表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
おっさん不思議体験記  作者: やまのもとのねこ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

6/11

おっさん不思議体験記02話 深夜の不思議な音 後日談

挿絵(By みてみん)

おっさん不思議体験記02話 深夜の不思議な音 後日談



「黒猫ちゃん今日は文字のお勉強できる?」とトキさんがきたにゃ

前に持ってきた段ボール箱よりももっと大きい段ボール箱を抱えてるにゃ

教材増えてるのかにゃ?お勉強楽しみなのにゃ

僕は

「出来るのにゃ、音もしなかったからぐっすり眠れて気分爽快なのにゃ」と返事をしたのにゃ

「それは良かったわ、お勉強は集中力も大事だけど健康面はもっと大事ですものね」

「そうにゃのな?眠くても話は聞けるけどにゃぁ」

僕は首をかしげたのにゃ


「黒猫ちゃん勉強は話を聞くだけじゃないのよ、視覚、聴覚、ときには味覚や、嗅覚と全部を使うものなの

大事なのは集中力だけど、勉強は好きな物ならすんなり覚えられるもの、だけど嫌いな物や自分に合わないと思ったものは覚えにくい物なの

健康状態が良いときは嫌いなものでも覚えようと努力する力が湧くものなのよ」

となんかすごく難しいことを言っていたにゃ


「そうだぞ黒猫、勉強は大変な物なんだぞ!」あれ鬼さん?

「まぁ兎に角、今回は遊びみたいなものだからあまりかしこまらないで気楽にしてね」

あれ?鬼さん、いつきたにゃ?来たのわからなかったにゃ

「あ、鬼さんちゃんときたのね、それじゃみんな揃ったみたいだから始めましょう」

なんかトキさん今日は鬼さんに厳しいみたいにゃなんでかにゃ?

「あぁすまぬトキ、少し遅れた

では始めてくれ」

トキさんはこくりと頭を下げこう言ったにゃ


「それじゃ文字のお勉強を始めましょう」

「まずはこれ『ひらがなひょう』をみて」

「『かるた』は全部で48文字、この表と同じ文字が絵と同時に書かれているわ


あいうえお かきくけこ

さしすせそ たちつてと

なにぬねの はひふへほ

まみむめも やゐゆゑよ

らりるれろ わ を ん


今じゃ使わない文字もあるけど基本はこの48文字なのこれを並べられるように頑張ってね黒猫ちゃん」


 するとトキさんは『かるた』を畳の上にぶちまけるにゃ

「はじめは並べられないと思うから並べられた絵も渡しておくわね、一人の時はこれ見て並べるだけで良いわよ

あ、鬼さん今日は黒猫ちゃんのサポートをしてあげてね」とトキさん

僕は並べるのも楽しいかもとか思いながら~絵を見て同じように並べていたのにゃ


 僕が楽しそうに並べてるのを見てトキさんニコニコにゃ、でも鬼さんはなんか浮かない顔にゃどうしたのかにゃ?

それ見たトキさんが鬼さんに

「どうしたのなんか浮かない顔してるけど悩み事でもあるの?」と言ってるにゃ

すると突然鬼さんが

「黒猫すまない!」と馬鹿でかい声で言ってきたにゃ僕びっくりして飛び上がってしまったにゃ

「にゃにゃん!鬼さんどうしたにゃ?でかい声で僕びっくりしたにゃ何が『すまない』のにゃ?教えてほしいにゃ」

びっくりしたけど僕は鬼さんに落ち着いて話したにゃ、すると鬼さんではなくトキさんが

「実はね?」と

言いかけたトキさんを遮るように

「いやここはわしが自ら話す、すまぬなトキ」鬼さんは話始めるのにゃ


「実はな、お前が言っていた音の正体

わしが太鼓を叩いていた音なんだ!」

!!!


「その太鼓というのもな、お前の主が言っていた不思議な音の物と同じ物かもしれんのだ!」

!!!


