あんたはなんだ
「ッ……!」
私は落ちる衝撃に備えて目をつぶっていた。
あん? そんな事しても無駄な努力だと? うるせぇ。
まぁ、そんなこんなで窓から私は落ちたわけだ。
だが、一向に私の身体になんか凄い衝撃はやってこなかった。
思えば、柔らかい物で身体を包まれてる感が半端ない。
私は、恐る恐る目を開いた。
視界の橋にちらつく太陽が眩しい、が……それ以上に気になる物が⁉
「大丈夫か? カスミ」
そこには、ピエトルでも、カザルでも無い美形……
レグルスが私の事を支えていた。
☆
「あなた……レグルスくんの、なんなの?」
ところ&場所が変わって……
雷の国の宰相様から喧嘩売られとるんだが……
そんなことををする暇があるならば是非レグルスにその思いを伝えて欲しい。
「さ…さぁ……?」
正直、私もあいつのなんなのか、とか言われても困るところだ。
そもそも、結局私は曖昧に言葉を濁して答える他なかった。
「さぁ? って……! そんな適当な気持ちで!」
憤られてしまった。
だが、確かに私もこれまでレグルスに対してどんな気持ちがあった、とか特に無いのだ。
だからそんな事を言われても困るんだよ!
とか、私が口にだして行ってやろうかと思った時。
「カスミ、探したぞ……」
ピエトルが現れた。
やめろ、てめぇがしゃしゃりでてくると余計混乱するじゃねぇか!




