれもまたいつもの鬼さんとは違う感じにゃ
「鬼さん見まわりはもういいのにゃ?
なんか危ない霊ががいるって言ってなかったにゃ?」
「あ~そいつならもう退治したぞ~安心してくれて大丈夫だ~だからあけてくれ~」
やっぱりなんかおかしいから少し様子見るにゃ
「トキさんに会わなかったにゃ?
今帰ったばかりなんだけど
すれ違わなかったにゃ?」
「あ~トキさーんか~会ったけど黒猫が~寝るとか言ってたらしいから~帰ったぞ~」
「そうなのにゃ僕は眠いから鬼さんも今日は帰ってほしいにゃ
また明日
日が昇ってからきてほしいのにゃ」
「そうか~わかった~!明日くれば良いのだな~?日が昇ったら絶対来るから~鍵あけて待っていてくれよ~!」
様子の怪しい鬼さんが言うにゃ
なんか少し怖かったにゃ
二人とも様子がおかしかったので僕は朝早く日が昇る前に本当の鬼さんの家に行こうと思ったのにゃ
主が寝ていると思うので家の鍵も全部閉めて鬼さんの家に急いで向かうのにゃ
鬼さんの家は僕の家から北西に2kmぐらい離れたところにあるにゃ
元々お寺だったんだけど今は檀家さんも少なくなって和尚さんもいないのにゃ
一応お墓と古い本堂と小さい家が残っているのにゃ
鬼さんはその小さい家に住んでいるのにゃ
お寺にゃので大きい門があるのだけど普段開いていなくて横の小さい扉から出入りするのにゃ
お寺に御用がある人以外入れないようにまじないがかかっているんだそうにゃ
鬼さんが前に言っていたのにゃ『古くて小さい家だけどつくりがしっかりしているからわしが暴れても壊れん』とか
僕は『鬼さん自分のうちで暴れるのにゃ?』と聞いたら『そんなことはしない!』と言っていたにゃ意味が分からなかったにゃ
まぁそんなことはどうでも良いのにゃ鬼さんいるかにゃ?
「鬼さん黒猫にゃいるかにゃ?」
結構大きい声でおうかがいしたけど返事はなかったにゃ
僕が来たってわかるように僕のひげを一本小さい家の玄関口に残しておくにゃ
僕のひげを置いておくと鬼さんは僕が来たってわかるらしいのにゃ不思議にゃ
あんな怪しい奴に一人で会うのは怖いのにゃ
だから鬼さんの家からは少し遠いけどトキさんの家にも行くにゃ
僕の足なら15分ぐらいで着くと思うのにゃ
まだ日は昇らないしあんな奴またしても問題ないと思うにゃ
でも家には主もいるにゃ主に合せるわけにもいかないにゃだから急ぐにゃ
トキさんの家は元地主さんの家にゃ
中に祠があってそこにトキさんはいるにゃ
そこから霊界に行くこともできるらしいけどトキさんといっしょじゃないと霊界には行けないのにゃ不思議にゃ
僕はトキさんを座敷童と思ってるにゃ
主が見てたTVで座敷童を祭っていたにゃ
トキさんも祠で祭られてるし見た目も子供だからにゃ
「トキさんいるかにゃ?黒猫がきたにゃ」
ここでも大きい声を出したんだけどいないみたいにゃ
二人してどこ行ってるのにゃ?
やっぱり見回り大変なのかにゃ?
仕方ないからここにもひげを置いておくにゃ
トキさんの祠にひげを置くとひげが光るのにゃ人には見えないけど僕ら霊体には見えるのにゃこれも不思議にゃ
とりあえず来たことだけでもわかれば僕に会いに来てくれると思うにゃ
トキさんはやさしいのにゃ
二人共いにゃかったから少し不安だけど『怪しい鬼さん』に会うのにゃ
僕ももしもの時は戦えるのにゃ
もう少ししたら日が昇っちゃうのにゃ
僕は昇っちゃっても構わないんだけど怪しい鬼さんと途中で鉢合わせとかは嫌なのにゃ
だから急いで家に帰るのにゃ
日が昇る前に家に着くことができたにゃ、すぐ家に入りまた鍵をかけるにゃ
主は僕が絶対に守るのにゃ、主は奥の部屋にいるので絶対奥にはいかせないのにゃ!
東の窓から外を見ると暗い部分に日が少し当たって蒼くなった部分と朝焼けの赤い部分がクラデーションになってきれいなのにゃ
様子の怪しい鬼さんが来るのを待つにゃもうすぐ日が昇るにゃ
太陽が全部見えると……来たみたいにゃ
「黒猫よ~鬼さーんが来たぞ~
なんで鍵あけてくれていないんだ~
あけておいてくれと言ったではないか~」
なんか口調がやっぱりおかしいのにゃ
「本当に鬼さんにゃ?トキさんは一緒じゃないにゃ?」
「トキさーんと来いとは言っていなかったではないか~
日が昇ったら来てくれと言っていたから着たんだぞ~
『だからすぐ開けろ!』」
となんかすごく怖い口調に急になったのにゃ
「開けぬのなら約束を破ったということで家を壊してでも入るぞ!」
と様子の怪しい鬼さんが怒鳴るにゃ
壊されたら困るのでしかたないけど鍵を開けるのにゃ
「素直にあければいいのだ~入るぞ~」
と言いガチャリとドアを回して入ってきたのにゃ
!!!!!