「え!どういうことにゃ?鬼さんが睡眠不足の原因にゃ?にゃッ?にゃッ?」


「それがな、わしの家でトキとお前の文字の教材探してるときに昔趣味で叩いていた太鼓が出てきてな

その太鼓が懐かしくて叩いていたんだ」


「そうなのよ、鬼さん懐かしがって教材探しそっちのけで叩き始めちゃって仕方ないから探すのやめたのよ」とあきれ顔のトキさんにゃ


「その太鼓ってのがちょっとした呪物みたいになってたらしくてな、音に気が付いた人を眠れなくするって呪いがあったらしくて

わしもそんな呪いあると知らないで夜に叩いていたんだ」


「黒猫ちゃんが話してたでしょ『たんたんたんたん』て音がするって

鬼さんが叩き始めたときの音と似てたのよ

だから少し調べてみたの、その太鼓をね」


「うむ、トキが調べたら

その太鼓は祭りの時や昼間なら皆を眠らないようにできるから神具扱いされていたらしくてな、寺に奉納されていたんだ

それを知らずにわしは夜中に叩いてしまっていたんだ、ゆるしてくれ黒猫」

本当にすまなそうに話してる鬼さんを見て僕は

「知らなかったのにゃら仕方にゃいのにゃでも謝ってくれてありがとうにゃのにゃ」と笑顔で答えたのにゃ

それ見た鬼さんは顔をぱぁと明るくして

「ゆるしてくれてありがとな、黒猫これからは気を付ける」といつもの鬼さんに戻ったのにゃ



「でもなんで夜中に叩いていたの?」とトキさん、僕も気になるにゃ

「いあ、話は単純で夜中のほうが音が響いて楽しいからだったのだが……

外に音が漏れてるとは思ってもいなかったんだ」とすまなさそうに頭を下げている鬼さんがいたにゃ

「でもお寺にゃ、太鼓とか奉納するもんにゃのにゃ?」と疑問に思ったら声に出ていたにゃ


「黒猫ちゃん私たちの世界と人間の世界をつなぐ道は神社やお寺なの、他にもいろいろあるんだけど

前に主さんが話してた井戸とかもつながっている場所もあるわ

それから呪物や神具とかって神社やお寺に集まるものなのよ

他には祠やお墓なんかにもあったりするけど…

それを鬼さんが見つけて叩いていたんでしょうね」

トキさんが説明してくれたにゃ、鬼さんもうんうんとうなずいているにゃ


「そうだな、わしも寺にあった太鼓を気に入ってしまってな

たまに持ち出して夜中に叩いていたんだ、それをお前の主の耳に届いていたのかもしれないな」


「人はふとしたことでふだん聞こえないものが聞こえることがあると聞いたことがあるわ

黒猫ちゃんの主さんもたぶんそれだったんじゃないかしら?」


「にゃるほどにゃ、おもしろいのにゃ

今度鬼さんその太鼓聞かせてにゃ」と僕は鬼さんに言うのにゃ


「あぁ今度聞かせてやるわい、楽しいと思うぞ!」とニコニコの鬼さんにゃ

「ほどほどにしてあげてね鬼さん、黒猫ちゃん一応呪物の太鼓だから聞くときは注意してね」


 しかし主は自分では霊感ないと思ってたけどあるのかもしれないにゃ

そのうち僕ともお話しできるようになったりするのかにゃ?

それはそうとまずは文字覚えて主の『ネタ帳』を読めるようににゃりたいにゃ


「トキさん、『かるた』並べ終わったにゃ、これからどうするのにゃ?」 

「黒猫ちゃん並べ終わったのね、じゃぁ今日は私が書いてある絵の名前をいうからその絵を探して取っていってね

その絵に書いてある文字がその絵に書いてあるものの頭文字よ

つまりこの並べた右上のかるたの『あめだま』の絵の文字は『あ』ということよ

じゃ初めてだと難しいかもしれないけど最初は黒猫ちゃんと同じ『ねこ』から…


文字のお勉強の始まりにゃ!




おっさん不思議体験記02話 深夜の不思議な音 後日談 終


今はお正月でもかるた取りってやらないですよね

でも黒猫ちゃんには良い教材だと思って出してみました

あいうえお表とかも家に貼ってあったよね

今でもあるのかな?

でわでわまた3話でお会いしましょう

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