【30】オルタの涙
4章突入です!
4章は比較的マッタリする話も出していく予定です
『ゲイト、カザスとレインを呼べ。
コッペとルドラ、お前達もここにいろ』
必要メンバーが続々と揃い、全員集合した所で健汰が話し始めた。
『揃ったか、色々言いたいことはあるだろうが、先に話を聞いて欲しい。作戦も含めて話すから良く聞いてくれ。
まずこの話をしよう。カザス、レイン!オルタの居場所がわかった。場所は人間の住む町で現在はギルド協会の長をしている。
状況から考えてサミュエルと繋がりがあり、更には奴隷を黙認している側の立場になる。今のオルタを救うには色々と手順がいるが先手は打ってある。
オルタをウランの居る最前線に連れ出す手順になっている。
俺がオルタへ呪縛を掛けウランが尋問する。その後はコッペ……慈悲を手向けよ。万に1つ戻らなければ邪気は俺のストレージへ保存する』
『それではお前の身が!』
心配するルドラ。
『俺は大丈夫だよ。カザス、レイン、あとは君達の思いで魂の奥底にある記憶を引き戻すんだ』
『神様……恩に着ます』
『気にすんな。奏汰、城の守りをゲイトと頼むぞ』
『わかったよ父さん』
ボンクはオルタを作戦実行地点にまで誘導していた。アイツにしては上出来だ。このままこちら側の人間として生かしてやろうかとか、少しだけ思ってしまった。
『無用心だな。ギルド長!いや、オルタ!』
『!?』
オルタが身構えたときには、既に四方八方を囲まれている状況が完成していた。
『気付くのがおせーよ。最早、お前は袋の鼠だよ。呪縛!!』
『うご……け……ない』
『やれ、ウラン、なるほどな全部ではないが読めてきた。
アイツもまた、囚われ身か……コッペ、一応慈悲をかけろ』
『なにこれ……戻せない。なんで?』
『やはり呪印か。カザス、レイン準備しろ。
【神の元に命ずる】この者に付いている邪気及び呪印を我が身に吸収し、オルタを神の威光で包め!』
一面が神々しく照らされる。
その間にカザス、レインが昔話をオルタにしている。
オルタへの愛。オルタとの大切な時間。居なくなってからの寂しすぎた時間。必死で思いを告げていると、オルタの頬から一滴の涙が滴り落ちた。皆の思いに共鳴しダークエルフから戻っていきエルフに戻る事が出来たのである。
『苦しかったよ……辛かったよ……会いたかったよ。
カザス、レイン、やっと会えたね……』
『バカ野郎……こっちのセリフだよ』
『良かった本当に良かった』
3人のエルフの兄弟が抱き合って泣いていた。
良かったね本当に。
この禍々しい邪気は俺のストレージの中で浄化しよう。
次は堕天使救済だな……これに関しては俺自ら動こう。
ここまで色々なキャラを出して活かしきれてないので4章では、そこら辺を触れていこうかと思います
アホキャラは、ワンサカいますからね……
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