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少女妄想幸福日記  作者: ハル
57/84

五十七人目


よく、物には魂が宿るというがそれは本当だった。


もちろん、最初は信じていなかった。だけど、


「よくも俺を捨てやがったな!」


実際に人形に襲われればいやでも信じる。


「だって、あなたもうぼろぼろでしょ?きちんと大切に扱っていたんだから文句なんてないでしょ?」

「大ありだ!てめぇに分かんのかよ!いきなり捨てられる気持ちが!」

「あなた、人形でしょ?」

「おうとも!」

「なら……「でも心を持っている!それじゃだめなのか?」


……戯言を。

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