やはり鬼さんではなかったにゃ
鬼さんに似た何かにゃ
姿は鬼さんに似ているんだけど黒いオーラをまとっているにゃ
すごくいびつにゃ
はじめてみる霊体にゃ…
怪しい鬼さんはグググっと僕に寄ってきてこう言ったにゃ
「黒猫よ~お前にお願いがあるんだ~お前の体をくれ!」
と言い掴みかかってきたにゃ、僕はひらりと交わしたけどこいつその後続けてこう言ったんにゃ
「お前は日が昇ったら家に来いと言った~
わしはちゃんと来た~
わしは鍵を開けておいてくれと頼んだ~
お前は鍵をかけたままにした~
約束を守らなかったのだ~
だから体をくれ!」
めちゃくちゃなこと言ってるにゃ
トキさんと鬼さんが言ってた「危ない霊」というのは間違いなくこいつのことにゃ
『何も話さなければ会話さえしなければ大丈夫』とか言ってたけど玄関のドア越しで誰かわからない霊に会話されたらむりにゃ
こいつ図体でかいくせに動き早いにゃ
僕の素早さに普通についてくるにゃ
さいわい主じゃなく僕が標的みたいだから少し安心だけどこいつヤバいのにゃ
かわしてもかわしてもしつこく掴みかかって来るのにゃ
逃げるにしても全部の部屋に鍵かけちゃってるから他の窓とかからも逃げられないにゃ
玄関から逃げるしかないにゃ
どうしようにゃ
そうにゃトキさんがくれた紙人形があるにゃ
お願いすれば一度だけ守ってくれると言っていたにゃその間に逃げるにゃ
紙人形はどこにゃどこにゃ~!どこに置いたっけにゃ
あぁそうだ玄関にゃ
トキさんにもらってそのまま玄関に置いたんにゃ
僕のバカバカ、ちゃんと身につけていればよかったにゃ
狭い家の中じゃもう逃げられないにゃ
おしまいにゃ~ぁん
「紙人形よ黒猫ちゃんを守って!」おんにゃの子?の声が聞こえた瞬間紙人形が縄みたいになり『危ない霊』に巻き付いたにゃ
同時に本物の鬼さんが入ってきてなんか呪文みたいなものを唱えると『危ない霊』は壺みたいなもの吸い込まれていったにゃ
『封印?したにゃ』
「黒猫ちゃん大丈夫怪我はない?どこもなくなっていないわよね?」
「黒猫無事か?怪我は無いか?どこもとられていないよな?」
とトキさんと鬼さんがほぼ同時に言ったにゃ
僕は怖くて怖くてわーわーと泣きながら
「大丈夫にゃ大丈夫にゃでも怖かったにゃ怖かったのにゃ
トキさん鬼さん来てくれてありがとにゃん
主を守ろうとがんばったのにゃん」
涙がとまらないにゃ
しばらく泣きわめいていると僕は泣きつかれて眠ってしまったにゃ
「黒猫ちゃん泣きつかれて寝ちゃったわね」
「そうだな、あれだけ怖い思いをしたんだ仕方なかろう」
「しかし間に合ってよかったわね
あと数秒でも遅れていたら黒猫ちゃんあの霊体に取り込まれていたわよ」
「そうだな、あいつは現世で人に不幸をばらまいて育った悪霊なんだ
人と会話して少しでも約束を破ると体の一部を奪っていくというものすごく厄介な奴でな
会話をしなくても狙った獲物に触ると呪いをかけることもできるんだ
呪われると呪いの部分はものすごく怪我をしやすくなるらしいのだ…
閻魔様から捕縛依頼が来なかったらこの封印の壺とかも用意できなかったかもしれん」
「そうね、今回は閻魔様に感謝ね
しかしなんでこの地にあんな悪霊が来るのよ?私の結界はそんなもの寄せ付けないはずよ」
「わからぬ、この地に縁があり結界をすり抜けたのかもしれんな
しかし明日から黒猫の心のケアが大変かもしれん、少し体も鍛えてやるか」
「そうね鬼さんが体を鍛えるなら私は霊力を鍛えてあげましょう
でもまずはゆっくり休んでね黒猫ちゃん」
おっさん不思議体験記03話 俺の右足は狙われている… 終
黒猫ちゃんの冒険劇になってしまいました
書いてると勝手に動き始める時ってあるんですよね
感想コメントよろしくお願いします




