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少女妄想幸福日記  作者: ハル
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四十三人目


祈りは届かない。


普段から信仰しているならともかく、都合のいい時だけ祈っても届かないのは自明の理だろう。


だけども、それでも祈ってしまうのはなぜだろう。


私はあの日に神などいないと悟ったはずなのに。


神は私を救ってはくれなかった。


飛行機をジャックして墜落させた私は生きて、乗客やパイロットは死んだ。


なぜなんだ。なぜ私のような大罪人が生きて彼らのような綺麗な魂が死ぬのだ。


私は運命に好かれているのだろうか?


それとも神に好かれているのか?


違うな。


ただの結果がそこにあるだけだ。

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