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少女妄想幸福日記  作者: ハル
37/84

三十七人目


あれだけ待ち望んだ静けさは、私の心を蝕んでいった。


「この部屋、こんな広かったっけ?」


家具は持っていってないはずなんだけど。

たった一人大人がいないだけでこんなにも、寂しくなるのか。


「やっと、私の人生が始まるのよ!」


リビングで高らかに宣言する。声は静かに沈んでいく。


「なんか……さびしいな」


なんでだろう?ずっと目障りで、うざくて、うるさくて、そんなところが……


「なんで、もっと早く素直になれなかったのかな」

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