事の始まり。
北校舎、午後8時、とある教室にて
田中一郎「皆、揃っているか。」
啓太「はい。」
中澤「、、、」
ヒカリ「では、放課後秘密倶楽部始めますよ。
あれ、一馬が来てないよ。」
田中一郎「一馬は今、極秘任務中だ。」
ヒカリ「何の依頼?」
啓太「だから極秘だって!」
中澤「いいよなぁ一馬は、博士のお気に入りだからな、俺達ですら秘密にされてると気分悪いなぁ。」
田中一郎「愚痴ってもしょうがないだろう。俺達は依頼をこなそう。啓太、三丁目の山田さんの件はどう?」
啓太「この前の脱走した犬は夜の内に捕まえて
首輪つけといたよ。勿論誰にも見られていない。」
田中一郎「中澤、吉岡の親父さんからの依頼は?」
中澤「2-Aの吉岡って奴やっぱり変な奴らと関係があるね。今週末に集会があるから元凶を潰しておくよ。」
啓太「派手にやんなよ!いつも尻ぬぐいは俺何だからな!」
中澤「はいはい。」
ガチャ、、、
白髪の年の頃60後半の男が入ってきた。
田中一郎「校長、、、いや博士。部室に顔を出すなんて珍しいですね。」
博士「、、、マズイ事になった。」
田中一郎「?何がですか?」
博士「一馬が一色一馬君がパラレルワールドへ
迷い込んだ。」
ヒカリ「?か、一馬は死んだの?」
博士「いや、死んではいない。
もともと彼は力が強すぎた。彼には駄目だった。
私の開発した潜在脳力開発ウォッチを与えてはいけなかったのだ。」
潜在脳力開発ウォッチ
本来人間が持っている脳力を解放する装着で
どんな力がどんな風に開花するかは使ってみないとわからない。
額に開発ウォッチを充てて本人の音声で機械が反応して特殊な電磁波を発生して脳の未開発の覚醒を促す。
人によっては筋肉が増強したり視覚が優れたり
様々だ。
覚醒前に身体全身が眩く光る。
この非現実的な装着は決して誰かに見られたり
他言は禁止だ。
もし破れば時計を装着してからの全ての記憶が
抹消される。
博士「彼は国からの特殊任務を遂行していた。
相手は武装集団。」
中澤「ひょえ、犬探しとはえらい違いだ。」
啓太「おい!中澤!」
ヒカリ「静かに。」
博士「勿論皆も知っているように彼は特別だ
覚醒した時点でこの世の者ではない。
しかし現れてしまったのだ。
敵側にも特別な力を持った者が。
2人の力は真正面からぶつかり強力な磁場を発生させて時空を歪ませた。
彼に装着していた小型カメラの映像を今から
君達に見せよう。」
ヒカリは祈るような眼差しでモニターを見つめる。




