第40話 熊との激闘 緑竜と共闘
第40話書き終わりました。
お読みください。
辺り一面が、暗くなり上を見上げる。するとそこには……
「緑竜さん……」
そこにいたのは緑竜さんだった。
「ナギ、来たぞあいつらが敵みたいじゃな加勢するぞ」
そう言い放った緑竜さんは熊達の上に降りた。
10体ほど熊が潰される。
緑竜さんは、口を開けブレスを放った。火竜の時とは違いかまいたちのような風のブレスだ。
あのバカデカい熊達を数体風のブレスで無数の傷を作り3体倒した。
「これが緑竜のブレスじゃ」
ブフーっと鼻から風を噴き出す。
「緑竜さんなぜここに?」
「何、今日のお供え物にメモがあってな」
「神様、神の使いナギ様とクロ様はとても良い方です。ですが何かあった時は助けて下さい。とな!」
ヒナかヒナが朝お供え物を持っていく時に一緒にメモを置いたのか。
「それに、わしの好物になった焼き魚が沢山あってのぅわしは嬉しくて嬉しくて」
ヒナのおかげだなそれにしても早速焼き魚をお供えするとは聞き分けの良い子だ。
「ナギ、あのデカいのはわしがやる村人を頼む」
「いや、僕達にもあのデカいのと戦わせてくれ小さい方は村人が何とかしてくれる。それよりあのデカいのが来たら村は潰れる」
「分かったならば共に戦おうナギ、クロ」
緑竜さんは、デカい熊に突撃して行った。
「クロ、俺達も続くぞ」
「ビャア」
俺達は、空へと飛び緑竜さんを越えデカい熊を黒刀と火刀で切りかかる!
熊の腕を切る。
「クロ、まだまだだもっと近付いてくれ何度だって切ってやる」
その後も切っては近付きを繰り返しようやく1体倒す。
「よしやったぞこの調子でいこう!」
「ビャアァァ」
緑竜さんを、見ると既に2体倒し3体目に噛み付き首と胴体を噛みちぎる。
これが緑竜さんの戦い方か風のブレスに噛みちぎるほどの顎の力いや、これが竜か……
味方だと何て心強いんだ。
「流石ですね緑竜さん」
俺達は、近付き緑竜さんに話しかける。
「ぶっ不味い血じゃのぅだから肉は嫌なんじゃこんな年老いた竜でもまだ役に立つもんじゃな」
「あと3体じゃ早く片付けようじゃないか」
「はい! 行くぞクロ」
2体目に向かった瞬間だった。
「ギュオォォォォオ」
「ギュオォォォォオ」
「ギュオォォォォオ」とあの緑の熊が叫び声を上げた時の声が3回聞こえてきた。
「嘘だろやっと最後の熊を倒したのにその叫び声は……」
ユウがそう呟き膝を付く……
後ろの熊は、全て片付いていたがあの声が聞こえたそれはつまり……
「緑竜さん、これはまずい事になったかもしれません……」
「なんじゃ今の叫び声と何か関係があるのか」
そう言いブレスで2体を倒した緑竜さんが言う。
俺達も、残りの1体に向かい切りかかる。
「さっきの叫び声でこのデカい熊はここに来たんですそれが今3回もつまり」
「そうかそういう事かつまりこれから更にデカい熊達の大軍が来るんじゃな」
「はいでも、来るまでにしばらく時間がかかりました何とか体制を……」
「その時間はなさそうじゃなナギ前を見てみろこちらに向かって来ておる」
緑竜さんに言われ前を見ると30体ほどのデカい熊がこちらに向かって突進して来ていた。
「くっどうすれば……」
「考えている暇などない戦うしかなかろう大丈夫じゃわしが止める」
そう言った緑竜さんは低空飛行で飛びながら熊達にブレスを吐きながら向かっていく。
数体かまいたちにより倒れるがまだこちらに向かってくる。
「緑竜さん、いくらあなたでもその数は無理だ一旦引いて体制を」
その瞬間、緑竜さんと熊がぶつかり合う。熊に噛みつかれ爪を刺されながらもブレスを吐き続ける緑竜さん。
緑竜さんからは、緑の血が流れ熊に押され村の入り口まで押される。村の入り口と見張り台が潰れる
「緑竜さん!」
「ナギ、男なら負けられない戦いがあるじゃろそれが今じゃ……っ!」
そう言い熊に噛み付き左手と右手の爪でそれぞれ1体ずつ熊に傷を負わせる。
そうだ俺は何をやってるんだ……
「ビャアビャア」
「あぁ、そうだな緑竜さんがあそこまでやってくれてるんだ僕がただ見ているわけにはいかないよな僕達も戦おう!」
「緑竜さん、すみません僕達も戦います今が負けられない戦いですから!」
「そうじゃここが踏ん張り所じゃ」
ブレスを吐きつつ左手と右手で掴んだ熊にブレスを浴びせる緑竜さん。
