アマヅカミ
デレた!
カスミがデレた!
むかし、弟に言われた事を思い出した。
「姉ちゃんて、多分世界が滅んでも生きてるよ」
まったく、そんなはずあるわけなあだろうに!
世紀末ってのはな!
汚物は消毒されたり、秘孔を突かれたら爆発したり、死ぬ時は我が生涯に一片の悔いなし
とか、言わなきゃならんような世界なんだぞ!
そんな所で生活できる分けないだろうが!
と、弟に返したところ
「世紀末までは生き残るのかよ」
とか言われてしまった。
☆
「返して! 返してよ!」
「ギャババ! いーやーだーねー!!」
うわぁ……あんなキモイ笑い方するやつ、始めて見たわ、おもしれ~。
え?
私が今どこにいるかって?
“沼の街”カズラ唯一の商店街だ。
ははは! やはりご当地グルメは食べねば!
とか、思ってリトアに案内して貰ったんだが……
「さ…サーラ!!」
え? あのチンピラに絡まれてる子 あの女の子?
信じられないくらいどうでもいいけど、チンピラって響きエロいね。
「リトア……助けてあげな」
「……良いのかよ」
いや、むしろ何がいけないのよ?
「わかった……まってろ……!」
駆け出すリトア。
その背中は、やっぱり弟のように映ってしまって……
ーーさっきの待ってろ、
どっちに言ったのかな?




