第48話 洞窟に居たのは
48話です。
お読みください!
「ナギどうやらお主が言ってた強いモンスターが現れたようじゃな」
緑竜さんが、そう言い後ろを見るとそこに居たのは虎のような大きなモンスターだった。
「虎にしては大きいなそれに鬣もある前の世界で聞いたことがある虎とライオンのハーフがいるって名前はライガーとか」
「ふむ、それじゃ奴はライガーというのかかなり強いなよくあの細い道を通ってきたもんじゃな」
「猫っていう動物は頭が入れば身体も入るそうですライガーもネコ科だと」
「猫は頭が入れば身体も入るのか知らなかったナギ、クロ来るぞ!」
ライガーが向かってくる火刀で受け止める。
「くっ何ていう力だ」
思わず横に逃げる。
「クロこいつはかなり強いぞ」
「ビャアァァ」
クロがライガーへと向かっていく。
「クロ、真正面からは止めとけかなりのパワーだ」
構わず正面からぶつかりお互いに噛み付き合う。
「クロ血が……!」
「ビャアァァ」
クロは、噛み付かれ身体から血を流しているが噛むのを止めない。
「ナギ、クロの援護じゃ」
「はい!」
黒刀も抜き二刀流になり逆手に持ち突進する。
ライガーは、クロからこちらに向き直り牙と爪で二刀流を受け止める。
「こいつやるなぁ……クロ今の内に火を吐いてくれ」
「ビャアァァ」
クロの口から火が出てライガーの背中を燃やす。
怯んだ所に火刀で焼き切る。
「グオォォォ」
ライガーは眉間から血を流し叫び声を上げる。
「いいぞナギ、クロその調子じゃ」
緑竜さんからの応援が入る。
ライガーはこちらに向かってくる2本の刀で受け止めるさっきは1本だったが2本なら……!
押され気味になるがなんとか受けきる。
クロが、後ろから飛び乗り爪を刺し首へと噛み付く。
「グオォォォォ」
ライガーは暴れクロを振りほどこうとする。俺は、黒刀に力を込め斬撃を飛ばすライガーの身体を斬撃が襲う。
ライガーの身体からどばっと血が流れ出て倒れる。
クロは止めとばかりに更に奥深く首を噛もうとする。
「クロ待ってくれ」
「ライガーお前の傷を治すから襲うのを止めてくれ」
「グルルルル……」
死にそうになりながらもこちらを睨み付けるライガー。
「ナギ、何を考えているんじゃ」
「こいつが襲ってきたのは僕達が、ここに来たからですよ恐らくここはこのライガーの住処だったのではと」
「なるほど……だが傷を治したらまた襲ってくるのではないか?」
「その時は倒します必ず……」
俺は、腰のホルダーから緑刀を抜き先ほど浴びせた斬撃部分の近くを緑刀で刺した。
「グオォォ……」
ライガーが鳴く。みるみる傷は治り斬撃など受けなかったように綺麗に傷は治った。
「グルルルル……」
ライガーが立ち上がりこちらに向かってこようとする。
「ライガー落ち着けお前の傷を治すだけだ」
俺はそう語りかけゆっくり近付く……
「グルル……」
唸りながらも警戒している。
「大丈夫ただ治すだけだから……」
左手をライガーの顔に触れながら右手の緑刀を眉間に当てる。
「グルル……グル……」
眉間の傷もすっかり治り傷跡は綺麗に無くなった。
「よし、治った切ってすまなかったな」
「グルルルル……」
「なぜここにいると言っておるな」
「緑竜さんライガーの喋ってる事が分かるんですか?」
「さっきまでは分からなかったが今のは分かったぞ」
どういう事だろう……
「僕達はここにいる……」
強いモンスターを倒しに来た? それは言えないがでも、嘘を付くのも……
「僕達は強くなるためここにいる強いモンスターを倒しに来たんだ」
「グオォォォ」
「なら何故傷を治した? じゃと」
確かに何でだろう……
「俺にもよく分からない……確かにここには倒しに来たが実際にお前と戦って傷付くのを見ていると何だか……」
「グルルルル」
「気まぐれなどで生かされたくはない殺せ」
「いや、俺はお前を殺さないそうだ! 村の守り神としてこれからは生きていくのはどうだ?」
「グルル」
「守り神だと?」
「今、ここにいる緑の竜はこの森を良くしていたんだが一度死んでしまって今は力が弱くなってしまったんだこの緑竜さんと一緒に近くの村を森を守ってはくれないか?」
「グオォォォ」
「守らぬと言ったらどうする?」
「だったら僕達はただ帰るそれだけだ」
「グルルルル」
「変わった人間だないいだろう事実一度は救われた命そこの緑竜さんと一緒に近くの村と森を守る事を誓おう」
ライガーは座り頭を下げる。
「そうかありがとう! 一度村にお前を紹介に行きたいんだ一緒に来てくれるか?」
「グオォ」
「分かった今から行こうそれからそこの緑竜俺の頭に乗れ連れて行こう」
「そうかい助かるのぅ飛んでるのは疲れるわいそれじゃ失礼するぞ」
緑竜さんはライガーの頭へと乗る。
「グルルルル」
「さっさと行こうって言ってるぞ」
「あぁ、分かった行こう」
「グルルルル」
「そこの黒い竜お前中々強いな」
「ビャア」
「勿論竜だからなって言ってるな」
「まぁまぁ、話しはここまでにして行こうかここからは大分時間かかるし……」
そうここまで来るのに2時間ほどかかっている。
それをまた戻って村へと帰るのだかなり時間がかかる……
「グルルルル」
「そんなに時間をかける事はないお前達も俺に乗れと言っておるぞ」
「本当にいいのか? 助かるよ」
その前に俺はクロの身体も緑刀で治した。
俺とクロは座ってくれたライガーに乗って洞窟を出ることにした。
これで今日はラストになるかもしれません。
次の話しが錬れれば次話投稿致します。




