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0を司る者  作者: 理外
20/23

第19話 ダンジョンとレベル祭り【3】




4階で蝙蝠と豚を倒し、レベルもかなり

上がって5階へと進む零。



5階で感知した気配は大きく分けて3つ。


だが、道は一つ。


要は3連戦である。


よし。張り切って行きますか!!



最初のドームに居たのは、



蜥蜴。ファンタジー的に言うなら

リザードマンだろうか??

体長2m程。

硬そうな青色の鱗を纏った直立二足歩行の

蜥蜴である。

盾は持っていないが、剣を持っている。


数は30体。


まぁ先ずはステータスだな。


鑑定。



ステータス

グラディエーターリザード LV. 268

HP 3100/3100 MP 2500/2500

STR 1500

VIT 1500

DEX 1500

AGI 1500

INT 1500


スキル

水魔法 LV8

水魔法耐性 LV5

剣術 LV10


ハイスキル

剣術・極 LV3


ウルトラスキル


称号




グラディエーターリザード。

名前無駄にかっこいいな・・・。

剣闘士か。確かに剣術・極とかスキル

あるし強いんだろう。

ステータスは均等。器用貧乏とも言う。

器用な感じはしないけど。



あの硬そうな鱗に鎌鼬が通るか不安なので

、雷魔法【雷槍】でブチ抜いていく戦法に

する。恐らく鎌鼬でも行けるだろうが、

保険である。保険。



ドームへと足を踏み入れる。


すると蜥蜴達はこちらを見て、周りを

囲んできた。一定距離離れているし、

剣も向けて来ないので、とりあえず様子を

伺う。

先程のオークジェネラル同様、1体だけ

前に出てきて剣を一振りこちらに投げた。


それをキャッチすると蜥蜴は剣を構えた。


なるほど。剣で勝負してほしい訳か。

こりゃ名前に剣闘士と付くだけあるな。

面白い。


まぁそろそろ剣も使って見たいとは思って

いたのでちょうどいい。


受け取った両刃の剣を見よう見真似で構える


今回はこちらから動く。


まずは縦一閃。


で。終了。


・剣術を習得しました


・剣術のレベルが上がりました。


周りの蜥蜴達は唖然としている。

この状況を作り出した零自身も若干

驚いている。


それもその筈。

余りの速さに蜥蜴は反応出来ず、

剣を綺麗に頭から受け、縦に一文字。

その体は綺麗に半分である。




だが、蜥蜴達は凄かった。

その後もそんな人間の皮を被ったバケモノに対し、臆する事なく1対1で勝負を

してきたのだ。


これに敬意を表して。

此方も毎回全力で一太刀をお見舞いして

あげた。


結果、30回目の素振りで幕を閉じた。

蜥蜴達の持っていた剣は全て壊れ。

最後の1体と闘う時にはもう剣が

無くなってしまったので、仕方なく

マーリンからもらった剣を使って、

綺麗に壊れた。


・剣術のレベルが上がりました


・剣術のレベルが上がりました


・・・


・レベルが上がりました


・レベルが上がりました


・・・


幾度目かのレベル祭りが始まり、

いつも通り蜥蜴の死体を回収する。

最初の1体以外は心臓付近は逸らして

切っていたので、恐らく魔石に傷はついて

いないだろう。

レベル祭りが終わりそのまま進む。





次のドームに居たのは、



またしても蜥蜴である。


今回数は1体のみ。

体長も先程の蜥蜴と同じくらい。


ただ、鱗が白い。

目を閉じて座っている。

どこか仙人の様である。



鑑定。



ステータス

マスターリザード LV. 375

HP 4000/4000 MP 1000/1000

STR 4000

VIT 1000

DEX 4000

AGI 4000

INT 1000


スキル

剣術 LV10


ハイスキル

剣術・極 LV10


ウルトラスキル


称号




剣術・極を極めてる!!

これは楽しそう!!

ちょっと遊んで貰おう!!




マーリンからもらった最後の剣を取り出し

ドームへ入る。



マスターリザードはまだ微動だにしない。


近づいても、指で突ついても動かない。

死んでんじゃないかな??と思い。


軽く剣を振ると、剣の柄で受け止められた。


漸く動いてくれたので、一旦離れると

また座ったまま動かなくなる。



イラッとしたので、少し速さを上げて

剣を振るう。

するとマスターリザードは最小限の動きで

俺の一振りを避け、最速のルートで俺の首

へと剣を走らせて来た。


それを間一髪。バク転の様な形で避ける。



スゲェ!!



マスタースゲェ!!


・剣術のレベルが上がりました


・剣術・極を習得しました


マスターとのステータスの差は約4倍から

5倍くらいはあるはずである。

のに!!

