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無価値と言われた人間が異世界では絶対必須でした  作者: メバル
4章

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35/76

【35】奴隷解放

『奏汰、以前お前が言ってた奴隷街の話だが、可能ならば全員救いたいと言ってたな?

 だが神の子になり眷属になったお前には、救える人間と救えない人間が、見ただけで判断できるようになっていると思う。

 それを踏まえた上で今から奴隷街に行ってみようと思う。

 俺はお前を助けるまでは人間を皆殺しにするつもりだった。

 争いの種しか生まない存在で、更にこれからの世界には不要だったからだ。


 お前を助け我が子として接して行くうちに救える可能性があるものだけは、救おうと思えるようになった。

 奏汰、それでもいいなら一緒に着いてきなさい』


『勿論行くよ』


『リコピンも着いてこい。奏汰を守ってやってくれ』


『はっ!承知しております!』


『ルドラすまんが城の守りをしててくれないかい?』


『任せておけ。気を付けて行くんだぞ』


『ああ。奴隷街の近くまで転送するから陣に入れ』



 健汰たちは奴隷街の近くに着き奏汰の案内で実際街に入ってみみることにした。

 荒んだ街、酷い悪臭、一目で惨さが分かる現状であった。


『これは……酷いな……』


 健汰の目【神の目】は的確に見えている。

 ざっと1000人位は居るな。

 救えるのは……700人か……結構居るな。

 健汰は奏汰に何人救えるか聞いてみた。


『何人だ?』


『……600人』


『基準は?』


『殺人歴がなく治せない病に罹っていない者』


『まだまだだな。生きるためでも犯罪はNGだ。

 それを許すと助けてもらえても、苦しくなったら同じ過ちを繰り返す。

 人とはそういうものだ。

 俺の基準は犯罪歴がない者のみだ。

 病は全て俺が治癒できる。

 体の傷も、空腹も、心に負った傷は……

 お前が本当に助けたいと思うなら、正面から向き合って話してあげろ。

 娼婦とか関係ねー。救える命は救う!

 罪を犯した者は救わない!

 基準はこれだけにしろ。じゃねーと身が持たねーぞ』


『肝に命じるよ。ありがとう……

 僕より数が多いなんて。やっぱり父さんは神様なんだね』


 嬉しそうに奏汰が微笑んでいた。


『奏汰これかれ、この人達を俺が助ける。

 神都付近にある城と城下はお前に預ける。

 お前はそこで王となり助けられた人間と生きろ。

 助けれる人間は増えるかもしれないが、これだけは絶対に守れ!【罪を許すな】犯罪には被害者が必ずいる。

 小さき罪だからといって王が許しても、被害に遭った者の気持ちはどうする?報われないだろう?』


『罪を許すな……わかった』


『リコピンを連れていけ、あいつらも元は人間だ。

 何かあったら俺を頼れよ』


『ありがとう……父さん』


『【神の名の元に命ずる】

 700人の治癒と空腹を満たせ。

 更に全員を城下に転送せよ。

 奏汰お前はこれより人間の王となる事を命ずる』


『承知いたしました!』


『リコ、ピン奏汰を頼むぞ……

 紅羅真も頼むな……頑張れよ、奏汰』


『承知しております』


『そう案ずるな。俺も居るから大丈夫だ』


 こうして700人の奴隷を地獄から解放したのである。

 奏汰達の転送を確認しウランに罪人達を転送して託した。

 色々な実験材料になって最後は食われるんだろーなー……


奏汰を王にしたことは健汰の中では賭けな所があります(._.)

失敗したら…

考えたくないですね(>_<)


下手くそな小説にも関わらず

いつも読んでくれてる皆様、本当に感謝しています(._.)

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無価値と言われた人間が異世界では絶対必須でした

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