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(三)‐3

 シッコがカメラをジョージの方に向けながらそう言ってシャッターを切った。

「切り離ししてないのか?」

 そう言いながら、ジョージがシッコを押しのけて窓の外を見た。

 窓の外の下の方には大きな円筒形のブロックがあった。その表面には日本の国旗がペイントされKOUNOTORIと書かれていた。

「あれ、十年も前のものだろう。不具合が起きても仕方ないんじゃないのか」

 シッコがジョージの後ろから言った。

「それはない。設計は十年前のものだが製造は打ち上げの半年前だ。この輸送船は使い捨てだからな」

 そう言いながら、ジョージはすぐに壁面の手すりを自分の方に引き寄せるなどして隣の制御ブロックへ向かった。


(続く)

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