熊達は、綺麗にスパっと切れていく。
俺達は、赤いデカい熊に向かっていく火刀に力を込め切りかかるが緑の熊と違い切れ味が悪い。
「ナギそいつら赤い熊に火刀は相性が悪い他の熊を狙うんじゃ」
「分かりました!」
相性なんてあるのかクロの火がレッドウルフに効かなかったのは奴が赤い色で火の耐性があったからか。
白い熊に向かって二刀流で切りかかる。熊は燃えながら斬撃で眉間から血を流す。
「ナギいいぞその調子じゃ」
更に切りかかり燃やし切る。
だが数が多い……
「いや、考えるなクロどんどん向かってくれ倒す!」
「ビャアァァ」
何とか、残り10体まで来た所やつらは一斉に緑竜さんへと向かっていく。
「緑竜さん! 逃げて!」
「神様逃げて!」
ヒナの声も聞こえる。
緑竜さんは、後ろを一瞬見て前を向き直し受け止める体制を取る。
「クロ、少しでも足止めするぞ」
熊達に向かって火刀で両目を燃やし斬撃を飛ばしもう1体止めるだが残りが緑竜さんへと向かって行った。緑竜さんは八方向から噛み付かれ血を流す。
「グアァァァァぐっこの熊どもがぁ」
今日一番威力のあるブレスを吐き八方向から来た熊に浴びせる。
熊達を切り刻んだ後緑竜さんは倒れた。
「緑竜さん大丈夫ですか!? クロ残り2体必ず倒すぞ!」
「ビャアァァ!」
両目を焼かれた熊は視界が悪くなり違う方向へと歩き出していた。
「さっき斬撃を食らわせた方から倒す」
クロは、そちらに向かい近付く火刀を収め黒刀を両手で握り全力で斬撃を放つ熊の頭が真っ二つに割れ倒れる。
「ラストだ喰らえ」
またも全力の力を込め斬撃を放ち目が燃え視界の悪くなった熊に放ち切り倒す。
「よし倒したぞやったそうだ緑竜さんクロ緑竜の所に向かってくれ」
急いで緑竜さんの元へと向かった
「緑竜さん大丈夫です……か……」
緑竜さんの身体からは沢山の緑の血が流れている。
「久しぶりに暴れたわいちと疲れたのぅ……」
「緑竜さん目を瞑っちゃダメです! 起きてください!」
どうすれば……何か使える物はないか……
何か……そうだヒールいや、こんなに血が流れていては全てを止めれない。そうだ!
俺は、アイテムボックスを漁り竜の雫を取り出す。
「緑竜さん、竜の雫ですこれなら治るかもしれません! 飲んでください」
緑竜さんは、ゆっくり口を開ける俺はその開いた口に竜の雫を垂らす。
「あぁ……身体が癒えていく……楽になったよナギ」
「良かったこれなら治りま」
「すまんのぅせっかく貴重な竜の雫を使ってくれたのにわしはどうやらここまでじゃ」
そう言った緑竜さんの身体は、霧状へと変化していく……
王から聞いた火竜は、霧状へとなっていなくなったと……
「緑竜さん死なないでください! まだ話したい事沢山あるんです焼き魚だってまだ食べたいんじゃないんですか!?」
「焼き魚また食べたいのぅ……ナギとクロとももっと話したかった……」
緑竜さんはどんどん霧状になっていき消えかかっていく……
「緑竜さん……すみません……僕が、悩んだからあなたを救えなかった……」
「ナギのせいじゃない……お主は良く頑張った……ありがとう……また会えると良いのぅ……ナギ……」
そう言い終わると緑竜さんは消えた……
残ったのは鞘と柄が緑の刀の竜具だけ。
俺はそれを抱き抱え。
「緑竜さん、すみません僕が弱いばかりに……本当に……すみません……」
俺は泣いた……
クロは下を向き……
村人も泣いた……
「ナギさんこれ!」
ヒナが、泣きながら俺に声を掛ける。
指を指された方を見るとそこには緑色の小さな卵が落ちていた。
ヒナはそれを拾い上げる。
「きっと神様いえ、緑竜様の卵ですよ」
緑竜さんの卵……?
「だが竜は、死ぬと数年後に復活すると」
「竜については謎が多い緑竜は死ぬと卵になるのかもしれん」
村長がそう言う。
俺はヒナが持っていた卵を触りながら言う。
緑竜さんあなたにまた会えるんでしょうか……
会いたいですまたあのニカッと笑った顔を見せてくださいよ……
その瞬間、卵にヒビが入り卵の上半分が取れ緑色の雛がピーピーと鳴いている。
「緑竜さん……」
俺は、その緑色の雛の頭を撫でた。
緑色の雛はニカッと笑った。
書いている途中泣きそうになりました……
前回もですがまだまだ上手く戦闘シーンを
書けません……
もっと文章力があれば……
伝わってるといいなぁ……




