魔導忍者はアップグレードされた決戦兵器を身に纏う 1
初めての『存在進化』を無事終えて
それぞれが、力の高まりを実感した
そしてお腹が空いた!(;'∀')
★冒険者生活9日目(午後)★
『存在進化』直後に、調子に乗って過激な運動をしたため空腹感が半端ない雷蔵たち
さも自信作とばかりに、ミノタウルスバー改め、『えなじーばー いちご味』を一人ずつ配る26代目
折角の好意に笑顔がひきつる5人
色は、綺麗なピンク色だった
恐る恐る食べてみると・・・美味かった!(゜д゜)!
賢者の塔で栽培された、いちごをふんだんに使っており、ちょっとしたスウィーツばりのおいしさでした
そして、滋養強壮効果が半端なく、上級体力回復剤並みの漲り感!
主成分さえ知らなければもっとおいしく味わえたのに・・・
きちんとした食事もございました
サラダにスープ
メインはブラック・ミノタウロスのお肉でしたが・・・実はこれも美味かった!(笑)
デザートは、『賢者の塔』特産フルーツの盛り合わせ
食いしん坊キャラまっしぐらな、白玲とイデアで、ブラック・ミノタウロス1体を平らげる勢いでした(驚愕!)
食事の最中
「皆様の『存在進化』に合わせ『魔導外骨格』のアップグレードも完了いたしました」
とバベルからの報告あり
そんなに早く出来るものなのなのか?
実は、『魔導外骨格』のアップグレードは、『存在進化』による身体能力の強化度を予想してロードマップが作られ、予め部材が用意されている
後は、『存在進化』後の状態に合わせ、微調整するだけの簡単作業!
戦闘から得られるデータによって考案される新機能などは、新たに魔術回路を構築したり、製造する必要があるため時間がかかるが、『黒き塔』全員による戦闘は、『試練の洞窟』攻略時のみの為、未だデータの蓄積中と言ったところである
そして、アップグレードには、『魔導外骨格』のリミッターの『一部解除』の意味合いが強い
つまり、『魔導外骨格』は、未だ本来の性能を発揮していないのだ!
なにせ、『機神』と言う神殺しの為の決戦兵器である
装着者の『存在進化』の段階が低い状態、つまり身体的強度が低いまま、リミッターを全力開放した『魔導外骨格』を装着し起動すると、その強烈な威力についていけず、『魔導骨格』はともかく生体部分が吹き飛んでしまうのだ! (((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
「リミッターを20%まで開放しました」
「まだそこまでしか解放できないのか・・・」
雷蔵はそう言うが、神と互角に戦うには一度の『存在進化』では遠く及ばないのだ
「しかし『存在進化』が進めば、逆に『魔導外骨格』の性能が、進化した皆様についていけなくなる時がくるでしょう」
「その為に、現在も、駆動力、素材や構造的に強度を高める実験を繰り返しております」
「そのことで、一つご報告があります」
「なんだ?」
「マスターの『魔導骨格』と呼び『魔導外骨格』の耐久性能が、他の皆様より格段に高くなっているのです」
「特に『魔導骨格』に関しては、全く別の金属に変質していると言ってもいい状態です」
「『賢者の塔』のデータベースに照らし合わせましたが、合致する素材はありませんでした」
どうやら未知の金属に変化したようだ、ヒヒイロカネ?、ヴァ★リア鋼?はたまたヴィブ★ニウム!?(゜д゜)!
「理由は分かるか?」
「どうも、『合力』のせいっぽいんだよねぇ」
26代目が代わりに説明しを始める
「ライゾーは合力を常に体内循環させてるよねぇ」
前世で、気の体内循環を一日中行ってきた雷蔵である
第1チャクラで練り上げた『合力』なら寝ていても循環させることが出来るレベルである!
そして、魔導忍法を使用しての戦闘継続能力を高めるために、元々『魔導骨格』にため込まれていた魔力も体内循環させ、代わりにできた『合力』を『魔導骨格』ため込んでいったのだ
ミスリル、オリハルコン、アダマンタイト製法や素材は違うが、これら魔法金属は、どれも強力な魔力を帯びることによって生じる
「つまり、『魔導骨格』の素材である魔法金属の合金に『合力』を蓄積させたから、より強固な金属へと変質したって可能性が高いんだよねぇ」
この報告を受けたその瞬間、全員率先して『合力』の体内循環及び、『魔導骨格』、『魔導外骨格』への蓄積が積極的に行われるようになった!
ジャッジメント・レイ対策・・・ではなく打倒『機神』の為に! (;'∀')
「じゃあ、食事が終わったらアップグレードされた『魔導外骨格』の性能試験をやるか!」
「「「「ジャッジメント・レイは無しの方向で!」」」」
「ええぇ!そうなんですかぁ・・・残念ですぅ」
残念そうなクリスさんであるが、それは無しの方向が、無難であると思われます (;^_^A




