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少女妄想幸福日記  作者: ハル
27/84

二十七人目


サイン会当日。私の手は見知らぬ男どもによって汚れていった。

一人、また一人と数をこなしていくうちにだんだんと汚れていく手が腐りつつある気がした。


「いつも、癒されてます!」

「頑張ってください!」

「応援してます」


ありふれた言葉は私の心を順調に蝕んでいった。


「ありがとうございます」


この一言を笑顔で言えば奴らは満足して帰っていく。

多様性が尊重される今の時代は私に合っている。私のことは塩対応アイドルとして一定の需要があるようだった。


「早く帰れ」

「ありがとうございます!」


便利な時代だよ。本当に。

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