結構近くまで剣来てたよ!!

流石、マスター。



先程のカウンターを避けられたのが意外

だったのか、座らずに剣をダラリと下に

下げた状態で此方に身体を向けている。

恐らく、あれで構えなんだろう。

剣術・極を習得したせいなのか、若干だが

スキがない事に気がつく事が出来る様に

なっている。


なんだか此方から動かないと動きそうに

無いので、攻める。


攻撃が当たりそうで当たらない。

だが、避ける事が精一杯なカウンターを

入れてくる。

勿論、本気で闘っている訳ではない。


本気でやれば剣が壊れるし、何より一撃で

終わってしまう。

Wで勿体ないので、剣はどうせ壊れる

だろうが剣術・極のレベル上げをさせて

もらっている。


・剣術・極のレベルが上がりました



約30分、攻撃しては躱され、カウンターを

避ける事をしていたが剣術・極のレベルが

上限に達したので、ここらで終わりにさせて

もらう。


今まで同様にまずは縦に一文字。

それを左に躱されそのまま横薙ぎに

カウンターを入れてくるマスター。

それをしゃがみながら回転して躱し

さらに回転を利用して横薙ぎにカウンター

をギアを上げて返す。


流石にそれにはマスターも躱せず、

胴体が上下でおさらばする。


・レベルが上がりました


・レベルが上がりました


・・・



マスターとの剣術稽古が終わり、

レベル祭りが始まる。


マスターの亡骸を収納し、マスターの

使っていた剣を手に取る。


鑑定。



《妖刀・ムラサメ》

武器ランク:SS

状態:最良

・剣術・極のスキルを極めた者のみが使用

できる刀。

・使用中は魔力を吸われるが、相手の攻撃の

一手先がみえる。



なんかすんごい武器を手に入れた。

最近では魔力は尽きる事知らないし、

俺にぴったりの武器だな!!

次元収納に仕舞おうかと思ったが気分的

にそのまま持っておく事にした。



腰にムラサメを添えてドームを抜け

進む。





次のドームに居たのは、




なんだろう??

何もいない??


いや、一応反応は正面から感じる。

けど、何も見えない。

うーん、透明化とか使えるタイプの

魔物なのかな??

鑑定を使ってもやはり見えないからなのか

反応はない。


魔法を外から撃ち込む。

これはかなり前にウルフの時既に試して

いる。

結果はドームに入るところで消える。

である。

何故かは分からないが消えてしまうのだ。

外から一方的に攻撃というのはできない。

魔法を発動した状態で自分も入るのであれば

魔法は消えないので、余計意味が分からない



となれば確認するには中に入るしかない。


金魔法の鎧に不備がないか確かめ、ムラサメを構え、【雷槍】の準備をして進む。



そしてドームへ入り、とりあえず魔力の

気配に雷槍を50発程撃ち込む。




・レベルが上がりました


・レベルが上がりました


・・・






ぇ??終わり??



すると目の前に非常に大きなジェル状の

何かが現れる。


鑑定。



ステータス

インビシブルスライム LV. 490

HP 0/10 MP 4200/5000

STR 10

VIT 980000

DEX 3200

AGI 10

INT 4700


スキル

吸収 LV10

物理耐性LV10

透明化 LV10


ハイスキル

物理無効化 LV10


ウルトラスキル


称号




どうやら透明化持ち超物理職ブレイカーの

スライムが正体の様だ。



でろーんとしたジェル状の物が5m程

広がっている。

それを必要なのか分からないが収納し、

一旦ステータスの確認をする。




ステータス

広瀬 零 LV. 2035

HP 405380/405380

MP 405380/405380

STR 101190

VIT 80946

DEX 101190

AGI 161902

INT 101190


スキル

剣術 LV10 NEW

火魔法 LV10

水魔法 LV10

風魔法 LV10

土魔法 LV10

詠唱省略 LV10

魔力操作 LV10

魔力感知 LV10

瞑想 LV10

夜目 LV5

解体 LV10

獲得経験値倍加

ステータス上昇率倍加

バース言語理解

鑑定 LV7

偽装 LV8

高速睡眠 LV10

睡眠学習 LV10


ハイスキル

剣術・極 LV10 NEW

炎魔法 LV10

氷魔法 LV10

雷魔法 LV10

金魔法 LV10

空間魔法 LV10

収納魔法 LV10

無詠唱 LV10

並列思考 LV10

睡眠魔法 LV1


ウルトラスキル

0 LV2


称号

召喚されし者

魔導の探求者

魔導の真理を見定めし者

睡眠を極めし者

0を司る者





ん???


2000??


1000通り越して2000??


さいですか・・・。


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