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白化行路(Hakka Kouro)

 謎の病“白化”が世界を浸し、人は肌と感情、記憶の順に薄れて最後は粉のように崩れる。海辺の骨原(こつはら)を歩く少年・凪(なぎ)と少女・澪(みお)は、互いに相手の名を紙に写し続ける旅を続けるが、白い風は毎夜、文字を奪っていく。終着で待つのは「最後にだけすべてを思い出す」残酷な回復と、間に合わない声。

・凪:寡黙で慎重。器用。白化進行②。歌がうまかったはずという“空洞だけの自覚”を持つ。
・澪:直感派で歩くのが早い。白化進行①末期〜②初期。水と音に敏い。
・灯台守の老人・岬(みさき):白化③。灯りの手順だけを覚えている。
・骨拾いの姉弟:白の風の向きを読む。交易役。
・旅芸の少女・雫(しずく):記憶を“結わえる所作”を知る。
・終着の島“白座(しらざ)”の女司祭:静かな反転点。
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