魔導忍者はダンジョンマスターになる 1
見捨てられた回復職の少女を仲間に加え、試練の洞窟の最下層である15階層へと向かう、冒険者パーティー『黒き塔』
そこには、いろいろ待ち構えていた!(゜д゜)!
★冒険者生活6日目(午後)★
15階層の扉の前で立ち止まり
「かなりの数がいるな」
『51体の魔物の反応を感知しました』
『そのうち1体がより強い魔力反応を示しています』
本来、扉を開ければボス部屋と呼ばれる空間があり、そこには1体のミノタウロスの上位個体がいるはずだったが、それが51体、しかもそのうち1体は更に上位の個体のようだ
「51体いるらしい」
他人事のように、軽くメンバーへと告げる雷蔵
「我とライゾーであれば、無双できる!」
やたらと強気な子が一人
「ゴブリンとはわけが違いますからね・・・」
つらい過去を思い出してテンション下がっちゃた子が一人 (-_-;)
「何だか行けそうな気がしますぅ!」
詩吟を吟じてしまいそうな、発言をする子が一人 (゜Д゜;)
「Bランクが51体か、さすがにあたい達でも撤退だね」
普通の判断できる人がいました!(゜д゜)!
「正確に言うとBランクが50たいで残り1体はAランクだな」
「イデアBランクなら何体まで抑えられる?」
「2体が限度だね」
「秘密兵器を出す」
「「「「秘密兵器!?」」」」
「俺が、秘密兵器でイデアたちの方へは、2体以上行かないように間引くから」
「イデアが2体押さえている間に、白玲とジスレアが1体ずつ仕留めろ」
「あのう、私はどうしたらいいですかぁ?」
「クリスは保険だ、イデアが万が一抜かれたら防御結界を張ってくれ」
「わかりましたぁ」
そう言って、『魔導外骨格:ジンライ』を装着する
突然、暗闇から現れた鎧に包まれていく雷蔵を見て
「そ!それって魔導アーマーじゃないのかい!?」
「ライゾー、そんなものを隠し持っていたとは、我にも内緒で・・・(´・ω・`)ショボーン」
「魔導アーマーって帝国が使っている魔法で動く鎧ですよね?」
「黒くて立派ですぅ!」
一部、聞きようによっては、かなり卑猥な表現がありましたが、魔導アーマーとは、軍事帝国であるゲルベルト帝国が保有する兵器で、帝国が1体のみ保有している、魔導外骨格のプロトタイプを模して造られている
プロトタイプを保有してはいるが未だにその技術を解明できておらず、人が中に乗り込んで動かす金属製のゴーレムの域を出ていない
二足歩行のロボット・・・男の浪漫ではある
性能はプロトタイプに遥か及ばず、ましてやその後6000年間改良が続きられた、魔導外骨格には足も後も及ばない
魔力の消耗も激しいが、それでも、戦場に置いて巨大な人型兵器は敵に威圧感を与えるばかりか、かなりの戦果も挙げているらしい
「まぁ、魔導アーマーより、かなり強いな」
「何せ秘密兵器だからな!」
雷蔵がどや顔(本人はそうしているつもり)をして言う
子供がおもちゃを自慢しているようだ
「作戦は先ほど話した通りだ では行くぞ!」
そう言って、雷蔵は、ボス部屋の扉を開けるのだった
かなには、かなり広いはずのボス部屋に、ミノタウロスの上位個体が、所狭しと言わんばかりにひしめいていた




