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そんなこんなで歩いているのだがモンスターが出てこない。
そろそろ20階か25階ぐらいだろう。
道なりに進んでいると、前方に30体ほどのゴブリンの群れがいる。
洞爺湖に血を吸わせてやろう…
速攻を仕掛ける。
「『アースバインド』!」
15体程まとめて拘束する。因みに詠唱しているのは詠唱すれば魔法が強力になるのと、ゴブリン相手で知能がないから、魔法名叫んでも大丈夫だよねって慢心しているからである。何はともかく拘束したものの首を飛ばしに行く。
走る。すれ違い様に2体の首を飛ばす。そのまま逆手に持ち替えてもう2体ゴブリンの首もとばす。ゴブリンの群れを通り過ぎたら踏み込んで急ブレーキをかけ、また群れに突っ込み今度は袈裟で斬り、切り裂かれたゴブリンの隙間から後ろのゴブリンを逆袈裟に斬りあげる。それの繰り返し。
とりあえず拘束した15体は斬った。残りの15体は一気に斬り飛ばしたい。
「『ウッドクラフト』」
洞爺湖を長刀にかえ刺突する。
「牙突!」
あ、著作権大丈夫かな。この場を借りて謝っておこう。すみませんでした!
とりあえず3体は貫通できた。引き抜くのだが、後ろからゴブリンが迫ってくる、だが、問題はない。
「『ウッドクラフト改』!『槍衾』!」
俺が叫ぶと地面が盛り上がり、木でできた槍、剣、刀、メイス、斧などが飛び出してきて突き刺さる。あれ?ロンギヌスの槍があるんだが、何で?
ともかく刺されたゴブリンたちは血を噴き出しながら絶命する。そして残ったのはわずか数匹。大技を使ってみようと思う。
「『アースバインド改』『暴虐姫ノ処刑檻』!」
地面からアイアンメイデンが生えてきて扉が開かれるとその凶悪な棘の生えた中身を見せてくる。
心なしか震えているように見えるゴブリンを地から生えてきた腕が檻の中に放り込む。勝手に拘束具で拘束されると勢いよく扉が閉まる。
聞こえるのは一瞬の声にならない断末魔と血の滴る音。
俺が指を鳴らすと、檻は地に沈んでいく。
俺の頭に浮かんだしょうもない疑問。それはこの攻撃は物理か魔法かということだけだった。
そんなこんなで進んでいく。何となく鬱憤が溜まった時は魔物を斬り、そうでない時はただ走り、地下を目指す。
体感五十階だろうか、俺はボス部屋と思われる大きな門の前にいた。
ーー
???side
走らないと、そう私は森を走る。逃げなければ。
シュッ
「ひっ」
矢が飛んできた。殺すきはないのだろうが、怖いものは怖い。
震える足を無理やり動かし、私は森の奥を目指した。
メインヒロイン登場です。




