表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔導忍者忍法帖  作者: ゴブリン坊主
35/119

魔導忍者は仲間の新たな力に驚愕する(ジスレア&クリス編)

最強の剣に最強の盾、恐るべき仲間たちの力


『俺は居なくてもいいんじゃないか?』


主人公の存在を脅かすのは、敵ではなく見方だったのだ!(゜д゜)!


★冒険者生活8日目(午後)★


『魔導外骨格:賢者の杖』と『魔導外骨格:賢者の癒し手』


緑と蒼


色は違えど、2つの『魔導外骨格』の外観はとても似通っていた


後衛職で、魔力重視のカスタムが施されているので当然か?


肩の上にリングが浮いており、そのリングからマントが前面装甲以外を覆うような構造になっている


面々が開いているのは武器の取り回しを考慮しての事だが、前面も閉じることも可能だった


マントには、物理・魔法攻撃に対する防御術式、飛行能力の強化術式が組み込まれており、それが文様のように美しく光っている




『魔導外骨格:賢者の杖』の手には、大きな紅い魔力結晶が付いた杖


『魔導外骨格:賢者の癒し手』の手には、蒼い魔力結晶があしらわれた錫杖が握られていた


持っている武器以外に違っている点があるとすれば、『魔導外骨格:賢者の癒し手』の背後には後光を形にしたようなリングが浮かんでいる事だった


このリングには、防御結界強化や、回復魔法の効果向上などの術式が組み込まれている




ジスレアとクレアのアクティベーションも問題なく完了した


固有名称は


「私は、偉大なる魔術師メイザースの名をお借りします」


メイザース!なんだかいかにも偉大なる魔術師って感じの名前ですね!


「わたしはぁ、リトニッド様のお名前をお借りします」


神の名を持つ鎧・・・最強伝説が生まれそうです (゜д゜)!




その後、起動試験が行われたが、ちょっと変わった性能が試されていた


『魔導外骨格』の装甲は、小さく薄い板のような装甲が折り重なって積層構造を形成している


このため、装着者の意思で形を変化させられるのだ


二人は、頭部装甲の形状でオリジナリティーを出すべく試行錯誤をしていた (笑)




ウサギ耳や猫耳に変形させては、あれは違う、これも違うと、いろいろと試した結果・・・


クリスは、頭の上に天使の輪のようなリングを浮かせて、顔を覆う装甲を自分の顔の形状に器用に変化させていた


その美しく神々しい姿は、まさに天の使いのようだった


ジスレアは、やっぱり魔法使いはこの帽子よねと、とんがり帽子のような形状に変化させクリスと同じように、顔の部分を自分に似せて変形させていた


こちらも、魔術師然としていいですね!


『『『後で、(俺)(あたい)(我)もやろう』』』


あまりに楽しそうな二人を見て、自分たちもやりたくなったようです(笑)




ようやく、2体のオリジナリティーが出たところで、本格的な性能試験となりました


クリスが、防御結界を張り、そこにジスレアが魔法で攻撃する


そう、1度で2体の性能試験がこなせる一石二鳥な組み合わせだったのです!


まずは、ファイヤーボール、ウォーターボール、ウィンドカッター、ロックバレットと言った初級魔法で様子を見ることに・・・ってどれも規格外でした!(゜Д゜;)




とにかく大きさがデカい!そして威力も上級魔法もかくやと言うべき威力だった


ドッカーンと言う爆発音とともに、怒涛の如く繰り出される魔法の数々


これはいくらなんでもクリスさんが危な・・・・く無かった!


魔法の余波で霞んだ視界がクリアになると、まったく無傷なクリスさんの姿がありましたとさ


魔法結界も張りなおした形跡が無いにもかかわらず、結界の防御力が減衰した気配が微塵もない


試しに、白玲が、ケンセイを装着して、超振動の斬撃を繰り出しましたが、結界はものともしませんでした


いや良いんですよ、パーフェクトディフェンス!で良いんですけどね、良すぎるとね、いろいろあるわけですよ




「・・・私何だか自信がなくなってきました」 Orz ← ジスレアさん


ジスレアが落ち込んでしまった


「我も・・・」Orz ← 白玲さん


白玲さんも落ち込んでしまった


「やべぇ!これってあたいも存在価値無くね?」


イデアも自分の存在意義を疑い始めた




「みんな落ち着け!」


雷蔵がフォローに入る めずらしい!


「クリスは、防御や回復・補助魔法特化だ」


「攻撃は出来ないんだからな!」


半ば自分にも言い聞かせるように・・・


それを聴いてすこし自信を取り戻し始めた3人




「一応攻撃魔法もあるんですよぉ」


あああ!クリスさん止めてあげて!それ以上はっ!(;'∀')


『ジャッジメント・レイ(断罪の光)』


超収束された無数の光が無慈悲(誰に対して?)に降り注ぐ


「これ、村いや町ひとつ殲滅する威力がありそうだねぇ」


町ひとつ飲み込みそうな魔法の有効範囲は焦土と化していた・・・


クリス最強伝説の始まりだった・・・


次回からタイトルを変更し『魔導の癒し手 最強伝説!』が始まり・・・ません(多分 汗)



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