テンプレート
あけましておめでとう御座いますーー!!
こ☆と☆し☆
も 宜しくお願いしマッス!
“沼の街 カズラ”
「ま、狭いけど上がってよ」
上がってよ、と言われて簡単に入れる乙女がいるか!
まぁ、私は入るけどな!
「……本当に狭い」
私はこのショタ……リトアの家に来ていた。
狭いよ! とっても狭いよ!
具体的に言えば六畳半が一部屋だ。
で、そこに所せましと変な道具とかがあるしな!
「これなに?」
「魔道具だよ、ここらの“沼の街”で生きてく為には必要不可欠さ」
私にお茶をいれながら、朗らかに答えるリトア。
ふむ、苦しゅうない。
「あ……ありがと……」
コトン、とお茶が差し出させる。
今思えば、こんな風に男の子と気後れなく喋ったのはいつぶりだろうか……?
あぁ、あの神には気後れしないから20時間ぶりくらいか。
「で……えーと、カスミ……? アンタ、なんで荒野のど真ん中なんかにいたんだよ?」
そうだ! 私はあのバカに送り返された後、荒野のど真ん中にいたんだ!
「別に……?」
本当の事なんざ口が裂けても言えないぜ!
だから、言い訳的に言うと……
リトアは顔を染めて……
「じゃあさ……此処に、残らないか?」
テンプレートに事が進むとしてもコレは速すぎだ!
ーー頬を赤くして、そっぽを向くその姿に、弟を重ねたかもしれない。




